ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

ぼくの妹

2009-04-20 09:49:25 | ドラマ・ワイドショー

 風邪のせいなのか左耳が難聴に・・・・

かれこれ2週間以上ですかーー

 

 ぼくの妹 

 

これねーー期待したわりには全く面白くなかったの。

 

 貧乏な家で育った兄と妹

 兄は頭がよかったので奨学金を受けて医学部に入り、医者に。

 妹は高校中退?やたらお金に執着している。

 この、長澤まさみちゃん演じる妹のサヤってのがかなりボーダー。

散々お兄ちゃんに「かまうな」って言っておいて、都合が悪くなると

「目いっぱい甘やかしてよ。お兄ちゃんなんだから」と泣く・・・矛盾

 

 そもそおサヤは成績は悪かったらしいけど、お金の計算に

関しては天才的な頭脳を持つんでしょう?

そんなに卑下しなくてもいいんじゃないか・・・・と

 

ワケワカメなのは、ふっと知り合ったケータリングの彼女

きっかけは彼女が運んでいた食料をダメにしちゃって

でも、弁償のお金を受け取らずいきなりHしちゃう

彼女がお金を貸してほしいというから用意したらそれは全部嘘。

そして彼女は自殺・・・・

なんでこの展開?

ミステリアスな話なの そういうんじゃなくてもっとほのぼのとは

いかないのでしょうか

 

 わがままばかり言って兄を翻弄する妹にも腹が立つが

全く自分がない兄ににも腹が立つ

そもそもオダギリジョーってパリっとしたタイプの俳優さんじゃないよね

それなのに妹の長澤まさみちゃんが環をかけてまったりべとーって

感じだから飽きちゃうわけ

(まさみちゃん、そのセリフ回しと顎の肉を何とかなさい)

 

謎の人物である千原ジュニアの登場を待つまでもなく終了・・・でしょう。

 

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スマイル・名探偵の掟・ザ・クイズショウ

2009-04-19 11:33:48 | ドラマ・ワイドショー

 好調な春ドラ・・・・と行きますかどうか

 

 漂流ネットカフェ 

まだ1回目。水曜日の深夜にやってます。伊藤淳史君主演

新婚の主人公が大雨で帰れなくなって一晩をネットカフェで過ごし

そこで初恋の彼女と出会います

で、一晩たってみたら携帯が繋がらなくなり、電気も切れて、外をみたら

全く違う世界だった・・・・・

最初のどうでもいい夫婦喧嘩だの、初恋の彼女とのあれこれだのは

飽きたなんですけど、ネットカフェが漂流を始めてからは面白くなって。

これからの展開に期待

 

 スマイル 

 

暗い・・・・・ お定まりの暗いドラマなんでしょうか?

日本とフィリピンのハーフのビトが世間的な理不尽な扱いを受けて

それでも微笑みを絶やさずに頑張るお話

我が家の姫いわく 「何でフィリピンとのハーフだとダメなの?」

うーん・・世の中の差別をまだ知らなくてもいいよ

 

松潤・・・・ごめん、ハーフに見えません 日焼けしてるだけじゃん

この嘘っぽさが許せなかったりして

でも何て子供が似合うんでしょう?マジで「歌のおにいさん」やればよかった

のに。

中井貴一・・・こっちの方がよっぽどハーフっぽいんですけど

まだよくわかりませんがこれから深くかかわってくるのかな?

ガッキー・・・セリフない方がいいよね?それにしても医者から高校生へと

身の丈に合った役に変身 ヒロインとして輝くかどうか 心配。

 

 名探偵の掟 

松田翔太・木村祐一香椎由宇ちゃんの3人が送るシュールなお話。

原作が東野圭吾

要するに3人は「推理小説」の中の登場人物で、おきまりの「掟」

に従ってストーリーが展開していく・・・というお話。

最初は「掟」の説明がウザイなーと思って見てました

いちいち決められた通りの展開じゃないとダメってあたりが。

しかも後半、「いよいよ密室トリックの解明」と始まった所で真犯人が

自殺してしまうし

これじゃ探偵の活躍のしようがないじゃん?と思ってたけど、

要するに話の芯は別な部分にあったわけで

 

今回は「八墓村」のパロディだったけど、今後も様々な推理小説の

パロディが出てくるんでしょうか?

謎解きがどうのというより、その馬鹿らしさを楽しむドラマのようですね。

 

 ゴッドハンド輝 

2回目

主人公の輝君ね。上司と部下という関係を常に破って破天荒な

行動に出ては北村先生に叱られるんですが、これってしょうがないんじゃ?

だって勝手に体が反応するんだもんね

すれ違っただけで「首のほくろが気になりました」・・・でほくろガンとか。

顔を見ただけで腹膜炎を起こしていることを見抜いたり・・・

不可抗力なのに色々意地悪されたり叱られたりするのは可哀想

でも、虫垂炎の手術ですらやたら時間がかかってるのに、重傷患者を

みると突如人間が変わって敏腕外科医になるのって・・・ちょっと

患者さんに失礼じゃないか

マンガやアニメなら素直に見れるけど実写としてどうなんでしょうね?

 

 ザ・クイズショウ 

一体どんなドラマなんでしょう?と興味深く見ました。

始まったら最後まで一気に見てしまい、今週始まったドラマの中では

最高に面白かったかも

まあ・・・正直、あんなディレクターがいたら困るし、真矢さん演じる

プロデューサーがめちゃくちゃ気の毒でしたけど、ここで暴かれる

事件の一つ一つが神山君の過去と関係あるのか?と思うと

ついつい真剣になっちゃった

 

櫻井翔君・・・・散々ネットで「演技下手すぎ」と言われてました。私も

そう思うけど、今回はこの普通っぽさがいいんじゃない?

下手に演技されるより、いかにも普通に司会してますって所が

かえってミステリアスだなあと思いました

英語の発音もばっちりで、頭がいいのはよくわかったし

この手のドラマって司会役がバカに見えたら終わりだもんね。

 

それにしても何て謎めいたドラマなんでしょう?

あなたの事は全て知ってます」と自信満々に言う司会者

そして予定にない質問で暴いていく事件 すごすぎ

そうかと思うと、司会をしていない時の神山君はまるでビョーキ

あのディレクターとBL?と思ってしまい思わず「萌え

(違うってっ

 

なんにせよ、見続けること決定しました

 

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さよなら安蘭けい2

2009-04-18 14:14:41 | 宝塚コラム

 一言でいうと・・・最初は嫌だったな。

星組の安蘭けい

強い組への愛がそう思わせたのだから今は許して欲しいけど

「プラハの春」の頃、安蘭はげそげそに痩せちゃって、ゴルチェの

衣装を着るとその痩せっぷりが半端じゃないって事がよくわかりました。

多分、精神的にもあの当時が一番つらかったのかもしれませんね

 

でも、湖月わたるがトップになってからは、非常に安定して

得意の歌を生かせる環境になり、快進撃を続けていたと思います。

さすがにそのころになると「星組の安蘭けい」がすっかり板についちゃって

雪組時代は、ただただ真面目で優等生のイメージしかなかった

んですけど、星組に来てからは随分ジョークも飛ばすようになり

「え?こんなに明るい人だったの?」と思いました。

(考えてみたら関西人だから当然?)

 

 安蘭けいは決して芸域が広い役者ではないと思います。

セリフは一本調子になりがちだし・・・その一本調子がうまくハマったのが

エル・アルコン鷹」だったんでしょうね

「スカピン」のパーシーだって、本当にあれでいいのか?と思うと

何だか違うような気がするし

かなり自分の歌唱力頼みの所はあると思います。

それでも大昔の「上手なだけ」ではない、ユーモアや人間味を

兼ね備えた大人の男役に成長したのですからそれは素晴らしいと

思います

例にない苦労人のトップを戴いたお陰で、今の星組は安蘭を頂点に

とてもよくまとまっていると思うし、チームプレイも最高

そういう意味では本当にありがとうございますと言いたいです

 

こんなに淡々と書けるのは、たぶんこの期に及んでも

安蘭がいなくなるって事が信じられないからだと思います

それほど長く彼女は宝塚にいたし、貢献度も高かったし、私達の

目に「当り前の存在」として映っていました

今さら、安蘭のいない宝塚を、星組を見るのってものすごく不思議だし

かなり違和感を感じることでしょうね

そういうものを乗り越えるのに一体どれくらいかかるかわからないけど

嘆いたり寂しがったりするのではなく、頑張って耐えないといけませんね。

 

安蘭けいは確かに宝塚100年の歴史に残る男役であったと思います。

その実力をどうか外の世界でもいかんなく発揮してほしい

これからは多分高音の魅力を聞かせる事になるんでしょうけど・・・・

でも時には低音で囁いてくれると嬉しいかも。

外の世界でも臆することなく頑張ってほしいです。

 

本当に本当に・・・・・お疲れ様でした。

 

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さよなら安蘭けい1

2009-04-18 08:00:00 | 宝塚コラム

 先週、最初で最後で「My Dear NEW ORLEANS」

「アビヤント」を見てまいりました。

芝居の方は正直「なんじゃこりゃ?退団公演に甘えるんじゃない」と

言いたくなるような代物で

ひたすら安蘭に歌わせておけばいいのか?と言った感じでした。

脚本だけみたらきっと「草稿」をそのまま上演するのではないかと思った

でしょうね

それに比べれば「アビヤント」はいい出来だったっけど、やっぱり今一つ

藤井先生らしくない持ち上げ方だなあ・・・・と

退団者が多いことや安蘭と遠野の力関係を考えると、色々あったのかなと。

 

安蘭けいの集大成と呼ぶにはあまりにもお粗末な内容で。

やっぱり前回の「スカピン」で終わっているのかもしれないなどと

思いました。

 

安蘭けいといえば

 受験に3度失敗

 同期の中でもいち早い出世

 星に組替え後の長い停滞

この3つなしでは語れないでしょう。

「辛抱強い」を通り越して「恨」を持ちつつ頑張っているんじゃないかと。

宝塚といえばよく青春に例えられ、引き際の美学というものが

強調される世界ですが、安蘭は真逆

トップになるまで辞めたらアカン」オーラ全開で頑張っていて。

こんなスターの登場は21世紀ならではのものではないかと。

 

 生粋の雪組生・・・優等生

最初に彼女を見たのは1996年の「エリザベート」初演でした。

その当時はまだヅカファン歴が数か月という私は、少年ルドルフを

演じている可愛らしくて目が大きな男の子に引きつけられました

無論、当時は新人公演の事も知らないし、安蘭が組の中でどれほどの

地位にいるのかも全然わかりませんでした

でも、その後、定期的に雪組を見るようになって感じたのは、安蘭は

非常に伝統的な雪組的男役であるということ。

杜けあき・一路真輝・香寿たつき系といえばいいでしょうか。

安蘭の下には貴城けい彩吹真央がこの範囲になると思います

要するに何でも出来る優等生ですね。

何でも出来るって見る側にとっても、ひどく安心な状況なのだという事に

最近気づきました

(なんせほら・・私は当時は欠点だらけと言われた麻路さきのファン

でしたので、「エリザベート」時のバッシングはきつかったぞ)

 

1996年、一路退団後、轟悠主演のバウ「アナジ」では堂々と二番手

だったし 

だけど、個人的には好みの男役ではなかったような?

理由は一つ、「面白くない」男役だったからだ。

 

当時の歌は上手だけど演歌みたいだったし、演技が、歌が、という前に

男役としての色気皆無で 長く見てると飽きるなーーという印象。

それでも、それが雪組カラーであったから別に何とも思わなかったし

見てて安心なのは確かだったし?

春櫻賦」「レッツ・ジャズ」の時は随分と明るく弾けていたように見えた

ので

でも、まさかそこに同期の朝海ひかる成瀬こうきがやってくるとは

予想もつかず・・・・・・

思えば、この頃から本人はもとより、安蘭ファンの苦難の日々が

始まったわけですね。

 

 3兄弟時代

当時の雪トップは轟悠

二番手・香寿たつき

3番手:汐風幸

4番手・安蘭けい・朝海ひかる・成瀬こうき

その下筆頭・貴城けい

だったわけですが、とういう意図でこの組替えがあったのか。

今となっては「朝海ひかるをトップにする為」だったんでしょうね

(宙組じゃダメだったのかなあ・・・・・

でも、当時は「入りが悪い雪組の話題つくりの為」って言われてました。

成瀬は月組出身でしたけど、大和悠河の台頭で水夏希・樹里咲穂らと

一緒に組を追い出されたような感じだったし、朝海は77期の

ダークホース ゆえに、安蘭の地位が脅かされるなんて考えても

いませんでした。

思えば私も甘いわ・・・・・

 

すでに「ノバ・ボサ・ノバ」の役替わりから色々と組や歌劇団の思惑は

動いていたんでしょうけど、私はまだ気付かなかったです

私はただ、成瀬こうきが月組にいたころのげそげそ顔から復活して

とても演技力のある歌が上手な男役に変わっていく過程が嬉しくて

一生懸命みていたようなものです。

でも・・・そんな私でも、さすがに「凱旋門」の役替わりで朝海が主役を

演じた時は「もしかしてもしかすると雪のトップは朝海になるの?」

という疑惑が背中をよぎり、そして新専科制度に伴い、あっという間に

安蘭は星組に組替えになったのでした。

 

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BOSS

2009-04-17 15:59:49 | ドラマ・ワイドショー

 作家の上坂冬子さんが亡くなりました・・・78歳だそうです。

最近、雑誌で癌を告白されて手記を書いていらしたのに。

また保守の貴重な人材がいなくなってしまいました。

ご冥福をお祈りします。

 

 BOSS 

 

まんま「離婚弁護士」と同じパターンか・・・・?と思ったけど、とにかく

「かっこいい天海祐希」が好きなので、この際ストーリーがどうのとは

あまり言わないで置きましょう

 

ただ・・・気になるのが。

このお話ってやっぱりアメリカのドラマ「クローザー」の二番煎じか?

ということ。

 

 「クローザー」

 ロス市警の特別捜査課に赴任してきたのがブレンダ・ジョンソン

  という女性。

 年齢・・・40歳

 肩書は「副本部長補佐」

 最初はやる気のない部下とぶつかるけど、そのうち仲良しに。

 チーム以外からは「よそ者」扱いされて嫌われている

 甘いものがやめられない。

 得意技は取調室で自白を導きだすこと。

 上司とは不倫経験あり。今はFBIと同棲中

 

これを日本風にアレンジすると

 

 「BOSS」

 新しい「特別捜査課」が立ちあげられてトップになったのが

  大澤絵里子。

 年齢・・・・40歳。

 肩書は室長。

 名前だけの部署に配属と知ってガガーン。

  周りのキャリアから敵対視されている。

 甘いものを食べている

 得意技は相手の心を読むこと

 同期の野立君とはお友達で強い味方。

  となるわけよ。

 

 アメリカドラマの方はモロにセクハラ部下なんかもいたりする

けど、ブレンダ・ジョンソンの指導力はものすごいわけ。

で、昨日の「BOSS」における大澤絵里子さんは?というと、

部下を使いこなすというより、引っ掻きまわされてる感じ?

ブレンダにはガブリエル巡査部長という素晴らしくハンサムで有能な

部下がくっついてるけど、こちらは新人の花形くん・・・・

 

 花形一平君・・・・ドジでおバカでしょうもない

 木元真美ちゃん・・・朝起きられない科捜研上がりのオタク

 岩井善治さん・・・・ゲイ?

 山村圭輔さん・・・・資料を調べるのが得意?

 片桐琢磨君・・・・ハンサムだけどいつも悩んでる顔

・・・というメンバーはいつもの刑事物には欠かせないキャラって所?

出来るなら絵里子さんの隣には花形君じゃなくて片桐君をお願いします。

 

 天海祐希ねえ・・・・ほんっとに色気がないんだなあ。

(ブレンダと同い年か?ほんとに)

あの歳まで全く色気なしで20代のような颯爽としたさぱさぱとした

ムードを持っていられるのはこの人くらい。

同じ「かっこいい」でも真矢みきなら、竹野内君と何かありそうと思うけど

天海の場合は同じ部屋に泊まっても「絶対に何もない」って断言出来ちゃう。

むしろ戸田恵梨香を守る素敵な王子様になってよーー

いやいや気の弱い玉様をがつーンと一発やってくれーー

と、ヅカファンのいけない心理をあおるだけーー

 

でも、とにかく何を着てもかっこいいし、深刻な表情をすればする程

「萌えーー」なわけで・・・神様、この方に沢山の不幸をあげて

下さいとお祈りしちゃう。

笑っちゃダメよ・・・絶対 (とはいいつつ彼氏いるんじゃん

 

玉山鉄二・・・・「離婚弁護士」と比べて、こんなに顔つき変わってしまった

役者さんって早々いないんじゃないかと思いました。

あの頃はひょろひょろお兄ちゃんで、今やワイルドで陰しょってる青年

竹野内豊とかぶるひげ面と陰・・・でも、玉様にはさらに哀愁が。

まあ、視聴率は問題ないんでしょうけど、一度くらい水に飛び込んで

あの胸板を披露して頂きたいっ

 

 ストーリー・・・ね、ストーリー・・・・えーーっと。そんなに

すごいトリックでもなくてわりとあっさり解決?

むしろ、その後の上司達へのきつーい言葉の方が魅力的かも。

毎回ああやってセクハラ・モラハラおじさん達にズキズキさせる

ようなセリフを言ってくれたらもっと視聴率上がるし、ファンも大喜び

しちゃうと思います

 

 

 

 

 

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臨場・アイシテル

2009-04-16 15:53:55 | ドラマ・ワイドショー

 今年のGW・・・我が家はカレンダー通りなのですが、

会社によっては16連休もあるんですって

休みが多くて喜ぶのかと思いきや、日本人はそうではないらしい・・・・

何もする事がない」

「自己啓発に使うべき」

等など、つくづく休日の過ごし方が下手な民族なんだなと思います

その昔、「ロング・バケーション」というドラマで、失業中のヒロインに

キムタクは「神様がくれた長い御休み」という言葉で慰めましたが

そういうとらえ方が出来ないって事ですよね

まあ・・・・確かに16日も休んだら会社が消えてなくなってるんじゃないかとか

忘れられてしまうんじゃないかとか、そう思う気持ちもわかります

外国では1か月のバカンスが普通だったりしますけど・・・・・

 

 臨場 

 

えーと・・・検視官のお話

検視といえば「相棒」の米沢さんですよね 服が同じだし

今、映画でやってるんでしたっけ?

それとかぶるなあと思いました

そもそも内野聖陽の役が「ゴンゾウ」とかぶるんですよね。

筒井道隆=高嶋弟 って感じで。

 検視官が捜査に入るなんて確かに越権行為ですけど、その無茶

ぶりが「ゴンゾウ」とかぶるのよ。

 

 でもまあ楽しめました。

二つの事件・・・・・無理心中と他殺に見せかけた自殺は面白かったです。

特に「ジギタリス」の部分ね。

ジギタリスといえばクリスティの小説には必ず登場する毒薬ですし

ああ、あの葉っぱがそうなんだーー」とちょっと嬉しかったです

(そういえば今期の「モンク6」でもジギタリスが出てきましたね)

 

ただ・・・「ボイス」も死者の声を聞くお話でしたし、こういうのが続くのって

どうなんでしょうか

「相棒」の米沢さんはしょっちゅう右京さんに頼まれて、あれこれ調べますし

こういうかんじの話は新鮮味がないっていうか

それほど名作になるとも思えないし・・・・・

 

それにしても、「刑事物」には必ず「癒し」の場が必要なようなで

「ハンチョウ」「相棒」は小料理屋。そして「臨場」ではバーです

ここらへんのワンパターンさも飽きてきたなあ・・・・と。

結果的に「相棒」を抜かす事が出来ないって事なのかも。

 

 目を引いたのが渡辺大君。彼は渡辺謙の息子・・・・?だよね?

確かお父さんとお母さんが離婚した時、貧しさを雑誌で訴えてた

あの人かあ・・・・・

 

 アイシテル 

 

子持ちとしては見るのが辛いだろうから・・・どうしようかと思って

いたんですが、見始めたら時間が経つのを忘れてしまいました。

どこにでもいる平凡な家庭が2つ。

一方は加害者でもう一方は被害者になるわけですが、この二つの

過程に表面上大きな違いがあるとは思えませんでした

 

 加害者・智也の家庭

 

 サラリーマン父とパート勤め母

 一人っ子

 私立小学校に通う5年生

 父親はあまり家族を顧みず

 智也は最近、あまり親と口をきかない。

 

 被害者・清高の家庭

 

 サラリーンマン父と専業主婦母と中学生の姉

 小学1年生

 家族思いの両親と反抗期の娘

 

全く接点がないんですけど、偶然、たまたま智也と清高は出会って

その日のうちに智也は清高を殺してしまうのです。

 

 想像するだに恐ろしい事ですけど、小学5年生が1年生を殺した

わけで。しかも本人はわりと淡々としているというか。

塾に行かなかった事を母親にとがめられて

「人を殺してた」と答えるあたり・・・色々思い当たる現実の事件がよぎります。

そのうち「猫殺し」とか出てくるのかな?

智也の母はとても息子を大事にしていて、一生懸命だけど息子の方は

口もきかない状態。

父親はあまりそういう事を深く考えるたちではない。

でも息子が人殺しとわかると

お前のせいだ」と妻をなじり「会社を首になる」と嘆き、最後には

やっぱり産むんじゃなかったよな」と平気で言う

これが事件の根本原因なのかわかりませんけど、この先どうなるんだろう。

 

 今までいわゆる「加害者」側から描かれる事ってあまりなかった

ですよね? 特にこういう少年犯罪では初めてかも。

ゆえに大きく期待してしまうのですが。

どんな犯罪を犯そうとも親として子供を愛する」事がテーマだとしたら

陳腐かつわざとらしくならないように描くべきかなあと思いますが。

 

私としては何で智也が殺したのか・・・・・なぜ口をきかないのか・・・

そこらへんがとても知りたいですね。

 

 

 

 

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ゴッドハンド輝・ハンチョウ・アタシんちの男子・白い春

2009-04-15 15:27:15 | ドラマ・ワイドショー

 そういえば、土曜日に始まった「キズナ食堂」を見ました。

黒柳さんの頭がすごい事になってて・・・・

あれは全部かつらよね

森田健作知事がご出演で(彼も就任早々大変ですが)

一生懸命千葉県アピールしてました

確かに千葉の名産といえば、落花生、梨、ネギ、ビワ・・・と色々あるのは

知っていますが、スーパーではめったに地元産の野菜なんか

売ってませんけど・・・

(道端の野菜農家が大根とか枝豆を直売してますけどね)

やっぱり高いのよ・・・・・・

落花生だって半端な値段じゃないし、有名ブランドネギなんか買えません。

梨は農家で買うくらいかなあ・・・・ビワも?キウイなら鈴なりだけどな。

房総半島で食べた魚介類は確かに素晴らしかったですが・・・・

でも私は正直、野菜は東北産の方が長持ちするので好きです

姑は「関東は野菜が安くてうらやましい」と言いますけどね。

 

 ゴッドハンド輝 

 

うちの旦那が楽しみにしていたドラマですが、始まって早々に

マンガとあまりにもイメージが違う」とそればかり

原作を知らない私は単純に笑いましたけど

だってーー いくらマンガでも、お父さんの手の跡があんなにくっきり

ついて、しかも大きくなるに連れて手の跡も大きくなるなんて変

「助けたい」と思うと勝手に心臓がバクバクしてお父さんが乗り移るの?

ジュニアがぼそっと

この人の方が病気なんじゃ・・・・・」に大爆笑

あんな外科医に診てもらったら怖いわ

とはいえ・・・・次回も見ますがどこまで続くやら。

 

 ハンチョウ 

 

佐々木蔵之介さん・・・すっかり「いい人」が板についちゃって

第二の高嶋弟か?役者の幅を狭めるような事はよせばいいのに。

TBSのあの時間帯は保身に回った人の番組枠よ

塚地さん、まだ骨折が治らないのねーーお気の毒。

無駄に刑事が多いような気がしますが、これから色々出るんでしょう。

まったりかと思ったけど、結構面白く見る事ができました

食後のだんらんにはぴったりかもしれませんね。

 

 アタシんちの男子 

 

 まずショックだったのが、草刈正雄が「じいさん」と呼ばれ

私と同い年の鶴見辰吾堀北真希のお父さんだった事

今、ケーブルテレビで「新撰組始末記」を見てるんですが、若き草刈さんは

素敵な沖田さんでしたのにーー

路線としては「イケパラ」「花より男子」系。

これまた堀北ちゃんとしては芸域を狭めるっていうか、いつまでこの手の

ドラマをやるつもりなんだ?って感じです。

 今回のイケメン兄ちゃん達より、秘書の山本耕史君の方が

よっぽどイケメンじゃない?なんちゃって・・・・・

要潤君は仮面ライダーG3?それから引きこもりの子はキバ?

 

 視聴率アップの為にサウナシーンを長々入れたのか?

でも体つきが貧弱だと思うけど・・・(仮面ライダー2人はなしだったし)

韓国ドラマのイケメン君の方がすっとすごいぞっ

あのお屋敷のはちゃめちゃなつくりといい、ストーリーの安易さといい

どこまで見続けるかは未定です

 

 白い春 

 

 と・・・・とにかく阿部寛が怖いっ

ヤクザそのもの・・・・上杉謙信からこういう風に変わってしまうとは

コメディっぽい阿部ちゃんの方が好きだけどしょうがないよね

それにしても・・・

刑務所から出た早々にお金を盗まれ (っていうか、鞄を置きっぱなしに

してトイレに駆け込むやくざなんている?)

無銭飲食して、ネットカフェではパソコン使えず

あの背の高さで横になるのはきつかったよねーーきっと

恋人を助けるために殺人を犯して9年もムショ暮らし

(考えると人を殺しても9年で出られる日本って甘いわ)

そしたら恋人は死んでて、800万はどこへ行った

踏んだり蹴ったりでしたーー

おまけに小学生に「そこどいてよ。絵の中に入っちゃう」と言われ

翌日には鼻に三つ葉を入れられてくすぐられ、怒ったら警察呼ばれて。

気の毒極まりないなあ

今後の展開からは目が離せないかも。

 

大橋のぞみちゃん・・・・口角を上げる癖が少々ひっかかるけど、

まあまあじゃない?

紺野まひるちゃん・・・・また死んだ人の役か

いうなれば「永遠のマドンナ」役が似合うって事よね。

そのうち「西遊記」で三蔵法師でもやってほしいわあ

 

 

 

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両陛下成婚50周年・金婚式3

2009-04-10 20:09:52 | 皇室報道

 あらためまして、両陛下、ご成婚50周年おめでとうございます

どうぞお健やかにダイヤモンド婚までお過し下さいませ。

 

 天皇陛下、記者会見で言葉を詰まらせる

 

ちょっとびっくりしたというか、お二人にとってこの50年は

本当に大変だったんだなあ・・・とつくづく感じました。

昭和天皇と香淳皇后の記者会見をおぼろげながら覚えていますが

もうちょっとリラックスして楽しそうで、しかも普通のおじい様とおばあ様

だったなあと思います

戦前・戦中の大変さに比べて晩年はとてもゆったりとすごされた

昭和天皇 夏は3か月も那須で静養していたくらいだし

東宮ちゃんがいるから大丈夫」とおっしゃっていたそうです

 それに比べると、今上ご夫妻は未だ現役・・・現役でないと

全てが壊されそうな危機感が常につきまとっている感じがして

普通に「孫がかわいい」とも言えず、あえて言葉に出さないで公平さを

保ったり、あらためてご自分の生きてきた道を述べられたり、

常に東宮家へのメッセージが込められているように思います

 

 一部の皇族は両陛下に背中を向けないように後ずさりして

  退席。

 

両陛下に皇族方がお祝の挨拶をして退出する時、「一部の皇族」

が後ずさりしながら退席したと・・・

えの・・・この報道ってどうとらえたらいいのでしょうか?

東宮夫妻ならそういう風には書かれなかったでしょうし

朝見の儀などでは背中を見せずに後ずさりしますよね。要するに

これが出来なかった皇族は誰なのかというお話ですね。

 

 麻生総理「弥栄」を「いやさかえ」と読む

 

正しくは「いやさか」ですけど

本当に漢字が読めないのねーだったら難しい感じを使わなければ

いいのに。

 

 プロポーズの言葉にこだわらなくても・・・・

 

本当は50年前の話よりも、

「お孫様達とはどんな風に過ごされていますか?」

とか

「お子様達へのメッセージ」

とか、そういうのを期待したかったのですが、結局のところ

そういうのは全部「雅子様への人格否定」になるので出来ないということですね。

何でそこまで気を遣わなくちゃいけないのか、

皇太子夫妻はGWは御料牧場、夏は那須に2週間以上、春はスキーに

2週間以上と静養三昧なのに、老人である両陛下は、ほんの数日

静養されるだけ

静養しなければ「雅子様への嫌がらせ」と言われ、そうかといって

公務を譲ることは大変危険なので出来ない・・・と。

このジレンマと焦りと危機感がお二人から滲み出ているような気がします。

本当は3か月でも4か月でも葉山や那須でお過し頂き、終戦記念日に

来られるだけでいい筈なのに

 

いつになったらお二人に平安が訪れるのか。

結婚したその日から、お二人は見えないものと闘い続け、そして

それは決して終わらない・・・という、気の毒だなあと思います

 

皇太子夫妻はお正月の挨拶以降、愛子内親王を参内させてないし

皇后さまの怪我のお見舞いもせず、スキーに行ってました。

 

 秋篠宮夫妻は5月に東欧を訪問、そして8月には

オランダへ公式訪問します

お二人の華やかな「皇室外交」を待ってます。

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両陛下成婚50周年・金婚式2

2009-04-10 10:28:50 | 皇室報道

 プロポーズのこと、今贈るとすればどんな言葉?


 天皇陛下 

「私のプロポーズの言葉は何かということですが、当時何回も電話で

話し合いをし、ようやく承諾をしてくれたことを覚えています。

プロポーズの言葉として一言で言えるようなものではなかったと思います。

何回も電話で話し合いをし、私が皇太子としての務めを果たしていく上で、

その務めを理解し、支えてくれる人がどうしても必要であることを話しました。

承諾してくれたときは本当にうれしかったことを思い出します。


 結婚50年に当たって贈るとすれば感謝状です。

皇后はこの度も「努力賞がいい」としきりに言うのですが、これは今日まで

続けてきた努力を嘉(よみ)しての感謝状です。

本当に50年間よく努力を続けてくれました。その間にはたくさんの

悲しいことやつらいことがあったと思いますが、よく耐えてくれたと思います。


 夫婦としてうれしく思ったことについての質問ですが、

やはり第一に二人が健康に結婚50年を迎えたことだと思います。

二人のそれぞれの在り方についての話合いも含め、何でも二人で

話し合えたことは幸せなことだったと思います。皇后はまじめなのですが、

面白く楽しい面を持っており、私どもの生活に、いつも笑いがあったことを

思い出します。また、皇后が木や花が好きなことから、

早朝に一緒に皇居の中を散歩するのも楽しいものです。

私は木は好きでしたが、結婚後、花に関心を持つようになりました。


 語らひを重ねゆきつつ気がつきぬわれのこころに開きたる窓


 婚約内定後に詠んだ歌ですが、結婚によって開かれた窓から

私は多くのものを吸収し、今日の自分を作っていったことを感じます。

結婚50年を本当に感謝の気持ちで迎えます。終わりに私ども

二人を50年間にわたって支えてくれた人々に深く感謝の意を表します。

 皇后さま 

たくさんの質問があって、全部はお答えできないかもしれません。

とりわけ婚約のころのことは、50年を越す「昔むかし」のお話で

プロポーズがどのようなお言葉であったか正確に思い出すことができません。

また銀婚式を前にしてお尋ねのあった同じ質問に対してですが、

この度も私はやはり感謝状を、何かこれだけでは足りないような

気持ちがいたしますが、心を込めて感謝状をお贈り申し上げます。


 次の「夫婦としてうれしく思ったこと」。このようなお答えでよろしいのか、

嫁いで1、2年のころ、散策にお誘いいただきました。

赤坂のお庭はくもの巣が多く、陛下は道々くもの巣を払うための、

確か寒竹だったか、葉のついた細い竹を2本切っておいでになると、

その2本を並べてお比べになり、一方の丈を少し短く切って、

渡してくださいました。ご自分のよりも軽く、少しでも持ちやすいようにと

思ってくださったのでしょう。今でもそのときのことを思い出すと、

胸が温かくなります。


 昭和天皇の崩御後、陛下はご多忙な日々の中、

皇太后さまをお気遣いになり、様々に配慮なさるとともに、

昭和天皇が未完のままお残しになったそれまでのご研究の続きを、

どのような形で完成し、出版できるか、また昭和天皇の残された

たくさんの生物の標本を、どうすれば散り散りに分散させず、

大切にお預かりする施設に譲渡できるかなど、細やかに

お心配りをなさいました。

こうしたご配慮の下、平成元年の末には「皇居の植物」が、

平成7年には「相模湾産ヒドロ虫類」の続刊が刊行され、

また平成5年には昭和天皇ご使用の顕微鏡やたくさんの標本類が

国立科学博物館に、平成7年には,鳥類の標本が山階鳥類研究所に、

それぞれ無事に納められました。「印象に残った出来事は」という

質問を受け、このときの記憶がよみがえりました。


 「結婚してよかったと思った瞬間は」という難しいお尋ねですが、

もうエピソードはこれで終わりにさせていただいて、本当に小さな思い出を

一つお話しいたします。

春、辛夷(こぶし)の花がとりたくて、木の下でどの枝にしようかと

迷っておりましたときに、陛下が一枝を目の高さまで降ろしてくださって、

そこに欲しいと思っていたとおりの美しい花がついておりました。

うれしくて、後に歌にも詠みました。歌集の昭和48年のところに

入っていますが、でも、このようにお話をしてしまいましたが、

それまで一度も結婚してよかったと思わなかったということではありません。


 この50年間、陛下はいつも皇太子、また天皇としての、

お立場を自覚なさりつつ、私ども家族にも深い愛情を注いでくださいました。

陛下が誠実で謙虚な方でいらっしゃり、また常に寛容でいらしたことが、

私がおそばで50年を過ごしてこられた何よりの支えであったと思います」

 

 記者さんが笑うシーンもあったようで、皇后さまは本当にユーモア

があるなと思いました。

  また、陛下が言葉を詰まられるシーンもあり、そこでは私たち

 国民もまたちょっとウルっと来てしまいました。

 

 お二人のお言葉には大変厳しいメッセージもこめられていると

思ったのは私だけでしょうか?

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両陛下成婚50周年金婚式1

2009-04-10 10:17:10 | 皇室報道

 パンパカパーン 今日は両陛下の結婚記念日。

50周年・金婚式です

おめでとうございます いつまでもお健やかにでいて下さい。

 

 記者会見 

 時代にふさわしい新たな皇室のありよう、一方で守ってこられた

  皇室の伝統についてお聞かせいただくとともに、それを次世代に

  どう引き継いでいかれるのかもお聞かせください。


 天皇陛下 

「私どもの結婚50年を迎える日も近づき、多くの人々からお祝いの

 気持ちを示されていることを誠にうれしく、深く感謝しています。

 ただ国民生活に大きく影響を与えている厳しい経済情勢の

さなかのことであり、祝っていただくことを心苦しくも感じています。


 皇后は結婚以来、常に私の立場と務めを重んじ、また私生活においては、

昭和天皇を始め、私の家族を大切にしつつ私に寄り添ってきてくれたことを

うれしく思っています。

不幸にも若くして未亡人となった、私の姉の鷹司神宮祭主のことは

いつも心に掛け、那須、軽井沢、浜名湖でよく夏を一緒に過ごしました。

姉は自分の気持ちを外に表さない性格でしたが、あるとき、

昭和天皇から私どもと大変楽しく過ごしたと聞いたがどのように

過ごしたのかというお話があったことがありました。


私ども二人は育った環境も違い、特に私は家庭生活をしてこなかったので、

皇后の立場を十分に思いやることができず、加えて大勢の職員と共にする

生活には戸惑うことも多かったと思います。

しかし、何事も静かに受け入れ、私が皇太子として、また天皇として務めを

果たしていく上に、大きな支えとなってくれました。


 時代にふさわしい新たな皇室のありようについての質問ですが、

私は即位以来、昭和天皇を始め、過去の天皇の歩んできた道に

たびたびに思いを致し、また、日本国憲法にある「天皇は、

日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であるという規定に心を致しつつ、

国民の期待にこたえられるよう願ってきました。

象徴とはどうあるべきかということはいつも私の念頭を離れず、

その望ましい在り方を求めて今日に至っています。

なお大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を

比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場

合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います。


 守ってきた皇室の伝統についての質問ですが、私は昭和天皇から

伝わってきたものはほとんど受け継ぎ、これを守ってきました。

この中には新嘗祭のように古くから伝えられてきた伝統的祭祀(さいし)も

ありますが、田植えのように昭和天皇から始められた行事もあります。

新嘗祭のように古い伝統のあるものはそのままの形を残していくことが

大切と考えますが、田植えのように新しく始められた行事は、

形よりはそれを行う意義を重視していくことが望ましいと考えます。

 皇室の伝統をどう引き継いでいくかという質問ですが、先ほど天皇の

在り方としてその望ましい在り方を常に求めていくという話をしましたが、

次世代にとってもその心持ちを持つことが大切であり、個々の行事を

どうするかということは次世代の考えに譲りたいと考えます。

 

 皇后さま 

「50年前、普通の家庭から皇室という新しい環境に入りましたとき、

不安と心細さで心が一杯でございました。今日こうして陛下のおそばで、

金婚の日を迎えられることを、本当に夢のように思います。


 結婚以来、今日まで、陛下はいつもご自分の立場を深く自覚なさり、

東宮でいらしたころには将来の象徴として、後に天皇におなりになってからは、

日本国、そして国民統合の象徴として、ご自分のあるべき姿を求めて歩んで

こられました。

こうしたご努力の中で、陛下は国や人々に寄せる気持ちを時と共に

深められ、国の出来事や人々の喜び悲しみにお心を添わせていらしたように

思います。


 50年の道のりは、長く、時に険しくございましたが、陛下が日々

真摯(しんし)にとるべき道を求め、指し示してくださいましたので、

今日までご一緒に歩いてくることができました。

陛下のお時代を、共に生きることができたことを、心からうれしく思うとともに、

これまで私の成長を助け、見守り、励ましてくださった大勢の方たちに

感謝を申し上げます。


 質問の中にある「皇室」と「伝統」、そして「次世代への引き継ぎ」と

いうことですが、陛下はご即位に当たり、これまでの皇室の伝統的行事

及び祭祀とも、昭和天皇の御代のものをほぼ全部お引き継ぎになりました。

また、皇室が過去の伝統と共に、「現代」を生きることの大切さを深く思われ、

日本各地に住む人々の生活に心を寄せ、人々と共に

「今」という時代に丁寧にかかわりつつ、一つの時代を築いてこられたように

思います。


 伝統と共に生きるということは、時に大変なことでもありますが、

伝統があるために、国や社会や家が、どれだけ力強く、豊かになれているか

ということに気付かされることがあります。

一方で型のみで残った伝統が、社会の進展を阻んだり、伝統という名の下で、

古い慣習が人々を苦しめていることもあり、この言葉が安易に使われることは

好ましく思いません。


 また、伝統には表に現れる型と、内に秘められた心の部分とがあり、

その二つが共に継承されていることも、片方だけで伝わってきていることも

あると思います。

WBCで活躍した日本の選手たちは、鎧(よろい)も着ず、切腹したり、

ゴザルとか言ってはおられなかったけれど、どの選手も、やはりどこか

「さむらい」的で、美しい強さをもって戦っておりました。


 陛下のおっしゃるように、伝統の問題は引き継ぐとともに、

次世代にゆだねていくものでしょう。

私どもの時代の次、またその次の人たちが、

それぞれの立場から皇室の伝統にとどまらず、統と社会との問題に対し、

思いを深めていってくれるよう願っています。

 

 陛下が昭和天皇の公務を全部引き継いでいる事を強調して

いるのが特徴的ですね。

一旦は伝統を踏襲しつつ、少しづつ意義を考えつつ替えるべきもの

は変えていくというのが必要ですよね

でも東宮の場合は「やりがいのある公務」ですから・・・・


 

コメント (1)
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