ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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韓国史劇風小説「天皇の母」119 (そりゃフィクション)

2013-07-10 07:00:00 | 小説「天皇の母」101-120

 ヒサシは娘達の不甲斐なさに、なぜ我が家には男子が授からなかったのかと神を(どの神かはわからないが)

恨んだ。自分には男兄弟が何人もいるのに。

マサコはまだ子供に恵まれない。これは絶対に皇室の「血」のせいだと思った。

しかし、セツコの男選びは?二股をかけられていたとは。全く。

本来なら孫の一人もいて、穏やかな老後を過ごしている筈が、いまだに娘達の尻拭いをさせられる。

娘など持つものではない。こんなにも手がかかるなんて。

女など、結婚して後継ぎを産むだけの存在なのに、その一つも果たせない皇太子妃。

やっぱり双子の片割れあたりにしておけばよかったのだろうか。

ヒサシの中にわきあがるマサコへの不信感。

 

普段はどんな事も察する事が出来ないマサコだったが、父が自分に向ける視線が厳しくなりつつある事は

わかっていた。

セツコも結婚の事で父を怒らせた。暫くの間、怒りの矛先はセツコに向いていたのでマサコはほっとしていた。

叱られないならまあいいと。でも、父の期待はレイコの婿に向けられている事を知ると、急に心がざわつきだす。

何でもセツコと同じ轍を踏まないようにと、レイコには外務省・オオトリ会を通じて国際弁護士を紹介したとか。

オオトリ会。外務省内にある新興宗教信者の集まりだ。

自分も以前、ここに出入りした事がある。父とオオトリ会の繋がりは深く、利害関係の一致というより

「信仰」ではないかと思う。

教義を聞いていると成程と思う部分も多いし、なぜ自分が今、このような理不尽な立場にいるのか

とてもよくわかる。全ては先祖からの「因縁」なのである。

「因縁」を断ち切る為には題目を唱え続けなくてはならないし、少しでも布教活動をして信者を増やさなくてはならない。

ただ自然の神を崇め奉る神道など、こちらの教えに比べると子供の「ごっこ遊び」に見える。

そもそも天照大神なんて存在するわけないのに、馬鹿みたいに賢所で毎日祭祀を行う神官達。

そして1年中、宮中祭祀に追われる天皇家はおかしいんじゃないかとすら思う。

マサコは新婚当初に伊勢神宮に行ったきり、足を向ける事はなかった。

結婚当初、「本当に神様なんていると思うの?」と皇太子に質問したら、当の皇太子は絶句していた。

そりゃあいるでしょう・・・」

本当に?どこにいるの?伊勢とか熊野とか色々神社があるけど、そもそも神道って偶像崇拝と同じよね?

そんなものをもうすぐ21世紀になろうとしている今も信じてやってるわけ?おかしいんじゃないの?」

そうなのかな。変・・なのかな」

絶対に変よ。本当に神が守る国だったら何で戦争で負けたの?」

これはいつも父が口にしていた事だ。 マサコはその世代の子供達の多くと同じように、太平洋戦争の事も

日本の立場があの時どうだったかについても、学んだ事がなかった。

学ばなかった代わりに父が教えてくれた。

日本が中国や韓国を侵略した為に戦争が起き、それに日本は負けたのだと。

だから日本はとても悪い国で、自分達がそんな国の国民である事を常に自覚し行動しなくてはいけないと。

常に自覚し、行動するとはどういう事か。

それは侵略された国の人達を思うという事だし、さらに自分は「多くの日本人とは違う」と思い込む事だ。

神道=神国日本。軍国主義の日本の象徴。

そういえば、いつかの総理大臣が「日本は天皇がおさめる神の国」と発言して大バッシングされたっけ。

国民主権の日本において「天皇がおさめる国」なわけないし、ましてや「神の国」だなんて、そんな言葉を聞いた

人達がトラウマに苦しむ事がわからないのだろうか。

いわゆる右翼の人達は本当にバカだと思う。

皇太子は、そんなマサコの言葉にうんうんと頷いて話を聞き、

でも、僕は神道の家の後継ぎだから、どんなに疑問を持ってもやらないわけにはいかないんだ。

両陛下も同じだと思うよ」

そんなの、やめちゃえばいいのよ。誰も反対しないわよ

いや、反対するよ。神社には神社庁というのがあって、天皇家はいわば総帥だから。マサコ、あのね。

僕はその神道の総帥の後継ぎなんだよ」

でもこの現代に無駄な事するのはおかしいわ。時間の無駄。何かを信じるなら自分にとって得になるものにすべきよ」

「それってなんだい?」

私の父が懇意にしているオオトリ会っていうのはね」

そこでマサコは自分の信じている事について話をしたのだが・・・おかげで、祭祀は「体調が悪くて」と休みがちになって

しまったのだが。そもそも、本当に信じる者であれば鳥居をくぐってはいけないのだ。

どんな宗教も、異教を認めるわけがなく。

それはともかくとして。

父がそのオオトリ会の教祖の親戚をレイコに紹介した事は、マサコにとって青天の霹靂というか、大変なショックだったのだ。

一見、そんな教祖の親戚より皇太子妃の立場の方が上に見えるが、父の肩の入れようは皇太子よりもそっちに見えた。

父は私よりもレイコが可愛いのだろうか。

レイコに期待し、レイコを大事にしている。

それを思うと、マサコは自分が「姉」である事を忘れてレイコに嫉妬した。

そのうち、セツコに子供が出来たら。その子が男の子だったら、父の愛情はそちらに向くかもしれず。

そんな事をほんの少し考えるだけでマサコの額には冷や汗が出てくる。

 

セツコの夫の不祥事には正直、ざまあみろと思ったけれど。

要領のいいレイコはさらっと手柄を奪っていくかもしれない。

マサコは一日も早く妊娠しなくてはならないと思った。

それを考えるにつけ、隣でへらへら笑っている夫が恨めしい。

 

そんな時に出てきたのがベルギー王太子の結婚話である。

ベルギー王室と日本の皇室の交友は深い。

当然、招待状が来る。そうなれば皇太子夫妻が出席する方向で行く筈だ。

葬式じゃない。結婚式だ。

本当に久しぶりの海外旅行なのだ。

それが正式発表になると、本当に海外旅行に行けるのだと小躍りする程嬉しかった。

ヨルダン国王の葬儀はすぐに帰って来たけど、今回は結婚式だ。

目出度い事だし、色々楽しい事があるに違いない。

東宮御所はいきなり、唐突に華やかなムードに包まれた。

慌ただしい結婚式出席の準備。皇太子妃の服や装飾品を選ぶ事。

マサコ自身はファッションなどにあまり興味はなかったが、女官達が嬉しそうにあれやこれや選ぶのを

見て、本人もとてもいい気持ちになった。

ただ、いつも自分の機嫌がよければ東宮御所も住みやすくなるという事実を、マサコは知ろうとしなかったのだが。

 

宮内庁では、マサコがきっちりと結婚式でプロトコロルに従って行動できるか否か、それが心配の種だった。

いまだに立ち位置すらきちんと守らない妃なのである。

ベルギーとの友好関係に水をさすような事になったら大変だ。

しかし、ここらで本当に外国に行かせないと何を言い出し、何をやらかすかわからない爆弾のような女である。

カマクラ長官は、東宮女官長にくれぐれも、マサコが逸脱した行動をしないように徹底して監視しろと

言うしかなかった。

 

季節は秋を迎え、やがて晩秋になろうとしていた。12月がくればマサコは36歳である。 

ヒサシの焦った顔が脳裏に浮かぶものの、やはり外国に行きたい誘惑には勝てない。

マサコは「懐妊」の二文字を心の中にしまいこんだ。

父の事はあとで考えよう。

そして、あと1週間程でベルギーへ・・・・という時である。

それは単に数値だった。妊娠反応に「陽性」が出た事。

確かに生理が遅れているような気がしたが、それはいつもの事であったし、特別体調が悪いとかそういう事はなかった。

いわゆる「つわり」もまだない。

この「陽性」反応はただの数値。全く自覚のない数値に他ならなかった。

しかし、東宮職はそうではなかった。

何度も「陽性」反応に目をこらし、それが夢ではない事を確認する。

いくら本人が「別に変った事なんかない」と言い募っても東宮大夫も女官長も

侍医団まで「いや、これは間違いなくご懐妊です。だるいとかめまいがするとか・・・微熱があるとかありませんか?」

と聞いてくる。

微熱といえば・・・確かにそんな気もするけど基礎体温なんか真面目にはからないし。

そもそももうすぐベルギーに行かなくてはならないのに、なぜ今「懐妊」なの?

「本当に?マサコが本当に懐妊したの?」

皇太子は珍しく声をうわずらせて言った。顔面に喜びがあふれている。

侍医はそんな皇太子に「いえ、まだはっきりとわかったわけでは。まだお喜びにならないでください。

詳しい検査をしなくてはなりません。まずはエコーを

うんうん。何でも早くやって下さい

正式に不妊治療を始めて、わずかな期間だった。それなのにもう結果が出るとは。

ちょっと待って。ベルギーはどうなるの

マサコの声は全然喜んでいなかった。

「もちろん、本当にご懐妊でしたら海外渡航はキャンセルに」

なんですって?」

マサコの目が医師をにらみつける。にらまれた医師達はびくっとして、思わず顔を伏せた。

待ちに待った懐妊だった。

日本で最も高度な不妊治療を施されている皇太子妃の懐妊は国民の希望の星だ。

医師団としても結果を出さなくては信用にかかわる事。

そんなあれやこれやの思惑の中。待ちにまった・・・いや、今まで一度も経験していない結果が出たのだ。

海外なんて言ってる場合じゃない。

マサコの睨みに恐れをなした医師団は

と・・とにかく、間違いかどうか。エコーで詳しく見てみましょう」というしかなかった。

皇太子はうきうきわくわくしながら、そしてマサコは不機嫌状態で宮内庁病院に極秘に行く。

とても子供が出来なくて悩んできた夫婦とは思えない、微妙な雰囲気が皇太子夫妻からは漂っている。

エコーの結果は。

はやり懐妊だった。まだ2か月の段階だったが、とりあえず「懐妊」は事実。

これから「つわり」も始まるだろうし、体調に変化が出てくるだろう。

おめでとうございます。ご懐妊です」

その言葉に皇太子は目を輝かせ「ありがとう」と答えた。本当にうれしそうだった。その表情に医師団もほっとする。

しかし、マサコの方はただただ呆然としているばかりだった。

「どうしたの?」

マサコが一言も発しない事に皇太子はちょっと不思議になって声をかけた。あまりの喜びに言葉を失っているのかも

しれない。

しかし、くるりと皇太子をみたマサコの表情は母になる喜びに輝いてはいなかった。

ベルギーはどうなるの

第一声はそれだった。

 

 

 

 

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吉田所長死去

2013-07-09 18:28:24 | つれづれ日記

 

 東電福島原発 吉田所長死去 

 東電福島第一原発 吉田所長が9日に死去。食道がんの為。

 享年58歳。

 東電・広瀬社長「事故時の所長として、所員を束ね、文字通り、決死の覚悟で事故対応にあたっていただきました。

    社員を代表して、心より感謝いたします」

 いい人ほど早く亡くなる・・・というのは世の常ではありますが。

  あの震災の時に、いち早く真実を把握し、何とかしようと頑張って下さった。

  なのに政府も東電も彼に対して、処罰しようとすらした事、日本人は忘れません。

  どれほど無念だったかと思います。

 原発事故と「食道がん」は関係ないと言ってますが、果たしてそうですか? 激務でストレスがたまって・・っていうのはあったでしょう。

  結果的に「〇〇が原因でがん」という答えは出ないのかもしれないけど、あの事故さえ起きなかったらと考えてしまいますよ。

  いや、事故が起きたのはある意味仕方なかったとしても、あの時、ちゃんと吉田所長の進言・報告を受け入れていたら。

  現場の人達がどれ程恐ろしい思いをし、所長を頼りとしていたかを考えると、やっぱり今、のうのうと生きている

  民主党の人達を許せない気持ちになってしまいます。

  あれから2年半なのに、今頃除染なんて言ってる状況ですよ? しかも、本当に数値が高い所は出来ないとか。

  何でよ?それもこれも自己保身に終始した・・・・ああ、言ってもしょうがないけど。

  東電社長の白々しいコメントが何だかもうね。

 心からご冥福をお祈りします。

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名もなき毒

2013-07-09 08:58:16 | ドラマ・ワイドショー

 昨日、姫ちゃんに「私に付き合いなさいよ」と言われ、舞浜へ。ディズニーランドじゃなくて、その隣の

ボンボヤージュというショップに行ったのですが、昨日って月曜日でしょう?

電車に乗ったのは朝の10時くらい。

何でその時間にごろごろ・・・いや、ぞろぞろ小学生がいるのか?

しかも親と一緒に

「普通だよ」と姫は言いました。 短縮授業もまだだし、夏休みでも振替休日でもない月曜日に

小学生がディズニーランドへ行くのが「普通」?

他でもないディズニーランドだから、仕方ないのかなあ・・・・・

小学生にベビーカーに乗った子供かかえて、さらにおリュックに土産袋のお母様達はすごい体力の持ち主とは

思うけど。私には真似できないわ

 

 「SUMMER NUDE」30分で挫折してしまいました。ごめんなさい。

まるで「ロンバケ」見ているような・・・既視感漂う画面と、ベタな内容・・古いトレンディドラマのような流れ。

なのにどうしてつまらないの と思いつつ、ああ、私はトレンディドラマが嫌いだったわ・・・・と。

もう年齢的に受け付けないだけなのよね。いくら山Pの胸板が立派でも。

 

 名もなき毒 

 

原作が宮部みゆきですから面白いに決まってる。

これって「名もなき毒」と「誰かSOMEDAY」の二つをベースにしているのですか?

読んでないのでよくわからないけど。

とにかく、主人公の杉村三郎。ごく普通のサラリーマンが、ある時出あった女性。

その女性が財閥の娘で、彼女と結婚する代わりに財閥の閑職を引き受けろ・・・・と言われた。

この三郎役が小泉ジュニアなのですが、はまり役ですね。

「普通の」育ちには見えないけど、それって最初の時だけで、すぐに財閥の娘婿の役になり、

平幹二郎という舅を「お義父さん」と呼び、いわゆる「仕える」わけですけど・・・こういう時の

しぐさや会話に、彼本来の「育ち」がきっちり出ているんですね。

平幹二郎と対等に演じるというのはそれだけでもプレッシャーだと思うんですけど、

ジュニアの自然な振る舞いはいかにも「政治的な娘婿」って感じで。

 

北大路欣也主演の「刑事シュート」シリーズというのがあって、こちらも娘婿とコンビなんですが

こちらの婿はどこまでも「娘の夫」でしかないし、ストーリーがストーリーで、本当の父息子っぽいのがいいのですが

こちらの関係は「上司と部下」総理と秘書みたいな?

小泉ジュニアの本領発揮だなあ

 

深田恭子・・・痩せましたね。すごくきれいになりました。

南沢奈央が太く見える程痩せてるってすごい事ですよ。若い頃から知ってるだけに感無量です。

彼女が事件のカギになるんでしょうか?

 

そして編集長やら三郎がよく利用する喫茶店「睡蓮」これがまた、非常にムードがあって素敵なお店。

行ってみたいわ ああいう雰囲気に弱いんだよねーー

マスターが本田博太郎って所がまた謎めいてて面白いです。

無論、平さんと一緒の料亭もまた小泉ジュニアにぴったりの所で。ああいう場所が普通に似合うって羨ましいなあ。

小泉ジュニア、政治家にならなかったのを「使命感がないと出来ない職業だから」と言ってたけど

確かに政治的なあれこれは似合わないおぼっちゃまですね。

 

先が楽しみなドラマです。

今期はTBSの圧勝?

 

 

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八重の桜・半澤直樹

2013-07-08 08:28:29 | ドラマ・ワイドショー

 昨日、我が家にケーブルテレビの営業の方が来まして。「機器の点検」という名目で、新しいチューナーの売り込み

だったんですが、うちがケーブルテレビのオプションに3つも入っている事にやたら驚かれまして。

(衛星劇場・WOWOW・タカラヅカスカイステージ)

ヘビーですねえ」って言われてしまいました。

「色々なお宅を回っているんですが、このような使い方をされている家は珍しい」とかなんとか。

え?そうなの? だって1日に何本録画すると思ってるのよ。+地上波にBSだよ? で、ダブルチューナーにすれば

今みたいに「時間帯がダブってるーー再放送探さなきゃ」みたいな手間が省ける・・・というのですが、いかんせん料金がちょこっと上がるので

旦那はいい顔せず。画質もアップするならいいよなーー的な感じで私はノリノリだったのですが。

でも、私ってそんな・・・・ヘビーなの? つまり、その、オタクだって言いたいわけ?

BSプライムで放送している「手塚治虫・石ノ森章太郎作品の1回目と最終回」を見ているのですが。

私、小学校に入るまでテレビはNHKと教育テレビしか見たことなくて。

おまけにUHFが入ってないテレビだったので「魔法のマコちゃん」「さる飛びエッちゃん」とか見たことなくて。

いわゆるマンガはよそのお宅に行った時だけ見せて貰う・・・もので、ゆえに「仮面ライダー」も知らなかったんですよね。

だから今回の「1回目と最終回」は懐かしさより新しい発見があるかと思ってみているのですが。

鉄腕アトム」 → 斬新としかいいようがない。スピード感とメリハリが。でも漫画をそのまま動かしているような印象が。

            話がぽんぽん飛ぶのはこのころの脚本の基本なんでしょうね。

            最終回、人間が全部地球を離れてロボットだけになっちゃった世界っていうのが不気味でした。

            アトムの唐突な「特攻」作戦にもびっくり。

マグマ大使」 → 再放送で・・好きでよく見てたんですが1回目を見て驚き 岡田真澄が江木俊夫の父ってありえないでしょ

            岡田さん、今ならママ達に大人気だったかも。(お母さん役が変ってる)

            最終回でゴアがへんてこな怪獣になってるっていうのが意味不明。最終回は全てにおいて支離滅裂でしたね。

            マモル君が「おじちゃま」とかいかにも「おぼっちゃま」な言葉を使っているのが面白くて。 当時の都会の一軒家は

            憧れだったわ。

            マグマ大使ってアニメと実写の融合だったんですね。そういう意味では新しい試み。「バンパイア」的な?

            特撮部分やセットがやたらちゃちだったのは、予算上?円谷さんじゃないから?

「仮面ライダー」 → 1回目のオープニングはよく見ますけど、ストーリーとして見た場合、何だか暗い印象ですね。

             怪人にやられると泡になって消える・・・というのが不気味で、好きじゃなかった記憶があります。

             最終回になるとコスチュームが進化して、オープニングも派手に、変身ポーズもつきます。

             視聴率低迷に悩んだ結果、変身ポーズを作ったという話がありますよね。

             最終回の支離滅裂さは・・・もう何だかなあ。一緒に見てたヨンジュナですら「あれ?仮面ライダー」は負けたんじゃ

             ないの?」っていう程。

がんばれロボコン」 → これは私、途中で見るのをやめちゃった記憶が。ワンパターンだったからかなあ。

                1回目ってこんなんだったんだーーと。

                ロビンちゃんの可愛らしさに納得。島田姉さん。

 八重の桜 

展開がわかっているせいか、今回は泣かずにっていうか、やっぱりどんなに史実でも白虎隊の最期には

納得できず・・・・ちょっとしらけちゃったかなあ

今回は重要な事がてんこ盛りでしたよね。

 中野竹子の死・・・・娘子隊は板下に行ってたんですよね。そこで「女はだめ」というのに、ほぼ無理やりご出陣。

              でも、竹子はそこで討死。史実では夜に母や妹が姉の首を落としに行ったとか。

              死んでも、敵に凌辱されたくないと思ったから。

              妹の優子さんはこののち函館戦争まで行きますけど。

 雪さんの死・・・官軍になぜ捕えられたか、何を目的に生け捕りにされたかというのは諸説あるとしても

            雪さんが自害したのは事実のようで。でも、自害の時はたすきを外して膝をしばるんじゃないか?なんて

            ちょっと細かい事が気になってしまいました

 彼岸獅子の入城・・・玉鉄のかっこよさったらなかったけど 彼岸獅子のあとに軍が入場して、官軍が何もせずに

                見送った理由とは何だったんでしょう。

                彼岸獅子はお祭りだから?農民だから?薩長がそんな事を気にするかと。

               「武士の情けじゃ。通したれ」が事実だったっけ?

               会津戦争の中で唯一の明るい話題と言われておりますが、彼岸獅子さんたちはその後、どうなったでしょう?

               山川捨松は大砲がばんばん来るなあ、たこを揚げ続けたとか、時報替わりの鐘は必ず時間通りに鳴るので

               官軍が気持ち悪がったとか 細かい所では「会津魂」を思わせるもエピは多多あります。

 西郷頼母の出奔・・・ここが日テレ版と大きく違う部分ですが、ここも新しい真実が出てきたのでしょうか?

              日テレ版では、ひたすら恭順を説いていた頼母が彼岸獅子の入場後には「国破れて山河あり・・・」と言い出すんです。

              で、殿が宸翰を頼母に預け「これを持って生きろ」と説得するのですが、NHK版では、いかにも殿さまが

              頼母を疎んじたという風に描かれていますね

              まあ、延々と恭順を説き、この期に及んでも「あの時、京都守護職を断っていたら」「鳥羽伏見に関わらなかったら」

               「早い段階で会津に戻っていれば」と言われたら、いかな殿といえども「うざい」になるかなあ。

              綾野容保は今回も泣きそうな顔をしていましたけど、「ご聖断」を下すタイミングって本当に難しいですよね。

              頼母はその後、吉十郎と一緒に出奔。後に殿とは東照宮で再会。その時の心境を聞きたいものです。

 

1話の中で起承転結をつける事が大事だし、特に盛り上がらせることも重要。でも「八重の桜」は史実にのっとって細かく

描く事に集中してしまい、肝心の「ドラマチック」さに欠けるのではないかと思います。

日テレの「白虎隊」も生で見た時には「タイトルが「白虎隊」なのにほとんど前半は出てこないじゃん」と思ったものですが

徹底的に会津側から描いた事、それぞれの一本気な性格を示す名言が沢山あった事が後々語り継げられる事になったのだと

思います。

今回、頼母が殿に「茅野の所へいけ」と言われた時、「殿はこの頼母に会津をされとお命じなされるのか」と言います。

そりゃあ「恭順、開城」を言い募り、殿はもう嫌で嫌でたまらないから追い払おうとする・・・のはわかるけど。

日テレ、杉山義法脚本だと殿は、宸翰を持ってこさせ「会津が賊軍になった事が口惜しい。何が何でもこれを守り

会津の名誉を守ってくれ」というのです。そこで頼母は「殿はまたしてもこの頼母に生き恥をさらせとおおせしか」と言います。

殿はそれに向かって「そちにしか頼めぬ。頼む。頼母」と叫ぶんですね。

史実からいうと、今回が正しいのかもしれません

殿・家臣団と頼母の間に吹く隙間風は大きくなるばかり。そうはいっても頼母の「またしても・・・」のセリフが生き生きと胸に迫る

ド迫力のシーンに号泣したものです。

白虎隊の自刃シーンも同じです。

最初に自刃した和助に儀三郎さんが「見事だぞ。和助」といい、さらに「和助に後れを取るなと言って次々自刃。

ラスト・・・儀三郎さんが死にかけに「みんな・・・死に遅れるなよ」っていうんですけど、もうここらへんは号泣。

助かった貞吉が助けてくれた下人に向かって「なぜわしを助けた!馬鹿者めが!」と血だらけで叫ぶんですけど・・・そこらへんも

もう号泣号泣で。

中野竹子さんの時は・・虫の息で竹子さんが「介錯・・・介錯・・」っていい、母がグサッと首を斬り、泣き出す女の子達を後目にすっくと

立ち上がり「行きましょう」と歩き出す。雪子さんの自刃シーンは、綺麗な日本語で作法通りに池上季美子と芦名星を比べるのも

変だけど、やっぱりきちんと時代劇が出来る人は違うと思いました。

頼母が「なよたけ」の辞世の句を見て泣くシーンがありました。それはそれでいいシーンだったと思います。

でも、杉山脚本では、貞吉が辞世を作っている家族に対して「会津は負けるんですか?みんな、死ぬんですか?」と尋ねます。

頼母はその時「負けた時の用意の為に辞世を書くのではない。これはな、覚悟じゃ。勝敗は時の運。生死を超えた所に

真の勝利がある。そう心得よ」と諭すのですが、これぞ「会津魂」と思い、胸に刻みましたね。

セリフだけ羅列しても胸を打つ・・・それがドラマの理想なんじゃないかなと思うのですが。

あれから30年経ってもセリフを覚えてる私・・・どんだけ毎日ビデオ見てないたかしれやしない。仕事でうまくいかないときとか

子育てに悩んでる時とか「なぜ誠が通じぬのじゃ」と、容保のセリフを呟いてました)

泣くツボをきちんとおさえてセリフを書いて欲しいですよね。

杉山脚本は他に「武蔵坊弁慶」もあって、とにかくセリフがかっこいいし、潔いし、日本人の胸に迫ってくるんですね。

どちらの脚本も最後が悲惨ですが、こういう描かれ方をすれば亡くなった方も浮かばれるのでは?

今さらなんですけど。時代劇脚本を書く方には、その「精神」を大事に描いて欲しいなと思います。

(なので私は「赤目小藤次」が好きです)

 

 半沢直樹 

初回の視聴率が19・4%でしたって?

わかります。とにかく男性向けの話で、銀行関係のあれやこれやを全く知らない私には、内容的に難しいなと思ったんですが

まず、小さな町工場を助ける時のシーンと、立ち回りシーン、ラスト、見得を切るシーンに拍手喝采でした。

「正義は勝つ」じゃないけど、やられたらやられっぱなしで行くか、理論武装して立ち向かうか。

半澤的生き方は誰でも出来るわけないんです。

でも、それをテレビの画面でやってくれちゃう事が楽しいのかな。

 

堺雅人の滑舌のよさは、長セリフにぴったりで、今回も聞かせて頂きました。

セリフを書く甲斐があるってもんですね。(ね?橋田さん)

ミッチーの中立派もいいし、ラブリーのオカマおじさん、最高に面白い

香川照之の悪役っぽさに、正義の北大路さん。

あまりにも俳優の層が暑すぎて、上戸彩が一人で浮きまくっております。

檀蜜がコンビニの袋?をばーん!と半澤に投げつける所が楽しいけど、この、いかにも「愛人」が似合う

キャスティングが男性視聴者にはたまらないんでしょう。

上戸のような、明るく前向き、言いたい事をぽんぽんいうけど仕事の邪魔はしない「都合のいい妻」と

色気のある肉体で翻弄する檀蜜。

全く・・・・って感じです。

 

次回に期待 

 

 

 

             

     

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震災ヴィオラ

2013-07-08 07:00:00 | 皇室報道

 意図的な「仲良し」「心を寄せている」アリバイ公務?

 

 皇太子、震災ヴィオラ演奏 

 

 7日。学習院OB管弦楽団の演奏会で、皇太子が「奇跡の一本松」から作ったヴィオラを演奏。

 演奏会では他に津波などで流された流木などをもとに作られたバイオリンなども演奏された。

 演奏終了後、皇太子はヴィオラの後ろに描かれた奇跡の一本松の絵を会場に向かってみせた。

 この演奏会には両陛下が出席。急きょ雅子妃も同行。

 バイオリン制作者からの依頼を受け、皇后陛下が皇太子を紹介した。

 何でも1月?に、震災の流木などを使って作った楽器の演奏をしたいと、制作者が皇后陛下に相談。

  「それなら皇太子がヴィオラを弾くので」と紹介。学習院OB演奏会での演奏という事になったのでしょう。

  ゆえに両陛下のおでましがあった・・・・と思います。

 本来なら微笑ましいエピソードなんですけど、オランダに行けても被災地に行こうとしない皇太子夫妻の言い訳に

  演奏会を利用しているようではなはだ不愉快です。

  それに乗ったのか乗せられたのか両陛下も不可解。もっとも天皇陛下は雅子妃から避けるようにぐぐっとお体を

  皇后陛下に向けていらっしゃったけど、空気読めずいちいち話しかける雅子妃にはまいった・・・・・

  皇后陛下はにこやかに雅子妃と歓談? 「仲のよい嫁姑」演出。女性週刊誌は「雅子さま!皇后様から温かい励ましに

  決意の公務!」とか書くのか?

 即位式にはどうしても行きたくて頑張った雅子妃。でも被災地へは3度もキャンセル。

  「二人じゃなきゃいかない」と皇太子も絶対に行こうとせず。

  雅子妃は先日、ドタ出ドタキャンをやからして批判されている渦中。

  にも関わらず「どこ吹く風」と両陛下とにこやかに演奏会を見ている風景は、国民の神経を逆なでするものですね。

  たとえ、陛下が何となく身を雅子妃から遠ざかろうとしているとしても、それなら最初から一緒に来るなと言いたいし。

 

  両陛下と雅子妃

通常、こういう風に並ぶ時は皇后と皇太子妃の服装はきちんと色や素材、持ち物に至るまで合わせるものですが

皇后は手袋なしのバッグ持ち、雅子妃は手袋ありのセカンドバック持ち。見た目、全然あってない。

いつも手袋なんて持たない雅子妃が何で今回に限ってこういう事をするのかしら?

皇后陛下の目が落ちくぼんでいて気の毒とは思うのですが。

 

座ろうとする両陛下

陛下が座ろうとするのに皇后が助けようとし、さらに雅子妃が手伝おうと気をきかせている・・・の図です。

普段そういう事をやらない筈の人が一体何を・・・・と。

無論、陛下は雅子妃を全く気にしてないですけど。

 

皇后陛下と雅子妃

これは最初なのか終わりなのかわかりませんけど、にこやかに歓談しているように見えますよね。

「慈悲深い皇后様は誰にでも慈愛を示される」シーンではありますが、あれだけの事をやらかしている嫁に

にこにこ笑える皇后様って一体と思ってしまいます。

どうみても「岩手には行かないの?宮城にはいつ行くの?」と聞いているようには見えず。

むしろ「今日は来てくれてありがとう」ぐらいおっしゃっていそうですね。

 

両陛下と雅子妃

今日の雅子妃は顔もすっきりしているし、いわゆる「普通」

という事は、やっぱりオランダの時は相当ひどい状態だったんだなーーという事がわかります。

それでも、陛下に指さししながら一生けん命に何かを説明している感じや、それを陛下がちらっと

みるなり無視している様子は見てて惨いのですが。

皇后陛下のまぶしそうな顔。

被災地に行かない息子でも、こうやって震災ヴィオラを演奏してくれれば、国民の批判も和らぐでしょう・・・とでも

思っているかのような表情。

陛下ですらほっとしている印象です。

でも、やっぱりそれは違うのですよ。

 

両陛下と雅子妃3

多分、皇太子が震災ヴィオラの背中を見せたあたりのシーンの表情なのかなと。

3人ともにこやかでよろしいわね

雅子妃は膝の上に一体何を乗せているのでしょう?

皇后陛下はバッグを足元に置いていらっしゃるでしょう?雅子妃のはセカンドバッグだから

膝の上に乗せ、さらにその上に何を乗せている・・・・・?まさか膝かけ?

皇后陛下ですら使っていらっしゃらないのに?

 

こういう、いかにも「何も問題はありません」風を装われる事が今の国民、とりわけ被災地の人達には

むかむかする出来事で。

「被災地には行かない」と皇太子が言った時、陛下は10秒絶句したっきりだったそうだし。

何度も書きますが、だから7日の演奏会で全てが帳消しになるとは思わないで頂きたい。

(そもそも震災ヴィオラのソロシーンってあったの?)

 

 

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言論の統制なの?ミキティ上げ

2013-07-07 08:46:49 | ドラマ・ワイドショー

 ミキティが何か大きな力に利用されている?

ただでさえ「疑惑」のフィギュアスケート界なのに。

 

まず・・・私は報道ステーションもワイドショーも見てないので、ミキティの出産についてはネットのニュースで

知りました。

で、夕方のニュース等で大々的に取り上げられ、早朝のワイドショーでもわりと好意的にとられ・・・・・

それが何で?なのかわかりませんでしたけど。

テレ朝が独占インタビューをとったという事で、一気に「望まれない出産を決意したミキティ」に拍手喝采状態に。

ここまではまあ「いつものマスコミ」で終わったんですけど。

 

週刊文春のメルマガで「安藤美姫の出産を支持しますか」というアンケートがありました。

一応、それに答えましたよ。「支持する」にポチっとして、理由を書けとあったので

「出産しちゃってから今さら支持するも何も・・・」と。だってそうでしょう?生まれちゃったんだもん。

祝福するしかないじゃないですか?

それから「母として五輪を目指すことに・・」みたいな質問があってので「谷亮子みたいなのは嫌」と書いた記憶が。

内容的に差別的と思ったり、人権侵害と思ったりはしませんでした。

しかし

 夕刊フジに「安藤美姫「公開リンチ」に大炎上!文春アンケート中止

というのが載って。

個人的には一部の会員しか見る事が出来ないメルマガで「公開リンチ」も何も。それにリンチってどういう意味?

「支持するかしないか」と問うただけで、あからさまに否定したり、いじめたりしたわけじゃないのに。

そのフジの内容は

 復活を目指す安藤に水をかけたのが週刊文春。

  4日、メールマガジンの読者約8000人に、「安藤選手の出産を支持しますか?」「子育てしながら五輪を目指すことに賛成ですか?」

  質問した。

 これに対し、「人権侵害だ」「支持する・しないって何様のつもりだ」と批判が広がり、同誌はアンケートを中止。

  新谷学編集長名で「このアンケートに関して不快な思いを抱かれたすべての方にお詫び申し上げます」と謝罪文を発表した。

 下着通販会社「ピーチ・ジョン」創業者の野口美佳氏はツイッターで「読んだ瞬間ドッカーンと怒りがこみ上げ、

   いまでもブルブルとした思い」とつぶやいた。

 脳科学者の茂木健一郎氏もツイッターで

 「その記事は、国際的な人権感覚から言えば、かなりぎりぎりのところで書かれている」と分析。

   その上で、「日本のマーケットでは、それが売れる。

  今回の安藤選手に関するアンケートは、ぎりぎりを踏み外してしまった感あり」と指摘した。

 女性問題に詳しい東京家族ラボ主宰、池内ひろ美さんは本紙の取材に、

  「出産を支持するか、という問いかけ自体まったくリテラシーがない」と批判。

 野口さんは何でブルブルとした思いを抱いたのか?ドッカーンとした怒り?

   ジェンダーフリー論者なんだろうなと思いますが、「オリンピックを目指す程のスケーターが、突如「未婚の母」になって大々的に

   それを発表し、「賛同するべき」と思う方が「ブルブルとした思い」にかられるのでは?

   ミキティファンはフィギュアファンであって「未婚の母になっても金」のミキティファンではないんじゃないかと。

  コーチとの別れを経験し、この先、どうやって練習をしたらいいかわからない・・・・と発表されて、ひそかに心を痛め、心配していた

  ファンも多い筈。

  なのに、ある日「子供を産みました。中絶しようかと思ったけど勇気をもって産んだ私は偉い。フィギュアスケーターである前に

  女だし母なの」みたいに言われたら・・・失望するんじゃない?今までの発表は嘘だったわけ?って。

  それに、本当にこの出産に自信があれば堂々と「私は〇〇さんの子供を産みました」と言えばいいじゃない?

  やることなす事中途半端で、日本の倫理観の中で果たして「支持されるか否か」を問うのは、別に問題があるとは思えません。

 国際的な人権意識で考えても・・・・例えばフランスのように入籍しないカップルがいくらもいるという国においてさえ

  「仕事を放りだして知らない間に出産していた」事は支持されるんでしょうか?

 「出産を支持するか」という問いは確かに無意味です。だってもう産んじゃってるから。

   それを言うなら「安藤美姫の生き方を支持しますか」とすればよかったのかもしれませんね。

 庶民のひがみととらえられるかもしれないけど、フィギュアはお金がかかる。誰でも出来るスポーツではない。

  その世界でメダルを期待される程に頑張ってこられたのは、それを支える人達がいてこその話。

  その人達に対して、「スケートも大事だけどママになる事も選びたかった」と事後報告したらどう思われるでしょうか?

 文春は謝罪し、アンケートを中止。これって言論の自由を奪われた事になりませんか?

 

 東スポ 「美談じゃすまされない。スケート連盟に抗議殺到。

     「ちゃんと性教育しているのか」との声も。

あれ?テレビとは真逆の事が起こっていたんですね。

 フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫(25)の衝撃の未婚出産は、あたかも美談のように仕立てられている。

   「母親として五輪出場へ」「ママでも目指せ金メダル」といった報道が目に付くが、その裏では深刻な事態に陥っていた。

 実は日本スケート連盟に苦情電話が殺到。

  中には「お前ら、ちゃんと性教育しているのか!?」と怒りをあらわにする人もおり、連盟スタッフは大困惑しているという。

  万が一にも「フィギュアの世界は下半身がだらしない!?」などという評判が立っては、一大事だからだ。

 ミキティが出演するアイスショーのチケットはバカ売れでプラチナチケット状態に。宣伝効果はあった。

   でも「多くのメディアでは出産した母がソチという夢に向かって決意するという

  美談になっていますが、

   非常に違和感を覚えますね。再起しようと本気なら、避妊しないのはなぜ? 

  そこは問われるべきではないでしょうか」との意見も。

 日本スケート連盟には苦情が殺到。現役選手が結婚もせずにいきなり出産だから。他の競技では考えられない。

 フィギュア界では織田信成が2010年にデキちゃった婚。

   今年4月に無良崇人がデキちゃった婚。小塚崇彦にも熱愛報道・・・もしデキちゃったなんて事になったら?

 フィギュアをやらせようとする親達の間で「フィギュアの世界は下半身が甘い」とイメージづけられたら、スケーターに

   なる子がいなくなる。

 ジェンダーフリー論者っていうか、野口さん等は勘違いしていると思うんですが、ミキティの出産は

  「キャリアをとるか母になる事をとるか」という、「女性問題」ではないのです。

   むしろ「プロ意識を持っているのかいないのか」「公私の区別がついているか否か」という問題です。

  テレビ局が根本の問題をすり替えて報道したり、擁護したりする背景には、東宮家問題と大きな共通点があるような

  気がします。

  スケート連盟に苦情の電話が殺到している事など、テレビは報道しないでしょうし・・・という事は多くの国民は

  ミキティのやったことを全面的に肯定し、応援しているという印象操作をされるわけですね。

  「何だかおかしい」と感じても、何がどうおかしいのかわからない国民も多いでしょう。これこそが「マスコミにおける言論統制」

  であると思います。

 

そのミキティ、6日は福岡でアイスショーに出演。

この日の曲は「ママへ

後半には3回転ジャンプを成功させて拍手喝さいを浴びたそうですが、本当の出来はどうだったんだか。

曲選びにしてもあざとい感じがしますよね。

 

清く正しく美しいのはデーと真央ちゃんだけか?あの二人、こんな環境下でほんと、よく頑張ってるよね。

頭が下がります。

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皇室ウイークリー

2013-07-06 21:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

6月28日・・・天皇陛下 → 通常業務

          両陛下 → 人事異動者に会う

6月30日・・・天皇陛下 → 節折の儀

7月1日・・・両陛下 → 賢所勤労奉仕団に会釈・大祓の儀奉仕

                岩手県訪問について説明を受ける

                秋篠宮両殿下から挨拶を受ける

7月2日・・・天皇陛下 → 通常業務

         両陛下 → 眞子内親王から挨拶を受ける

7月3日・・・天皇陛下 → 離任大使に会う

                警察大学校警部任用科第37期学生に会う

                衆議院議長・参議院議長から挨拶を受ける

          両陛下 → 人事異動者に会釈

                  「御所の花」展を見る

 

皇太子殿下

6月28日・・・・第42回技能五輪国際大会日本選手団に会う

         人事異動者に会釈

6月30日ー7月1日・・・山梨訪問

         ・ 県勢事情聴取・大会関係者と昼食

         ・ 富士湧水の里水族館視察

         ・ 第28回国民文化祭・やまなし2013夏のステージオープニングイベント開会式典

         他

 

秋篠宮家

6月17日・・・両殿下 → 日本学士員茶会陪席

6月18日・・・両殿下 → クロアチア・スロバキア・スロベニア訪問の為賢所参拝

                       同          両陛下へ挨拶

6月19日ー30日・・・両殿下 → クロアチア・スロバキア・スロベニア訪問

7月1日・・・眞子内親王 → エジンバラ大学より帰国

                   宮内庁及び皇宮警察本部人事異動者に会釈

       両殿下 → 賢所に参拝

               両陛下に挨拶

7月2日・・・眞子内親王殿下 → 賢所に参拝

                      武蔵野陵・武蔵野東陵に参拝

                      両陛下に挨拶

        両殿下 → 第15回日本水大賞・2013日本ストックホルム青少年水大賞出席・懇談

      紀子妃殿下 → 障害児の療育・支援の現状について説明を受ける

7月3日・・・両殿下 → 第20回東京国際ブックフェア2013」出席・視察

     秋篠宮殿下 → 山階鳥類研究所会議

     紀子妃殿下 → 日母おぎゃー献金運動50年の活動状況及び「『おぎゃー献金運動』50周年記念式典」について説明を受ける

7月4日・・・両殿下 → 武蔵野陵・武蔵野東陵参拝

               第22回夏季デフリンピック日本選手団に会う

     紀子妃殿下 → ガールガイド・ガールスカウト世界連盟第11回アジア太平洋地域会議ガラ・ディナー出席

 皇太子の公務、少なすぎっ

   秋篠宮家の公務の幅が広がっていますね。

 

 山梨ドタキャンは何の為 

 週刊新潮・文春・女性セブンが一斉に雅子妃の「山梨ドタキャン」について報じる

 文春内容・・・・2日前の小町大夫の発表なので決定事項だと思い、マスコミが動く

            山梨はドアツードアでお手ふりもしないですむ。被災地より楽なのでオランダ後の公務より軽い

            国民文化祭のリハーサルは「両殿下」の予定で組み、当日の警備は過剰。

            THE BOOMも出演者なのに会場入りのさいはペットボトルを取り上げられた

            雅子妃の「ここ数日体調が・・・」のくだりに違和感。

            小町大夫のフライング発表ではないか。小町大夫を否定する為の雅子妃のメッセージでは?

            現在の雅子妃の体調は躁鬱が非常に激しく交代する状態。

 新潮もセブンも「小町大夫のフライング発表」は同意見。

   セブン・・・「先の予定を発表されるとプレッシャーになって欠席する。当日のドタ出だったら大丈夫かも」

 要するに「小町大夫外し」ではないかというのが結論ですね。

  小町大夫が自分勝手な意思で2日前に「山梨に行くかも」なんて発表する筈ないじゃないですか。

  そんな事したらただでさえ雅子妃とうまくいってないのに、ますます相手を怒らせる事になる。

  つまり、発表は雅子妃の意思だったとみて間違いないでしょう。

 今の東宮職は雅子妃の顔色を窺って戦々恐々の状態と伝えられているのに、勝手な事は誰一人出来ないと思います。

   にもかかわらず、当日のメッセージで「数日体調が悪く・・・」と書いたのは、「小町が勝手に画策した事」と暗に言っている

   ようなもので、東宮大夫のメンツは丸つぶれ、恥をかかせたという事ですね。皇族はここまでやっても罪に問われないし

   誰からも叱られない存在なんですね

 

 毎日新聞 6月26日 夕刊 「相次ぐ「雅子さま」報道 きつい表現、社会の反映か 

(ツッコミながら・・・・)

 今年は皇太子夫妻の結婚20周年にも関わらず、バッシング報道が相次ぐ。

 美智子妃もバッシングされた事はあるが、雅子妃の場合はその比にあらず。

 特に新潮の「皇后不適格」は過激だった。

 月刊誌「WILL」編集長花田紀凱氏いわく

  「雅子さまをはじめ、ご本人たちは書かれた内容に直接反論できない立場だし、無論こちらからも直接確認できない。

   私だったら『不適格』『退位』などの見出しはとても怖くてつけられません。マスコミ側の自制が利かなくなっている

  「「(雅子さまは)皇室の中の『悪役』を一身に背負っておられる面があります」

 「WILL」よ、お前もか・・・の気分です。チャンネル桜をやってるんだよね?保守派じゃないの?西尾氏の「皇太子への忠言」を

  載せた雑誌の人とは思えない言葉。

  事実を知らないのか、知っていながら庇うのか、どっちだ?

   反論できない身分 → 女性週刊誌と友納尚子・鳴門真彦らを使って反論しているし、東宮大夫を使ってマスコミに反論しているでは

                   ないですか?

   マスコミの自制が・・・・ → 自制ではなく、やっと真実を語る勇気をもってくれただけです。

   皇室の悪役を・・・ → 背負っているというより「悪」そのものです。一般的な社会人なら絶対に許されないような行為を

          (ドタキャン・ドタ出、いじめ会見、プロトコル無視、病気をかさに仕事をしない等)「皇族」の身分を背景に全部やってのける。

          そのうえ、国民の税金を湯水のごとく使っている。

 

 皇太子夫妻はオランダを訪問し、雅子妃は11年ぶりとなる海外公式訪問を果たした。

   体調に波がある中で重要な公務を乗り切ったことで回復への明るい光が差し込んだかに見え、

   宮内庁さらに東日本大震災被災地の訪問を検討。

   これらには肯定的な記事が相次いだ。ところが、関係者によると当初6月中に予定されていた宮城県訪問は

   3度もキャンセル。

   花田氏 「病気で国内の公務を休まれるのに、愛子さまの運動会に行く、私的な会食はする、海外には行くといった姿が反発を招きやすい」

 反発を招きやすいのではなく、言ってる事とやってる事に全く整合性がないからバッシングされているのです。

   誰だって「被災地に心を寄せている」と言いながら、一切、ボランティア活動をしない、募金もしない・・・なんて人を見たら

   「偽善者」だとバッシングするんじゃないでしょうか?

 即位式へは「オランダ静養させてくれたから何が何でも行きたい」といいつつ「でも体調が・・・」と渋りに渋り、相手から

  「即位式だけでてくれればいいから」という言葉を引出し、さも「行ってあげるわ」的な行動。

  一方、被災地へは毎年「心を寄せている」といいつつ、絶対に行かない。

  山梨へも「行くかも」と言っておきながら行かない。約束違反ばかり。でもそれを「体調が悪いんだから仕方ない」ですませる事が

  元キャリアウーマンのやる事なのか・・・と。

 「責任感が強い雅子様」 → 「強すぎて何も出来ない」事を正当化するというのははたして許される事なんですか?

 

 作家・横森理香 キャリアをとるか家庭をとるか、不妊や流産、高齢出産を巡るストレスなど、雅子さまが直面してきた問題は、

    同世代の女性に共通する。私も人ごととは思えず、つい感情移入してしまいます」

    雅子妃と同じ歳の彼女達、「均等法」世代にとって雅子妃は輝く星。

 同世代として横森氏のように言う人間がいるという事が恥ずかしい。

   私達は確かに均等法時代で、仕事か家庭か、不妊や高齢出産に悩んできたけど、それを回りのせいにしたりしなかったし

  ストレスでうつになろうとも、それでも生きてきたよ・・・・自分の力で。

 雅子妃は、「キャリアをとりたかったのに皇太子が無理に結婚を・・・」

  世継ぎ出産の為に静養を増やせば「外国に行きたかったのに、宮内庁が出産を強要した」といい、女児が生まれれば

  「男子を産めと強要されたから」といい、何がどうあっても回りのせいにして「私は被害者」だといい募る。

  その事がどれ程国民を傷つけ、混乱させ、嫌な気分にさせているか、知りもしない。

  横森氏は雅子妃の何を見て「感情移入」するのか。

 

  男女の差なく「自分の意見や主張を持たなければならない」と考えてきたが、上の世代に「生意気」とたたかれ、

    育児や家事で努力しても評価されない。同世代の女性はそんな悩みを共有し、雅子さまの記事から目が離せない」

    「雅子さまは容姿も能力も非の打ちどころがない方。だからささいなことでもバッシングに遭うオランダご訪問が海外に行きたくても

    行けない庶民の気に障り、報道も同調したのでは」

 ハーバード大を出て外務省に入って、東大に学士入学して皇太子妃になったから「非の打ちどころがない」のですか?

  非の打ちどころがないなら公務をやって、子供をがんがん産んでいるんでは?

 「海外に行きたくても行けない庶民の気に障り」 → 日本国中を敵に回す発言だと思います。

   いくら庶民といえども、皇族と自分達の立場の違いはよく知っている。むしを知っているからこそ、「立場をわきまえない」妃の

   言動や行動に怒っているのでは?

 そもそも雅子妃がどんな努力をして評価されないの?

   上の世代にいつ「生意気」と言われた? 皇室内で雅子妃がそのような評価を受けた事は一度もない。

   勝手に自分が「認めてくれない」と騒いだだけでは?

 

 香山リカ 「 最近の雅子さまバッシングの背景には、生活保護受給者に向けられる不当に

   厳しい視線や在日コリアンを汚い言葉で

   攻撃するヘイトスピーチの問題と同じ構造がある」

 へ・・・生活保護不正受給者とヘイトスピーチと同列に語る香山氏、擁護しているのか何気に暴露しているんだか。

  ただ、ヘイトスピーチをやっているのは日本人なりすまし韓国人であり。不正受給者の多くも在日である事を思えば

  要するに雅子妃のメンタリティややり方は「在日」と同じという事ですね?やっぱり・・・と思います。

  雅子妃は「なりすまし日本人」で「なりすまし皇太子妃」で「宮廷費不正受給者」って事になるのかしら?

 

 「『自分がこれだけせいいっぱい頑張っているのにあの人は楽をしている』とか、

   『正当じゃないお金をもらっている人がいる』といった不満を持つ人が増えている。

   病気や事情があって役割が果たせない人や、弱い立場の人への共感や配慮ができない。

   自分自身の心の余裕がなくなっているために、疑い深く攻撃的な感情が先に立ってしまう」

 そういう不満を持つ事の何がいけないのか、教えてください。皇室というのはそもそも「祈り」が仕事で、神道の総帥である限り

   世俗的な「富の謳歌」からは一番遠い存在なのです。

   清く正しい生活を送るべき人が、贅沢し放題して国民を恫喝するような事をすれば怒るのは当たり前。

 頑張っている人が正当に評価される世の中であって欲しいと思うのは国民として当たり前の事。

   人の上に立つ筈の皇族自らが「国家の富」を私的に使い込めば、バッシングが怒るのは当たり前。

 本当に弱い立場の人というのは、病気なのに病気と言えず働き続けて死んでしまう人だし、馬鹿正直に申告して

  生活保護を切られる人だし、理不尽な事をいじめを受けても反論すらできず自殺する人の事ですよ。

 

 花田氏 「記事の表現などがどんどんきつくなっているのは、インターネットに刺激的な情報があふれている影響ではないか」

 それは暗に某巨大掲示板を指していると思うのですが、あの掲示板の中でも「既女」版にいる奥様方は非常に勉強家であり

   情報収集にたけ、随分早い段階から今の状況を予測していたのです。

   その努力たるや・・・家庭の中に埋もれさせるにはもったいない人材の宝庫だと私は思っています。

   それらの情報はおおむね真実であるという事をあらためて述べたいと思います(皇太子風に)

 

 小田部雄次教授 「現在の皇室は天皇、皇后両陛下ともに現行憲法をとても大切に、尊重してこられました。

   改憲を望む勢力には、そうした皇室の姿勢はあまり好ましくない。しかし両陛下を批判することはできないため、

   男子の後継者をもうけていず、皇室の中でお立場の弱い皇太子妃、雅子さまにいらだちが向かっている面があるのではないでしょうか。

   その声を週刊誌がひろっている」

 改憲と両陛下は関係ないと思います。小田部教授、何を言いだすんだか・・・わけがわからない。

   むしろ、皇室典範を改正して「女帝」を認めたい人達が秋篠宮家をバッシングし、皇太子妃を過剰擁護しているのでは?

 

 小田部 「雅子妃バッシングは将来的に、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまのおきさき候補探しを難しくし

   皇室の存続を危うくする恐れがあると懸念。

   「現行の皇室維持を望むなら、国民も温かい目で、雅子さまを見守ることが大切です」と、国民の支持の重要性を説く。

 悠仁殿下に雅子妃みたいなお妃が来るなら、皇室はほろんでもいいと思います。

   そんな妃は二度と御免です。

 っていうか、小田部氏、悠仁殿下を盾に国民を脅すのか?これは鳴門真彦の書き方そっくりじゃないですか。

 

私が危惧するのは、こういう意見の裏を知っているマスコミ業界の腰がひけてしまう事です。

女性週刊誌はいまだに小和田・東宮家に取り込まれているし、テレビは反日に取り込まれ、新聞ですらこのありさま。

おじさま達が読む週刊誌のみが何となく公正な記事を載せてくれている・・・と思う昨今、最後の砦を失ったら

日本は崩壊します。

政治家・・・とりわけ「保守」を名乗る人達は、目先の選挙や政治の事ではなく、100年後の「日本」を考えて行動すべきです。

日本は日本人のものであり、皇室は精神的支柱である」という事を念頭においてお仕事をして頂きたい。

 

 

 

 

 

 

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おそるべし洗脳

2013-07-05 07:22:21 | 政治

 ふぶきさんに個人的にメールしたい・・・・という方 (そんな人いるのか?)は

ブログの左側、プロフィールの下に「メッセージを送る」ってあるでしょう?

そこをぽちっとして、メールをくださいな

GOOのアドレスなのでプライバシーもばっちりっ って宣伝してどうするの・・・・・

 

 オリンピック招致・・・麻生さんやら滝川クリステルやら猪瀬知事やら・・・熱心で

トルコは事実上ダメだろうから、マドリードとの一騎打ちですか?

麻生さんいわく「国民の意識が変わった。ロンドンオリンピック以降は・・・」って言ってたけど

それは「東京でオリンピックを」って流れではないような気がするんです。

私達がロンドンオリンピックを見てわかったこと、いえ、実はその前の北京オリンピックでわかった事・・・・

いえ、その前のバンクーバーでわかった事、それがロンドンで再確認すると共に

「ヨーロッパよ、お前もか」という意識にさせられたこと。

それはオリンピックは少しも公正な大会ではなくなった・・・・という事実です

中韓が台頭してきて、サムスンが筆頭企業になった時点で、何もかも「日本たたき」に利用され、金でメダルを買うような

事が当然のごとく行われるようになった

ロンドンではサムスンが、自社製以外は使うなと言ったり、韓国が審判を買収してたり、中国が無気力試合をやったり。

全てにおいて「不正」一色。あげくは、サッカーで「独島は我が領土」と横断幕背負って選手が走る始末。

こんな状態の人しかいないのに、どうして東京でオリンピックをやる意義があるでしょうか?

NHK,フジテレビ、電通は大喜びして、毎日中韓の選手の活躍を伝えるのですか?

そんな事に嬉々として名乗りを上げる猪瀬さんたち、感覚がおかしくないですか?わかってないの?

世界の人達だって、オリンピックに疑問を抱いている人は多いと思います。

 

昨日、皇室記事を読みたくて週刊文春を買ったんですが、それについては後日述べるとして。

「鳩山由紀夫・安倍昭恵を操る中国人スパイ」という記事がありまして。

いやーー恐ろしい 

 中国人京胡奏者・呉汝俊

 2月29日、帰国したぽっぽ兄の後ろにこの人物がくっついていた。

 彼は中国政府の情報機関「国家安全部」の工作員。目的は反日思想を日本人に植え付ける為。

 1963年生まれ。両親が京劇に関わっている芸能一家。25歳の時に21歳年上の日本人を妻とする。

 その後、日本に活動の場を移し、中国大使館が後援するイベントなどに出演して知名度を上げる。

   2002年にエイベックスからメジャーデビュー

   NHKドラマ「大化の改新」では俳優として出演。さらに「義経」にも音楽担当として名を連ねる。

   2007年、秋の園遊会に招待  

 政界・財界にコネクションを広げている。ぽっぽ夫人を通してぽっぽ兄に近づき、政治の話を聞いている。

 安倍総理夫人の昭恵さんも彼の大ファンで入れ込んでいる。

 呉のやり方は「年上の女性を籠絡する」

 安倍総理は妻がリスキー

 要するにぽっぽ兄は妻の紹介で呉という工作員に出会い、ついに中国人思想家になってしまったと。

  新潮には「中国に帰化するか、措置入院させるべき」とまで書かれちゃって。

  確かに今のぽっぽ兄は精神に異常をきたしている。どこかの東宮妃と一緒。

  でも、悲しいかな、日本は精神医学が発達していないのねーー 本人が認めない限り「病気」の措置がとれないものね。

 貴乃花の洗脳騒動以来、数多い「洗脳」マインドコントロール・・・・それを政治的に使われたら日本は内部崩壊。

 ぽっぽ妻も昭恵夫人もそういう「ちょっと怪しげだけど自分をいい気にさせてくれる男」に弱くて入れ込んじゃうのは

  家庭の中で孤独だから?でも、それが夫に影響してはまずいでしょう。

 笑いごとじゃないのは、この呉なる工作員がNHKの仕事を多く引き受けているという事です。

  どんなつてなのかわかりませんけど、国営放送にまで食い込んでいる。

  芸術を武器に工作活動する・・・というのは習近平夫人のオペラ「ムーラン」でしたっけ?あれとそっくりな流れですよね?

  あの時、皇太子は回りに引き留められたのに、わざわざ見に行ったというわけで

  それもこれも「妻」の入知恵、妻の父親の?

 総理大臣といえども、妻が洗脳されていくのを止める事は出来ないでしょう。

   ぽっぽ夫婦に関してはまさに中国に帰化するしか道はない。

   では皇太子は?

   日本の根本に「反日」が堂々と食い込んでいる今、東京でオリンピックなんてとんでもないと思いますけど。

 

余談。

「FRYDAY」の表紙に南里が「自分は子供の父親じゃない」と告白とか書いてありましたねーー

新潮によると、ミキティの出産の一報を聞いた時のモロゾフ氏の狼狽ぶりがひどかったようで。

「中絶しろと言ったのにきかなかった」とも。

仮に南里が父だったとしても、彼の両親すら「嫁」「孫」の事を全く知らないってのはおかしすぎますよね。

彼が父なら堂々と公表すればいいだけのはなし。

もしかしてミキティは女性として最も大きな武器を使ってモロゾフ氏に復讐したともいえる・・・・・・わけで

色々言われて可哀想というけど、やり方が尋常じゃなかったし、発表も中途半端で自己中心すぎ。

憶測されてもしょうがないと思います。

ミキティに抱かれた後姿の「ひまわり」ちゃん、黒い髪はモロゾフ氏もそうだし・・・ウエーブがなあ・・・・・

フィギュアスケーターが、現役続行中に未婚の母になる。しかも相手の名前をあかさない。

日本的倫理観の中にはまだまだ浸透しきれてない価値観の一つですよね。

生まれた命に罪はなく、ただただすくすくと素直に幸せに自分を誇れるように育って欲しい。

でも二兎を追う者は一兎も得ずの格言もあるんですけどね。

 

 

 

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WOMAN

2013-07-04 09:46:28 | ドラマ・ワイドショー

 「THE GOODBYE]なんてグループ、覚えている人も少ないんじゃないかなあ。

テレビのニュースでは「たのきんトリオで大人気だった野村義男さん率いるバンド」って紹介されていたけど

グッバイがデビューしたのは、そろそろたのきん人気も下降線の頃だったし

トシちゃんが出来たばかりのポニーキャニオンでマッチがCBSソニーで、じゃあよっちゃんはどこに決まるの?と

思ったらビクターだったし。

レコード会社にランクはないと思うけど、昔はCBSソニーに所属すると「力を入れて貰ってる」みたいなイメージがあったと思います。

その通り、マッチは松本隆・筒美京平最強コンビで、時々山下達郎とか後藤次利とか、錚々たるメンバーだったし。

一方、キャニオンから新しくなったポニーキャニオンの方は、トシちゃんにデビュー曲はカバー曲で、その後は無名っていうか

トシちゃんのおかげで有名になった人の方が多かったと思います。

特に宮下智と小田雄一郎はトシちゃんの曲を作ったおかげでメジャーに乗った・・・・という印象が。(違ってたらごめん)

レコードジャケットの写りもマッチは毎回びしっと決めてるのにトシちゃんのはいつも悪くて。

おまけに語呂合わせみたいなタイトルばっかりで

ジャニーズ事務所にとって一番大事なのはマッチなんだなあと思ってました。

で、よっちゃんの話ですね

「THE GOODBYE」は非常にデビューが遅れまして。メンバー集めにも苦労して。

でも出来上がってみればよっちゃんが作曲したり、CHARが楽曲を提供してくれたり、アルバムを買いましたが

結構いい曲が多かったし、よっちゃんのギターは優しくて好きでしたよ。

でも、ジャニーズでバンドは成功しないのよね TOKIOがあるじゃんと言われそうですけど、結果的に音楽以外の事を

させられる羽目になるでしょう?

GOODBYEのスタンスはあくまで音楽だった・・・と思ってます。

寿命は短かったけど、いいバンドでした。

でも・・・・・まさか、そのメンバーの加賀八郎氏が亡くなるとは思っていませんでした。

多発性骨髄腫。享年55歳。若すぎる・・・・若すぎますって。

よっちゃんと同い年の私には、かなりショックです。これからはそういう話がどんどん増える年代に突入していくのだと

思うだけで怖いです。

フォーリーブスのメンバーが亡くなった時も、小さい頃に見てたアイドルがそれなりの年齢になって、色々あるけど再結成して・・・の

矢先に2人亡くなったわけで、何だかすごく悲しかった。

でも、今回はほぼ同年代だし、結成30周年で色々やる予定だったとの事で、なおさら・・・言葉もありませんね。

よっちゃんの嘆きも悲しみも非常によくわかります。

人間は歳をとる。それなりの年齢で・・・って平均寿命が延びている昨今、60やそこらで亡くなるのも早いと思う今日

55歳って・・・・いくらなんでも。

明日は我が身なのか。天寿とは一体何かと考えさせられますね。

ご冥福をお祈りします。

 

 WOMAN 

 

すごくいいドラマなのでびっくりしました。

脚本家の坂元さん、素晴らしいです。一回目に関しては。

 暗い、重い、息苦しい、設定が甘いなど等、色々あるとは思うんです。

・ 夫の小栗はフリーターだったのか?両親はいなかったのか?

・ 未亡人の場合、もうちょっと国の補助があると思うけど。

それでも、子供二人抱えた生活が次第にレベルダウンしていくさまがリアルで。

まあ、陸君は抱っこ帯にすべきだったんじゃないか?とか、言葉の発達に関しては1歳半健診等で

指摘される筈だし、障碍と認められれば手当も出るよ・・・・という事で、もしかして健診を受けてないのか?と。

脚本家は「MOTHER」を書いた人で、母親というもの、母性というものにこだわりがあるんでしょう。

母と娘の微妙な距離やすれ違いを描くのは上手だなと思いました。

でも、いかんせん、基本的な事が。母子家庭でも離婚と死亡では扱いが違うとか役所の対応も違うとか

先に指摘したベビーカーじゃなくて抱っこ帯にすれば楽なのにとか・・?

そういう部分はもっと勉強すべきですね。

 

母子家庭の場合、子供手当を受ける事は出来ないけど医療補助は在る筈だし、陸君の言葉の発達を問題視

すれば保健所等が動くはずかもね。

そういう部分を抜きにしても、母としての満島ひかりはよく頑張っていると思います。

何でこの人、こんなに「貧乏」が似合うんでしょう。弟は金持ちがぴったりなのにね。

満島の持つ、伏し目がちな暗い・・・ちょっとおどおどした雰囲気がドラマにぴったりマッチしていると思いました。

過去にどのような確執があったかわかりませんが、母親の田中裕子の・・・ある種の冷たさっていうか、

それって「あるある」って思ったり。

私があの子を捨てたんじゃない。あの子が私を捨てたの」って言ってたよね?

じゃあ、何で援助を申し出たりしたのか。

婿の死を知らず、その死のきっかけが自分が渡した梨にあったとしるやいなや、お金を握らせようとする・・・・

そこらへんの絶妙な感情は共感できますけど。

その後の「私があの子を・・・」がねえ。

 

ラストシーン、階段の所で泣き出す母。娘は「お父さん、帰って来て」と叫ぶ。

少々オーバーリアクションながら十分に泣けました。

でも、このドラマさらにさらに暗くなって行きそうな雰囲気で。一体何を描こうとしているのかな。

視聴率は13%。

あまり伸びないと思うけど、質の高さで勝負して欲しいと思います。

 

 

 

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韓国史劇風小説「天皇の母」118(渾身のフィクション)

2013-07-04 07:00:00 | 小説「天皇の母」101-120

皇后の父が亡くなり、皇太子夫妻を始め、アキシノノミヤ、ノリノミヤもまた喪に服した。

しかし、それからわずか10日後のセツコの結婚式にマサコは嬉々として出かけたのだった。

本来は夫妻で出席する筈だったは、皇太子はさすがにまずいだろうとの判断だった。

結婚式なんですけど・・・」のマサコの申し入れに皇后は「せっかくだから行ってらっしゃい」と言ったのだが

普通はそれでも「辞退」するのが筋の皇室。

しかし、言葉通りにしか受け取れなかったマサコはお墨付きを得て、堂々と結婚披露宴に出席したのだった。

もっとも、会った事のない皇后の父親などはなから眼中になかったのだが。

 

披露宴において、マサコの服装が話題になった。

オワダ家側は何とも思わなかったようだが、対するシブヤ家ではみな、一様に眉をひそめる。

なんと、マサコは全身白づくめのスーツを着ていたのだ。

「花嫁じゃあるまいし、真っ白なんて・・・・・マサコ様ってそういう人だったのかしら」

「皇室の伝統なんじゃないの?」

などとひそひそと噂されるも、マサコは上機嫌だった。

なにせ、自分は皇太子妃なのである。数台の警備の車に守られながら超VIP待遇でホテルに入る時は胸が躍った。

両親も誰もかれもが自分に頭を下げて迎える。

みなの恐縮した様子をみる度に、心が震え、喜びで一杯になる。自分を見つめる両親も誇らしげだ。

そしてそれはセツコも同じだった。

姉の存在は、自分のステイタスを象徴するものであり、マサコの出席によって「セツコさんは皇太子妃の妹」という

いいようもない肩書を手に入れたのだから。

そんな「自分達一族だけ別格」オーラは会場全体に広がって、一部の人々をしらけさせた。

大学でもあまり友人のいなかったセツコ、就職するもあっさり挫折し「翻訳家になりたい」と結果的に「学校」に戻った彼女は

普通の学生たちからみれば「世間知らずで空気が読めない女」にすぎなかった。

マサコとよく似ていたのだ。

豪華な披露宴は女にとって最大の復讐劇だ。

ひそかに自分をあざ笑ったり、馬鹿にしていた学友どもに思い知らせるにはいいチャンスだった。

 

そんな幸せな時間からわずか1週間後、セツコは新聞の広告欄に載った女性週刊誌を見て

驚きのあまり、倒れそうになった。

わたしを捨てたシブヤさん 結婚おめでとう そしてさよなら」と大きな見出しが目に飛び込んできたからだ。

これ・・・どういうこと

セツコは思わず叫んだ。

朝から何を大きな声で・・と起きてきたケンジは新聞の広告を見るなり絶句してしまった。

どういう事。ねえ。これ、どういう事なの」

知らないよ。嘘に決まってるだろ」

嘘なの?本当に嘘なの?」

当たり前だって」

じゃあ、何でこの見出しなの?私の他に付き合ってた人がいるっていうの?」

・・・いなかったとは言わないよ。それは君だってそうだろ。お互い20歳やそこらじゃないんだから、色々あったさ。

きっとそれは、その中の一人が嫌がらせに書いたものだよ」

「お父様に言うわ

セツコは吐き捨てるように言った。ケンジは黙っていた。

 

週刊誌の内容は、ケンジがハーバード大に留学中、という事はすなわちセツコもハーバードにいた頃なのだが、

同じキャンパスで知り合った女性の手記だった。

彼女の学歴はケイオウ大出の才媛で、現在はキャリアウーマンとして働いている。

つまり、学歴だけはセツコとほぼそっくり・・・だったのだ。

話によれば二股をかけていたケンジはある時を境に連絡を絶ち、「鍵を返して」と言ってきたという。

ここで彼女は「相手は誰」と詰め寄り、セツコの名前がばれてしまう。すると彼女はあっさり「自分より皇太子妃の妹選んだのね」と納得し

別れたという。

セツコが怒ったのは、自分とほぼ同じ学歴を持つ同い年の彼女と二股していた事で、結果的に「皇太子妃の妹」という肩書が

結婚に至らせたという事実だった。

披露宴で散々、姉が堂々と「皇太子妃」として出席し、その恩恵に預かっておきながらこんな気持ちを持つのは矛盾に他ならない。

最初から互いに打算的な結婚だったのだと言えばそれですむ話なのだが。

それでも女としては・・・・そういうのじゃなくて、自分自身を愛してくれたのだと・・・信じたかった。

父があれだけケンジに問い詰めた時もセツコは杞憂だと怒ったではないか。

なのに、結果的には父の言う通になってしまった。

 

何て事をしてくれたの

東宮御所から直接の電話に驚くセツコに、マサコの声は恐ろしかった。

「びっくりしたわよ。東宮職でももう噂になってるし。みんな口に出さないけどきっとバカにしてるわよ。

ああもう・・・・もっと事前に身辺調査しなかったわけ?」

慰めの言葉よりも叱り飛ばす言葉の方が先で、セツコは押し黙った。

恥をかかされたのよ。私。この皇太子妃が。すぐに離婚しなさいよ。大体二股かける男なんてろくなもんじゃないわよ。

あんたも男を見る目がなさすぎ」

その言葉にかちんときたセツコは思わず「お姉さまに言われる筋合いないわよ」と言い返した。

彼も私も大人なんだもの、色々あったに決まってるじゃない。それはお姉さまも同じでしょう?もっともお姉さまのは

みんなもみ消したでしょうけど。こんな事で別れるわけないじゃない

さっき、ケンジが言ってたのと同じセリフを言ってしまった。

別れないわよ」とも。

 

俗称「コンクリート御殿」に呼び出されたのは、セツコ夫婦とケンジの両親、オワダ家側にはヒサシとユミコ、そしてレイコがいた。

ケンジの両親は憔悴しきって、まともに顔をあげられない状態だった。

つい先日まで優秀な息子が皇太子妃の妹を娶ったと鼻を高くしていたのに、今は見る影もなく、ただただ目を伏せているばかり。

ケンジ君、私があれ程身辺整理をしておけと言ったのに、これはどういう事なのかね

ヒサシの物言いは威圧的で、人を恐怖させる。

申し訳ありません。全部私の不徳の致す所です。悪いのは全部私です」

では週刊誌に書かれている事は全部本当だと思っていいんだね」

・・・・・まあ・・おおむね

おおむね?」

いえ、ほとんどそうです。でも誓って私はセツコさんを皇太子妃殿下の妹であるから結婚したわけじゃなくて、一人の女性として

好きになって・・・だから

そんな事はどうでもいい

ヒサシは声を荒げた。

「うちの娘が大恥をかかされた事に違いはない。そうでしょ?シブヤさん」

ケンジの両親は土下座せんばかりに頭を下げ続ける。

本当に申し訳ありません。息子の不始末は私達の責任で」

父はそういうのが精一杯。ここ数日でひどく痩せてしまった。母も狼狽し、目が真っ赤だった。

両親には関係ありません。全部私が悪いんです」

ケンジは両親を庇った。確かに過去の女性関係、二股を週刊誌に書かれた事は大恥であったけれど、なぜここに両親までもが

呼び出されるのか、彼にはさっぱりわからなかった。

そうだ。君が悪い。君が一番悪いんだ。しかし、君を育てたご両親にだって責任はあるだろう。なんせセツコはシブヤ家の嫁になったんだからね

そして鋭い目をケンジの両親に向けた。

息子さんの教育を間違えましたね。嫁の実家の権力欲しさに結婚を決めるというのはそちらの伝統ですか?」

なっ・・・なんて事を」

思わずシブヤ氏は叫んだ。

私達は何も存じませんでした。セツコさんとの結婚だっていきなり報告にこられて。知っていたら止めました」

ケンジの母は気丈にも言ってのけたが、ヒサシの「知らなかったですむと思っているのか」という恫喝の言葉に震えあがった。

それはセツコやレイコですら聞いた事のない物言いで、思わず「やめて」とセツコは言った。

お義父様やお義母様には関係ない事よ。私達の問題なの。私がいけなかったのよ

何て優しい娘だろう。お前は何も悪くないんだよ。私も、こんな事になって残念だよ。いいいい、家に戻ってくればいい

「そうよ。せっちゃん。ここは少し距離を置いて」

慰謝料は1億」

ヒサシはドスの聞いた声で言った。

一億?」

少なすぎるくらいです。何と言っても皇太子妃の妹に大恥をかかせたんですから。この事は皇太子妃もご存じだ。という事は両陛下の

耳にも入っているでしょうね。この件で妃殿下がお辛い思いをするかと思うと、私は胸をかきむしりたい程苦しいですよ。本来ならケンジ君、

君と刺し違えてお詫びするべき所、今はそんな時代じゃないから、金ですまそうとしているんじゃないか」

ケンジはがくがくと震え,額からは汗がたらたらと落ちた。「両陛下」と言われた途端に、これは本当に大変な事になったと

嫌でも自覚せざるを得なかったのだ。

私が死んでお詫びを」

シブヤ夫人は応接間の椅子から滑りおり、頭を床にこすりつけた。

息子の不始末は全て母である私の責任です。私が死んでお詫びいたしますから、どうかお許し下さい」

「やめないか」

シブヤ氏が止めたが夫人は土下座を続けた。

「うちに1億なんてお金、あると思いますか?私もシブヤ家の嫁です。婚家に恥をかかすわけには」

父さん、母さん、やめてください。責任は僕が・・・・オワダさん、いえ、お義父さん、確かに私はハーバードを出て医者になった。

世間一般から見れば裕福な方に入るでしょう。でも、そうはいっても1億なんてお金をいますぐ出せと言われても無理です。

私の給料から月々一定の慰謝料を払うという事でお許し頂きたい」

あなた、私と別れるっていうの?」

セツコは驚いて叫んだ。

「だって仕方ないだろう。事ここに至っては。君が悪いんじゃない。僕が悪いんだから」

嫌よ。何で結婚したばかりなのに別れなきゃいけないの?おとうさま、あんまりよ。私、最初は怒ったけど今は平気よ。

あの女、週刊誌に記事を売るなんて卑怯な真似した女には負けたくないわ。むしろ、あんな女にひっかからなくて

ケンジさんは幸いだったと思う。お願い、慰謝料なんて言わないで」

しかし、この結婚はお前だけのものじゃないんだよ。皇室にも関係があるんだ。皇室だよ、皇室。お前の大事な姉さまの嫁ぎ先だ。

お前の一件で姉さまが肩身の狭い思いをしてもいいのか?だったらあっさり被害者として別れてしかるべきじゃないか」

お姉さまの事なんて関係ないわよ。私の結婚よ。私の生活だわ」

一瞬、沈黙した。シブヤ夫妻はすっかり疲れ切って髪は乱れ、目からはぽろぽろ涙を流していたし、ケンジ自身ももうなげやりな

感じになっている。彼としては二股愛がここまでの騒動になるとは思っていなかったに違いないのだ。

時間を戻せたら・・・・それが今のシブヤ一家の切なる願いだった。

 

セツコはこう言っているが

ヒサシは居丈高に腕組みをしている。ユミコもレイコも口を挟む気力もなく呆然としている。

セツコさん・・・うちの息子を許して下さるの?でもそれではお可哀想です。ここはご縁がなかったことに・・・・」

「ケンジ君。外務省という所を知っているかね」

唐突にヒサシは言った。

君のような医者一人潰すのは何でもないんだよ・・・」

シブヤ夫妻の顔から血の気がひいた。そしてケンジはガクリと肩を落とした。

はい。おとうさん。私はどうしたらいいのでしょう

ヒサシはにっこりと笑う。

記事を書いた女を黙らせる事。二度とこのような事がないように。もし二度目があったらその時は」

はい

セツコの愛情に免じて今回は不問に付す。しかしね、これは貸しだ。大きな貸し。君はいつか借りを返さなくてはいけないよ」

ケンジは小さく「はい」と答えた。

 

コンクリート御殿を出た時、シブヤ夫人は歩けない程憔悴し、ようやく車に乗り込んだ。シブヤ氏も運転ができそうになかったし、

ケンジも呆けたような顔になっていたので、仕方なくセツコが運転する事になった。

セツコさん、許して。ケンジを」うわごとのようにシブヤ夫人は言い、セツコは返答に困った。

さすがに今回の父の態度に恐怖を覚えたのは娘であるセツコ自身だった。こんなにも怯えている義父母。そして夫。

セツコは正直どうしたらいいかわからなくなった。

フランスへ行こう。そういう話が来てた。暫く日本を離れたい。どうだい?」

ケンジはやっと言葉を発した。セツコに異存はなかった。今は父のもとを離れるのが一番かもしれない。

 

あなた、どうしてせっちゃんを別れさせなかったの

ユミコは不満げに言った。レイコは黙って両親の会話に聞き耳を立てている。

ヒサシは客が帰ったあと、普段着に着替えてどっかりとソファに腰をおろした。

今日ばかりはブランデーを飲みたい気分だ。

ユミコはせっせとチーズやアーモンドを出してやる。

あのままわだかまりなく夫婦を続けていけるのかしら

離婚なんて許せる筈ないだろう?戸籍を汚すなんて。どんな事があっても離婚なんてオワダの辞書にはない」

でも・・・」

大丈夫。あれだけ脅せばもう二度と浮気なんかしないさ。あいつだって自分の身が可愛いだろうし。

それに医者と弁護士は婿にもらっとくべきだというしな」

ヒサシは笑った。

レイコはひっそりと聞いていたが、自分の運命がわかったような気がした。

 

 

 

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