姫ちゃんが「書いてよ。紅白評」っていうので書きます。
もう視聴率も悪いし、今更紅白に分かれてやるのも時代に合わないと言われていますが。
それでも紅白歌合戦は私にとって「今、こんなアーティストがいるのか」と知る場でもあります。
今回は国際フォーラムでの開催で、有観客とはいえど、席と席の間はあけられていました。
視界が大泉洋と川口春奈だったから?
よどみがなくしかも面白い・・・という、世代を超えてみることが出来たんじゃないかなと思います。
いつぞやのアニメ三昧に比べると、今回もアニメに特化してはいたけどそれほど大げさではなくマニア向けっていうんですかね。
DAISH・・ごめんなさい。全然知らなくて。北村匠海は知ってますけど。紅白出る程の歌ですか?っていうか、ジャケットなんじゃ?って感じでした。
NiziU・・これも結構落ち目と思っていたんですけど。全体的に育ちざかりなのか?足が太いですよね。女子学生がルーズソックスはくとやたら太ももが太く見えるという感じに似てます。
純烈・・・何というか、あの衣装、何とかなりませんか?ワースト2くらいに入りますが。
山川恵介・・何で今更「有楽町で逢いましょう」?いくら国際フォーラムがあるのが有楽町だからって、この曲知ってる人って80代くらいじゃないですか?といいつ、私も知っているんですけど。一応姫には「すごくヒットした曲なんだよ」と言っておきました。
上白石萌音・・いつからこの子は歌手やらミュージカルやらやるようになったんでしょう?もうちょっと演技力をつけてから色々やった方がいいと思うんですけど。そんな事言ったらあの人もこの人も・・ですけどね。
まふまふ・・「命に嫌われてる」いい曲ですけど、いかにも今時だよなあと。まあ、よく顔出ししてくれましたよ。ただボイストレーニングしないと声が潰れるよ。ちゃんと基礎レッスンからやろうね。
水森かおり・・・何であなたが「いい日旅立ち」を歌うんだよ!と山口百恵世代は怒り心頭。あれは百恵ちゃんしか歌っちゃダメなのっ!あとはせいぜい谷村新司くらいで。
松平健・・・いやーーやっぱりマツケンサンバは盛り上がるわ。どうしてこれを五輪の開会式でやらなかったんだろう。多様性を表現するにはピッタリの振付だったじゃありませんか。年に一度はマツケンサンバかな。真島さんも相変わらずすごい踊りっぷりで、若いわ~~
すぎやまこういち・・・ドラクエの曲は聞きごたえがありました。
宮本浩次・・・最初、この男の人は何者?と思って、あとはただただ圧倒されて笑ってしまって。本人はすごく真剣なのにね。印象に残ってしまったわ。
細川たかし・・・大泉洋の出身地である北海道からやって来た。「北酒場」も盛り上がると言うか、家族全員で歌えますね。勿論津軽じょんがらの方も大好き。演歌っていうのは歌詞で情景がすぐ浮かんでくるから素晴らしいです。「湯呑の酒」でううっと来て「会いたいね~」で涙って感じですかね。
「津軽海峡冬景色」が愛されるのも「上野発の夜行列車降りた時から青森駅は雪の中」この一文だけで暗い海と夜と寒さが身に染みてくるもん。
藤井風・・・すみません。この人をぜんぜん知らず。CMでよく聞いてたんだと。
まだ24歳の青年のインパクトには驚いてしまって目が釘付けになりました。ネットで「藤井の紅白」と言われましたが演出がそうなってたなと。「きらり」「燃えよ」そしてMISIAの「higher LOVE」も素晴らしかったです。
年よりの私は彼の髪型、ピアノ、目線に原田真二を思い出していました。そうだった。彼はあの時若干19歳であんな風にピアノの弾き語りをして一世を風靡したのでした。
その再来かのような藤井風に驚くばかりでした。彼の方が声がいいし、歌詞もいいです。本当に先が楽しみなアーティストですね。自分が10代だったらファンになってたかな。
SixTONES・・・私と姫は京本大我の変わりように驚いたのです。
色黒なメンバーの中で一人肌が白く、そして上品な面持ちで真ん中に立つ姿は貴公子というか、風格が半端ない。しかも、声が・・・京本政樹にそっくりになってた パパファンの私は嬉しくて。いや声がとにかく色気があるというか上手いというか、視線がもうジェンヌのような「目で殺す」系。私と姫が「きゃーっ」って言ったら家族がしらけておりましたが、とにかく京本大我は素晴らしく成長しました。
今後、東宝を背負って立つミュージカル俳優になれるといいなあ。トート閣下みたい。マリウスみたい。モーツアルトみたい。
鈴木雅之・・・何で今更この人がメンバー引き連れて出て来たのか不思議。アニメの曲を歌うのか?と思ったら「め組の人」ですよ。これって宙組の「Hot Eyes」を思い出してしまうじゃない?そう言えば、この曲もCMソングで売れたよね。全国の「めぐみ」さんがコンパなどで「め組の人で~~す」って自己紹介すると受けるみたいなね。
星野源・・・幸せ太りか?でも歌詞が意味不明。ちゃんと文法の勉強しようよ。自分が歌うんだから何を書いてもいいけどさ。わかる人にしかわからないニュアンスでは困りますよ。助動詞の使い方を学んでください。私は俳優やってる方が好きですけどね。
東京事変・・・まさか色留袖に紋付で出てくるとは。しかもマイクがスピーカー。東京事変って意味不明な歌を歌う人達というイメージがあったのですが。今回はすごくよくわかります。わからないのは「緑酒」というタイトルだけです。
さだまさし・・・「道化師のソネット」を聞くと、メッセージソングってこれが基本なんだな。さだまさしを学ばずしてメッセージソングは書けないと思いました。なんたってわかりやすいし、身近に感じるし、綺麗ごとに思わないし。それとも今時の10代ってダメなのかしらね。素直な言葉は。「命に殺される!」の方が受け取りやすいのか?
薬師丸ひろ子・・・「Wの悲劇」は薬師丸ひろ子が演技開眼した作品として覚えています。2回くらい見に行きましたので。それまでは何をやっても「薬師丸」だったんですけどね。声がとても透き通って正統派なのでこういうバラードが似合います。
衣装が本当に上品で素晴らしかったのでナンバーワンでした。
BISH・・・って何ものなの?何で紅白に?っていうか、衣装がひどすぎない?まるで昭和の仮面ライダーの衣装だよ。こんなの女の子達に着せるセンスがわからん。
氷川きよし・・・ますます性別不明になったなあ。顔だけは美川憲一2世のようです。でもゲイで女装趣味があるのはいいけど、お付きを殴ったりした事をなかった事には出来ないよね。ドラゴンボールでファンが減ったかとおもいきや、美空ひばりを歌いこなしてやっぱり「若」が好きという人が増えるんだろうなあ。
歌は確かに上手になってるものね。
何で今更布袋寅泰だったのか、高橋洋子だったのか・・・と思います。
NHKの価値観で、貢献度で選んでいるとはいっても、それが過ぎればもうありがたみもなくて、藤井風君みたいに堂々と出てきて「ありがとう」とタメ口聞いちゃうんだよな。ジャニーズ枠と秋元枠取り過ぎですよね。
人気と視聴率が欲しいなら若手だけで揃えるべきです。
演歌には独特の雰囲気があり、ポップスとは相いれないです。
令和になってどんどんテンポが速くなり、字余りになっているんですから。