ふぶきの部屋

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面白かった秋ドラマは?

2024-12-19 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

もう12月で続々と秋ドラが終わりを迎えます。

翻ってみれば秀作が多くて良かったなと思います。

まず、面白くなかったドラマ

1 民王R

エンケンの無駄遣いでした。1本芯が通ってなくてあのちゃんがうるさくて。大橋和也が下手で。

何だったの?前回までの名作は?

2 オクラ

意欲作だとは思ったけど、どうしても反町隆史と杉野遥亮のバディがうまくいかなかった印象。観月ありさの存在感が大きくて他の出演者がかすんでしまったし。

では今季、最高の出来だった作品は

1 海に眠るダイヤモンド

大河ドラマにしてもよかったくらいですよね。もっと細かく、もっと長く話を作って欲しかった作品です。

まず、ストーリーつまり脚本が非常にしっかしててよかったという事。

端島の事をしっかりと調べて再現するというすごい事をやってのけた・・・

今や炭鉱の歴史なんて埋もれてしまっているのに、一つの企業が島で沢山の人を養っていた歴史、庶民から上級まで身分差もあり、不自由もあるけど、明るく描きつつ、現代のミステリアスな話にも引き込まれました。

神木隆之介の演技、ここにありって感じで、宮本信子との相性が本当によかったです。

斎藤工のお兄ちゃんぶりも、國村隼のお父さんぶりも、本当に素敵でした。

でも一番の役者は、進平とリナの間に生まれた赤ちゃん!

天然に笑って欲しいときに笑って、ちゃんとお坊さんの所にいく!将来、大物になるんじゃないか?

 

2 全領域異常解決室

これはね、本当に4話目あたりまでは面白くなかったというか、どこが異常なんだろうと思ってたんですよ。でも、藤原竜也の「僕も神です」というセリフが出た瞬間からがらりと変わり、毎週楽しみになって、Googleで検索しなから見るといのが定番になりました。

藤原竜也の魅力が全開。広瀬アリスとの微妙な恋のシーンで見える照れとか男らしさとか、本当にいいなあ。自分の見せ方をよく知ってるなと。

今まで日本のや神様をテーマにした物語はなかったし、そこをわざとらしくなく自然に神様を敬うように出来ているという所も素晴らしくて。

神社に行くのが楽しみになりました。

脇役では柿沢勇人の官僚が板についていたのと、迫田孝也のいじらしい猿田彦がもう楽しくて。

再放送で一気見したいですよね。

 

3 ライオンの隠れ家

柳楽優弥と坂東龍汰のコンビがものすごくよかったです。

特に坂東の自閉症の演技がすさまじくて、才能があふれているという感じ。

本当はよく喋る人だったんだなと。

弟の面倒を見る為に大学を諦めて公務員になり、穏やかさを一番に考えて生きてきた兄。そこに突如「らいおん」が出てきて兄弟を引っ掻き回す。

そのうちに弟は成長し、兄は自分を見つめ直す。

今回何で向井理がDV夫なのかと思ったんですけど、何だかわかる気がする。

DVシーンが一つもないのに、目に狂気がやどっていて怖いし、でも彼の育ち方を見ると壊れるのもわかる。特に息子に優しくされて「支配したい」と思ってしまう心境に泣けました。

 

3 放課後カルテ

実際、学校にこんな校医さんが詰めてくれてたらいいのにと思わせる作品。

子供達の小さな症状から心の問題を導き出したり、言うべきことは言うというスタンスが好きで、毎週見てました。

この作品には、子供が抱える辛さや教師が抱えるストレスも浮き彫りにしました。カウンセラーではどうにもできない事を、ドクターだから出来るという意味では秀作。

松下洸平の冷たくてつっけんどんな先生が、時に子供達にからかわれたり、真剣に訴えられたりして、優しさを身に着けていくんですよね。

森川葵との共演もよかったです。

子役では増田梨沙ちゃんが可愛かったです。

 

5 モンスター

これは趣里の魅力全開作品で、裁判シーンも本当に面白いです。

毎回、趣里にコスプレさせたり、右京さんの真似させたりとコメディも取り入れ、裁判に負けると子供みたいに大泣きする所が本当に可愛い。

父の古田新太も最初は何だ?と思っていたけど、実際、実の親子のように息がぴったりでわくわくしました。

ジェシーの演技力がついていかなかったのが残念ですね。

6 無能の鷹

これは毎週笑わせて頂きました。

菜々緒にしてもこういう役は初めてではないかと思います。

ドラマのシメは菜々緒がするけど、その他は井浦新の優しすぎる上司、工藤阿須賀の割り切り先輩、塩野瑛久の怖がりな新人が非常に味を出していました。

宮尾俊太郎の90度足上げを見られただけでも・・・と思うほど、脇が充実しててみんな個性的で面白かった。けど、ラストがなあ。もうちょっと何とかならなかったんですかね。

6 トラベルナース2

第二の「ドクターX」と言われるだけあって面白いです。山崎育三郎も出てるし。とはいえ、何でわざわざ韓国人をキャストに入れるの?

今後、日本の医療界は外国人ナース頼りとも言われますが、漢字を使わない国のナースなんて怖くて。彼はすごく日本語が上達してたけどそれでも嫌だな。

ナイチンゲールは言ってます・・・というセリフが減って嬉しいけど実際、あんな呑気にリハビリの手伝いしてるナースはいないと思う。

とはいえ病院のパソコンがハッキングされた所で終わってます。

先が気になる~~~~

 

他には絶対これというドラマがあってそれは「天狗の台所2」です。

HULUで1を見て2を見たんですけど、信じられない田舎、理想的な古民家、手作り野菜に腕を振るう当代。

天狗の子孫で背中に先祖返りの羽根が付いている為に、「当代」となって村に住んで自給自足の生活をしている基。駒木根葵汰の決してぶれない姿勢と「召し上がれ」という言葉に癒されました。

毎回、田舎で何でフランス料理?と言う程手が込んだ料理が出てきます。

15歳離れた弟オンは、アメリカで両親と暮らしていたけど、今回は母と喧嘩して兄の所に舞い戻る。旅費を稼ぐ為に野菜を作って売り、兄の手伝いもよくする、成長した姿を見る事が出来ます。

また、基の親友で愛宕家の子孫、有意、塩野瑛久は天狗の子孫として葛藤を抱えつつ都会で仕事して癒される為に村を訪れる。

まったりとしてて、音楽がよくて、癒し~~~イケメンに癒されてる~~というのが本当に心地いい作品です。

 

また月9の「解きレトリック」も大した事件が起こらないのに、なぜか二人の関係が進展しない事にいらっときたり、ふふふと笑ったり、ほっこりさせるドラマです。着物も毎回美しくて昭和初期のモダンな感じが素敵でした。


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1 コメント

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Unknown (まほろば)
2024-12-19 10:03:35
今年の秋は多彩でしたね。物語が重なっていません。
所でドクターXの映画でしたが観てきました。ハンカチ必要です。泣いて泣いて(笑)涙があふれて(笑)理由はネタバレになるので書きませんけど。中園ミホさんとか、相棒の脚本の太田愛さんとか筆のたつ脚本家求む!
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