侍ジャパンはアメリカでとても評判がいいそうです。
なぜって礼儀正しく、ベンチを汚さず、常に礼節を忘れない。
特に決勝前に大谷が言った「今は憧れをやめよう」にはアメリカ中が感動したらしいです。
試合終了後、帽子をとって整列してファンとアメリカチームに深々とお辞儀をするのも、ベンチを綺麗にするのも、日本では当たり前の事です。
だけど世界では感動するんだな・・・未だにと思いました。
大谷もダルビッシュもヌートバーも日本の誇りです。無論村上様も。
でも可愛い朗希もいいなあ。
と・・・庶民がいうのはいいのです。
しかし、天皇家がこれをいっちゃいけないわけ。
なんでわざわざ「決勝に感銘」って報道させるのでしょうか?
決勝戦を家族で見て感銘を受けたという。
私は、「決勝だけじゃないでしょ?前日のメキシコ戦も絶対見てるよね」と思います。
3月21日は「何をやってもうまくいく日」という素晴らしい日だったそうですが。宮中では春季皇霊祭があったんです。
しかし皇后は「お慎み」愛子内親王は数に入ってません。
という事は、絶対に朝からメキシコ戦を見てたな~~と思わずにいられないんです。
しかも、気持ち悪いなと思うのは
「陛下は小学生、皇后さまは中学高校時代にソフトボールに打ち込んだ経験があり、愛子さまは、2009年の大会での侍ジャパンの活躍で、野球に関心を持たれるようになったという」
いつもこの一文が付きまとう。
「・・・で関心を持たれるようになったという」
これも絶対に嘘でしょって話。
「相撲に関心を持たれたという」
「源氏物語に関心を持たれたという」
内親王に関して、何度この一文がついたかわからないです。
でも常にその場その場の関心で長続きしないんですよ。
朝からテレビを延々と見る暇があったら仕事しろと言いたい。
大抵のサラリーマンは見る事が出来なかったんだから。
何というか、評判になればそれに乗って「関心を持たれた」と報道する事が国民に寄り添うと本気で思っているんですかね。
そして、こっそり皇居に招いてサインをねだる。
「皇室特権」ですよね、これが本当の。
もしかすると春の園遊会に栗山監督を招くか?村上様を招くか?
そしたら皇后も園遊会に出てくるんじゃないですか?
で、長々と野球の話になって後ろがつかえる。目に見えるようですよ。
私は、試合に感銘を受けたなら、そこから何を学んだか聞きたいです。
世界に誇る日本人の「礼節」ですか。
敵やファンに対する神対応ですか。
そういうのをすっとばして「すごーーー!」って言っても全然ダメなのよ。
自分は「体調の波」で公務のえり好みをしている。
それなのに連日試合で勝ち続けるWBCメンバーに何をもって感銘を受けたと言えるのでしょうか?
なんせ侍ジャパンは全勝優勝ですからね?
疲れていても、眠くても時差があっても暑くても、そんなの誰も考慮してくれない。自分が環境に合わせていかなくてはならないのです。
選手は勿論、監督などはきつかったと思いますよ。年齢的に。
天皇家が本来目を向けなくてはならないのは、日のあたらないところにいる人達じゃないのですか?
こんな、ミーハーな天皇家はいらないですよね?