皇室にとって2020年は戦後最大の危機ともいえる1年になりました。
皇室経済や、皇室の意義を改めて考えるきっかけとなった事は喜ばしいのですが、それに対してなんら対策を打ち出さなかった宮内庁の怠慢、そして今上夫妻の「自分が一番可愛い」態度が今後の皇室に暗い影を落とすでしょう。
年明け、新年一般参賀や歌会始めなどは正常に行い、危ないと言われていたけど天皇誕生日の参賀や祝宴までやってしまった後で「自粛」生活に入り、一時期は動静がわからなくなってしまいました。
そもそも皇后が歌会始めで「災いを」と詠んだことに大変びっくりしてしまい、去年から続く令和の災害、今度は何が起こるんだ?と心配していたら、最終兵器のようにコロナが襲って来たのでした。
歌は言霊です。
皇族がこの「言霊」を信じないで「関係ないわよ」と言ってしまったらもう国は終わりだなと。
けれど、皇嗣家による済生会病院への手作り防護服の話題は国民にとても幸せな気持ちを与えてくれました。
いち早くオンライン公務を取り入れた皇嗣家では、外に出ないで様々な活躍をし始めました。
しかし、天皇家では「宮内庁の反対」とかで、オンラインに進まず、一々人を呼びつけて恐ろしいくらいの距離をとっての「進講」が公務代わりとなりました。
皇后の「養蚕」は結果的に「なんちゃって」に終わり、その後、言い訳するかのように愛子内親王の気持ち悪い蚕の写真を使って「養蚕に熱心」アピール。
何でそこまで熱心にアピールするんだろうと思いましたが、一度こだわりだすと気になってしょうがない。何が何でも誉め言葉が欲しかったんだろうと思います。
「雅子皇后は自粛になって公務がなくなった事による適応障害」とかわけのわからない言い訳が続きました。
夏の終わりには一度「英国から来春には来てほしい」要請を受けますが、呪いなのかイギリスのコロナは広がるばかり。
春に学習院大学に入学した愛子内親王はオンラインのみで授業を受け、登校したのは今のところ1日。
もう19歳だというのにいつまでも小学生のような印象しか持てませんけど。公務見習いもなく、平日はきっと遊んでいるんだろうなと思いつつ。
延びに延びていた立皇嗣の礼が行われた11月。
皇嗣夫妻の立ち居振る舞いの素晴らしさと仲の良いご夫婦ぶりが際立ち、これで一安心・・・と思われた時に「眞子さまのお気持ち」が発表されたのでした。
元々「何等かの説明を」と皇嗣殿下がおっしゃっていたので、立皇嗣の礼が終了するのに合わせて出されたのでしょうけど、この「眞子さまのお気持ち」はまさに爆弾発言。日本中が驚き、失望した瞬間でした。
けれど結果的にこれがKKへの最後通告になった事は事実。政治家や宮内庁長官まで発言するようになっても逃げ続けるKKに退路は断たれたと思います。
これが眞子さまの真意なのかどうかは別として、かなり「結婚」そのものが出来ない雰囲気になってきたのは事実。
皇嗣殿下の誕生日発言「憲法に則って言えば結婚を認める。けれど婚約は別」という言葉がさらに謎めいた決めての一手となり、回りも真剣に考えざるを得ない状況になっています。
天皇と皇嗣の繋がりも日々疎遠になっていく様子が見てとれます。
長男であり溺愛されてきた筈の今上はまるっきり上皇夫妻には関心がないみたいですし。コロナ禍における家族関係を見直さないといけませんよね。
2021年、どこまで今のような状態が続くかわかりませんけど、皇室の在り方も変わって行くのだろうと思います。
希望としては、もっと国民に寄り添って欲しいと思いますが早々に上皇夫妻の引っ越しなどが控えておりそれは無理かな・・・