ふぶきの部屋

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雅子皇后 57歳に

2020-12-08 17:17:34 | 皇室報道

 皇后陛下 お誕生日おめでとうございます 

「誕生日文書全文」

今年もこうして無事に誕生日を迎えることができますことを有り難く存じます。

今年は、特に命の大切さ、尊さについて改めて深く思いを寄せる年になりました。

1920年頃に世界的に大流行したスペインインフルエンザ以来ほぼ1世紀を経た今年、思いも寄らず世界中が新型コロナウイルス感染症の大きな災厄に見舞われることとなり、大変に心の痛む年でした。

新型コロナウイルス感染症により、世界中で、そして日本国内でも多くの方が亡くなっていることに対し、この場をお借りしてお悔やみ申し上げます。

世界の各地で、あるいは日本国内で、多くの方がこの感染症に苦しみ、懸命の治療にもかかわらず亡くなっていく現実は、本当につらいものです。

このような中、医療に従事される皆さんが大勢の患者さんの命を救うために、そして感染の拡大防ぐために、日夜献身的に力を尽くしてこられていることに、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。

医療に従事される皆さんには、特に感染拡大の初期には、治療法もまだ確立されない中、また、防護服やマスクを始めとする医療物資が大きく不足する中にあって、どれ程の不安と緊張の中で、自らの命の危険も顧みず、強い使命感を持って治療に当たってこられたことかと、本当に頭の下がる思いがいたします。

我が国では、幸いにして、今までのところ感染爆発のような事態には至らずに、諸外国と比べると感染拡大をある程度の規模に抑え込むことができておりますが、これは、感染症対策の専門家の方々の見識と御尽力、政府や地方自治体による取組、そして、多くの国民の皆さんによる様々な面での協力とたゆみない努力のお陰であると、非常に有り難く思っております。

一方で感染症感染拡大が経済社会活動に大きな影響を及ぼしている結果、経営破綻や失業に追い込まれるなど、苦境に立たされている方が大勢いらっしゃることにも大変心が痛みます。

また、新型コロナウイルス感染症に感染された方や医療に従事されている方、あるいはその御家族に対して、差別や偏見の目が向けられるという問題が起きていることや、制約の多い生活が続く中で、家庭内での暴力や子供への虐待が増加している可能性があるということも耳にしており、案じています。

大きな禍に見舞われている社会の中で起こりやすい問題とはいえ、今後、皆が心穏やかに日々を過ごせるようになることを願ってやみません。

私自身は、特に昨年来、全国の多くの皆様から寄せられた温かい祝意に感謝しつつ、国民の皆様の現在の困難な状況を思うとき、国民のお一人お一人が、幸せであっていただきたいかけがえのない存在であるということを身にしみて感じます。感染症の不安が渦巻く中、様々な面で自由が失われている日々の中で、多くの御苦労と努力を重ねてこられたものとお察しいたします。

また、新型コロナウイルス感染症により苦労をされている方々の置かれた状況をより良く理解し、心を寄せることができればとの思いで、様々な分野の専門家や現場で対応に当たられている方々から、陛下と御一緒に度々お話を伺ってきました。

医療関係者の皆さんの置かれた環境や御苦労、お年寄りや障害を持った方々をめぐる状況、社会的孤立を深めやすい生活困窮世帯への影響や、そうした世帯の子供たちへの学習支援活動、感染対策と学習との両立に取り組む学校現場の状況など、現場に従事し、取組を進める方々から直接現状を伺うことができました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中にあって、特に、御高齢の方や基礎疾患のある方の御心配もいかばかりかと思いますが、そのような方々や障害のある方、あるいは生活に困窮している方や子供たちなど、社会的に弱い立場に置かれている人々を支える努力をされている方々の尽力にも大きなものがあると思います。

同時に、現在のこの状況の中で自分たちに何ができるかを考え、行動しようとする、若い人たちも含む多くの方の新しい試みや取組を目にするとき、勇気付けられ、心温まるとともに、人と人との絆の大切さを強く感じます。

困難な状況に直面する人々を支え、力を尽くしている全ての方に深い敬意と感謝の意を表したいと思います。

現在、新型コロナウイルス感染症感染者重症の方が再び増えてきており、予断を許さない状況が続いています。ワクチンの開発が進み、この感染症の克服に少し光が見えてきているようにも感じますが、一朝一夕に克服できるものかどうか分からないことも多いと思われます。このような中にあって、今後、私たち皆が心を合わせ、お互いへの思いやりを忘れずに、困難に見舞われている人々に手を差し伸べつつ、力を合わせてこの試練を乗り越えていくことができますよう、心から願っております。

また、今年も残念ながら、国内外で自然災害が発生し、国内では特に7月の豪雨により、熊本県を中心に多くの方が亡くなられたり、行方不明になられたりしたことにも深く心が痛みました。特に、体の不自由な御高齢の方が数多く犠牲になられ、お気の毒なことでした。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族と被災された方々にお見舞いを申し上げます。これから寒さも厳しくなります折から、避難生活を続けておられる方々を始め、皆さんにはくれぐれもお体を大切にお過ごしいただきたいと思います。

今年はまた、多くの人が楽しみにしていた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、延期になりました。オリンピック・パラリンピックの東京大会実現に向けて尽力してこられている関係者や選手の皆さんの御苦労も多いことと思い、皆さんの御努力を深く多としたいと思います。

翻って、この度小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから無事に地球近くまで帰還を果たし、リュウグウの砂を採取したとみられるカプセルが成功裡に回収されたことは嬉しいニュースでした。関係者の皆さんの払われた御努力もいかばかりだったかと思います。今後、持ち帰られたとみられる砂の分析・研究から、太陽系の成り立ちや生命の起源などについて、新たな科学の扉が開かれることが期待されていると聞き、楽しみにしております。

今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のために、私たちの公務も様々に変わることになりました。

戦後75年に当たっての全国戦没者追悼式や議会開設130年記念式典などが規模を縮小しての開催となったほか、多くの行事が延期を余儀なくされました。先月には、当初の計画より規模を縮小してではありましたが立皇嗣の礼が執り行われました。これにより、昨年のお代替わりに伴う主な儀式や行事が無事に終了しましたことに安堵しております。

他方で、多くの国民の皆様と直接触れ合うことが難しくなっていることを残念に思います。現在は、様々な場所を直接訪問することが難しい状況の中、最近では、オンラインによる施設の視察等を行うことができるようになりました。先月には、オンラインにより日本赤十字社医療センターの視察を行った後、日赤の3箇所の拠点病院のスタッフのお話を伺うことができ、また先々週には、時期が少し遅くなりましたが、敬老の日にちなんでの訪問として、御高齢の方々によるはつらつとした活動の様子を見せていただき、集まっている方々とお話しできましたことを嬉しく思いました。

オンラインという方法により、このように国民の皆様との触れ合いの機会を持てることは有り難く、今後ともそのような機会を大切にしていくことができればと感じております。

また、陛下には、夏前から皇居宮殿での儀式などの御公務が再開され、お忙しい日々をお送りになっていらっしゃいますが、変わらずお元気にお過ごしのことを何より有り難く思っております。

上皇上皇后両陛下には、本年3月、皇居吹上仙洞御所から高輪仙洞仮御所にお移りになりました。新型コロナウイルス感染症の影響により、外へのお出ましも難しい日々と存じますが、くれぐれもお体を大切になさり、お健やかにお過ごしになりますことを心からお祈り申し上げます。そして、日頃より、私たちを温かくお見守りいただいておりますことに厚く御礼を申し上げます。

私自身は、本年、上皇后陛下から引き継がせていただいた養蚕に初めて携わり、関係者の手助けも得て無事に終えることができましたことを有り難く思います。

その間、養蚕農家の様々な御苦労にも思いを馳せましたが、最後に、蚕の作り上げた繭から美しいは生糸が紡がれたことを感慨深く思いました。この間、上皇上皇后両陛下に温かくお見守りいただきましたことにも、重ねて感謝申し上げます。

愛子は、今年学習院大学文学部日本語日本文学科の1年生になり、先日19歳の誕生日を迎えました。早いもので来年には成人することを思いますと、幼かった頃のことも懐かしく思い出され、感慨深いものがあります。

現在は、新型コロナウイルス感染症の影響により、世の中の多くの学生の皆さんと同様に、オンラインで授業を受けながら、新しい分野の勉強に忙しい毎日を過ごし、大学生としての生活を大切に過ごそうと努めているように見えます。

愛子には、これからも多くの方からいろいろなことを学びながら、10代最後の年を心豊かに過ごしてほしいと願っています。

新型コロナウイルス感染症により、世の中の状況や私たちの公務の形が変化する中、私自身は、今年も体調に気を付けながら、できる限りの務めを果たそうと努めてまいりました。その際、陛下には、常に私の体調にお気遣いいただき、深く感謝申し上げます。これからも、陛下のお務めの重さを常に心にとどめ、陛下をお傍でお支えできますよう、また、皇后としての務めを果たすべく、健康の一層の快復に向けて努力を続けていきたいと思います。

この機会に、国民の皆様から日頃よりお寄せいただいている温かいお気持ちに対し、厚く御礼を申し上げたいと思います。

最後に、改めまして新型コロナウイルス感染症の終息を願うとともに、国民の皆様が心を寄せ合い、この困難な状況を乗り越えていくことができますよう心から願っております。

 文章のほとんどが「新型コロナウイルスの感染症」「感染拡大」こればかりで、まだまだコロナは終わらないような気がしてきました。

 57歳にもなればどこか悪くてもしょうがない。それなのにいつまでも「病気設定」は「医療従事者」に失礼とは思わないのでしょうかね。

 

 医師団の見解

皇后陛下におかれましては、昨年も医師団が説明いたしました基本的な考え方を踏まえながら、引き続きご治療を継続していただいております。  

本年は、新型コロナウイルス感染症のためにお出ましの機会が減少しましたが、1月の講書始の儀、歌会始の儀に始まり、初めての御養蚕、立皇嗣(りっこうし)の礼における立皇嗣宣明(せんめい)の儀や朝見(ちょうけん)の儀など、感染防止に十分配慮されながらご活動を続けられ、5回の賢所儀式にもお出ましになりました。

また、新型コロナウイルス感染症に関しても、16回に及ぶご進講・ご接見をお受けになるなど、国民が直面しているさまざまな困難を心から気遣っておられます。

 また、皇后陛下には、学習院大学にご入学され、新たな学習分野にオンラインで取り組まれ、日々お忙しくされている愛子内親王殿下を、母親として温かく見守られ、 支えていらっしゃいます。  

◇「依然としてご快復の途上にあり、ご体調には波」  

新型コロナウイルス感染症のためにご活動が制限され、ご体調が整いにくくなっていらっしゃるなか、皇后陛下がこのように工夫を重ねられ、ご体調を整えられながらご活動を続けるよう努力していらっしゃることは、ご治療にあたらせていただいている医師団としても、ご自信につながる望ましいことと考えております。

 一方で、これまでも繰り返し説明してまいりましたように、皇后陛下には、依然としてご快復の途上にあり、ご体調には波がおありです。

そのため、大きい行事の後や行事が続かれた場合には、お疲れがしばらく残られることもあります

過剰な期待を持たれることは、今後のご快復にとって、かえって逆効果となり得ることをご理解いただければと思います。

これもまた、かねてから皆さまにお伝えしているところ、現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況下で難しくなっているものの、私的な部分でもご活動の幅を広げていっていただくことが大切だと考えております。

 皇后陛下には、これまで同様、周囲の方々の理解と支援をお受けになりながらご治療を続けていただくことが大切ですので、引き続き温かくお見守りいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 医師団の見解の方がよほど雅子皇后の近況を伝えていますが、これが「医師団」から出ている文章であることがおかしいとおもいませんか?

 公務が多ければ「体調の波」仕事が減れば「体調が整いにくい」と、どんな状況にあっても「体調が悪い」ことに変わりはないということですか?

常に常に「疲れたーー」とか言ってるの?でも、それって50代後半なら誰でもそうです。それをドリンク剤飲んだり、早寝したりして調整しているのに、「過剰な期待をするな」とまで言うのは逆にいうと、「この人は何をさせても役に立たないのでほおっておいて下さい」と言っているようなもの。

 洋服一枚にしてもチグハグなファッションでも全然お構いなし。愛子内親王以上に部屋の中に拘っているんですよね。

 新型コロナで活動が制限されているのに、「私的な部分だけでも活動の幅を広げては」って事はスキーには行った方がいい、静養はした方がいいって話ですね。本来なら「オンラインなどを活用して公的な活動を広げられる。そうすれば体調の波も減る」という見解が本来の医師団ではないか?

そろそろ顔を見せて下さいよ・・・・エア医師団の方々。

 

 

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日本一強い女 皇嗣妃殿下の肖像42

2020-12-08 07:00:00 | 日本一強い女 皇嗣妃殿下の肖像

 2003年8月30日 手話スピーチコンテスト

 

 2003年9月6日 紀宮殿下の日舞を鑑賞する為に会場入りする妃殿下と眞子内親王・佳子内親王

 

 2003年9月14日 「NEWわかふじ国体」の為静岡県入り 天竜川のボートレースを鑑賞

 

小国神社を参拝

 2003年9月23日 平成15年度山階芳麿賞授賞式・受賞記念講演・シンポジウム「未来にはばたけNIPPONIA NIPPON 朱鷺」

 

 2003年9月28日 フィジー訪問

 

パシフィック・ハーバー文化センター訪問

クラ・エコ・パーク訪問

2003年9月29日 歓迎式典出席ヤンゴナの儀式を受ける

2003年9月29日 日本海外青年協力隊と会う

2003年9月30日 視聴覚障害児童の教育機関訪問

 

 2003年10月1日 トンガ訪問 歓迎式典

トンガの王宮で記念植樹

ツボウ陛下と会う

皇太子主催の晩さん会出席

小学校訪問 そろばんをする子供を視察

 2003年10月2日 ババウ島黒真珠の養殖を見る

 

 2003年10月3日 サモア国王マリエトア・タヌマフィリ2世を表敬訪問

 サモア国立大学訪問

 

南太平洋環境計画での署名

 

 2003年10月4日 サモア・のみの市

サモアのアウファガ村を訪問

ロバート・ルイス・スティーヴンソン博物館訪問

 

 2003年秋 稲刈り

 2003年10月14日 茨城県訪問 つくば市の物質・材料研究機構を視察

 

つくば国際会議場でのアジアデザイン国際会議開会式出席

 2003年10月15日 種保存会議出席の為愛知県を訪問した秋篠宮殿下

 2003年10月15日 メキシコのビセンテ大統領歓迎晩さん会に出席した紀子妃殿下

 2003年10月27日 結核対策推進優良市町村及び検診車「けいりん号」完成伝達式

 

 

 

 

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