今年の歌会始めは紀子様も眞子様もいない・・寂しいですね。
歌が上手なお二人がいないと。
愛子内親王は学業優先で欠席なのに、歌が素晴らしい、天才だと褒めちぎるニュースばかりでうんざりします。
週刊誌によると彼女は学習院の同窓会に一人だけリモート出席して、その時の服装が純白の振袖だったそうで「美しすぎる」だの「巫女さんみたい」と言われたそうです。
しかし、ついに彼女が言葉を発することはなく・・・・
普通、話題の人がリモートでも出て来たら、みんなわいわい質問とかしちゃうんじゃないかと思うけど、完全無視で遠目で「へえ、白い振袖かあ。巫女さんみたい」と呟かれただけですか。
それにしても純白に金糸が入った振袖を20歳の皇女が着てるって怖い。
親も本人も絶対に選ばない色ですよ。
今時の振袖の色と言ったらピンク、水色、紫。
真っ白なんて白無垢か喪服だよ。誰の趣味なんだろう。着道楽の祖母の孫なのにセンスなさすぎ。
リモートで振袖っていうのもねえ。
さて、今年の歌会始めのお題は「窓」
結構難しかったのでしょうか。皇族方はどれも凡庸な作りに収まった気がします。
天皇陛下
世界との往き来難がたかる世はつづき窓開く日を偏ひとへに願ふ
毎年こういう歌なんじゃないか?っていうくらい既視感あり。
わざわざ難しい字で読みづらくしてもあまり意味がないような。
コロナで海外との行き来が出来ないな。いつか海外への窓が開くことをひたすら願ってます。っていう歌で、要は「早くイギリス行きたいな」って事でしょうか。皇室外交しないと存在感がまたまた消える~~~的な?
皇后陛下
新しき住まひとなれる吹上の窓から望む大樹のみどり
新しい皇居に住んで窓から木を見たわ~~(いいでしょう)っていう歌。
ミヤネ屋でこれが上皇・上皇后への感謝の気持ちが現れているのなんと解説していたけど、どこが?って感じです。完全に自慢にしか感じられません。
皇嗣殿下
窓越しに子ら駆け回る姿を見心和みてくるを確かむ
殿下が毎年講義をしている大学の付属ですかね。その校庭で子供達の駆け回る姿を見てほっとした・・・という解釈らしいですが。
私はむしろ、お子様方が小さい頃に庭を駆け回っているのを見て忙しい中、心が和んで来るのを感じたと解釈したのですが。
どちらにしても「確かむ」という言葉がなんとも切ないなと思いました。
愛子内親王
英国の学び舎に立つ時迎へ開かれそむる世界への窓
高校2年の時のイギリスのイートン校でのサマースクールに行った時の思い出だそうですが、思い出というよりこれから行くよ・・・という風にしか感じられません。
英国の学び舎で内親王は一人スマホ片手に先生から目をそむけていましたね。
立つ時迎へ・・・とはなんとも大げさな。これじゃ1年や2年留学するのか?って見えますよね。そもそもこれは本当に内親王の歌なのでしょうか?
イートンの窓辺にたちてみやるれば一人異国の風に吹かれり
こんな感じの方がよかったのでは?
佳子内親王
窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ
ある秋の日に窓を開けたらきんもくせいの薫りが入って来て心が弾んだという情景を詠んだもの。去年の眞子様は「からすうり」で佳子様はきんもくせい。週刊誌に何を書かれる事やら。
ただ「窓開くれば」で始まると字余りですよね。
甘き風誘われ窓を開くれば金木犀のオレンジの花
こんなんでどうかな・・・
華子妃殿下
幼子は新幹線の窓に立ち振りむきもせず川ながめゐる
地方に行く時乗った新幹線で小さな子供がずっと窓にひっついて川を眺めていたという目に浮かぶようなお歌ですね。
信子妃殿下
成人を姫宮むかへ通学にかよふ車窓の姿まぶしむ
何と愛子内親王を歌ったものなんですって。通学していないのに通学の為に颯爽と車に乗る姿がまぶしいなんて・・・嘘でしょう?
彬子女王
蛍光灯映る窓辺に思ひだす大正帝の螢雪の苦を
ふと窓を見ると大正天皇の御製が頭に浮かんだ・・・という事らしい。
なぜ大正天皇?だって三笠宮家は大正天皇のお子様の家系ですから。ゆえに女性宮家の当主にだってなれるぞって話ですかね。
久子妃殿下
車窓より眺むる能登の広き海よせくる波は雪降らしめつ
能登と雪は合うなあと思います。旅行は楽しかったですかね。
承子女王
コロナ禍に換気もとめて閉ぢぬ窓エアコン眺めてしばし案ずる
窓は開けるものから開いているものに変わり、このコロナ禍で寒い~~暑い~~と思う度、エアコンをつけるかどうか悩む・・・という非常に現代的なよくわかる作品です。
皇族方の歌は・・・今年はあまり気がのらない。気が入ってないという印象が。
それぞれ色々なことがあって「窓」の外を見る間もなかったんでしょうね。
雅子皇后のドレスはお古。とうとうウエストラインが消えてただのワンピース状態になってます。使い込んだような感じのドレスでもう着るのやめたらいいのに。
佳子様のドレスは色は暗いけどテレビで見た時は非常に凝った感じでいいなと思いました。
来年は「友」だそうです。