4月5日(火曜日)
2日続いた雨がやっと止みました。
二回見学した、日野市・国分寺市・小金井市合同の可燃ごみ処理施設(浅川清流環境組合が運営)。
隣接して日野市だけのプラスチック類資源化施設(事業主体は日野市)がありますが、こちらも見学したいと申込みました。
当日の朝、電話があり、入り口が分かりにくいので職員さんが入り口で出迎えてくれるとのこと。
可燃ごみ処理施設は多摩川右岸堤防と並行して流れる根川沿いに、分かりやすい入り口がありますが、
プラ施設は浅川左岸・都立日野高校先の道路から入ります。
電車で高幡不動へ行き、
多摩モノレール北口へ出て、
新井橋を渡ります。
可燃ごみ処理施設の煙突が見えてきます~
プラ施設はその手前ですがほとんどわかりません。
クレーンが有るのは日野高校。
浅川を渡って、堤防道路を歩きます。
約束の時間まで余裕があり、堤防の雑草を撮って時間を潰します。
ヒメオドリコソウの群生や、
ホトケノザ、オオイヌノフグリなどが咲いていました~
畑には赤白ピンクの花が華やか~ハナモモでしょうか。
都立日野高校。建て替え工事中です。
かなり立派な校舎が出来そう。完成は来年の予定。まだまだ仮校舎で学ぶようですね~
歩いていくと、門の前に職員さんがお二人立っていて挨拶をして中に入れてもらいます。
プラスチック類資源化施設は3階建てです。グルッと右へ回り、見学者の入り口は建物の裏側です。
案内されたのは2階会議室で、テーブルの上には二人分の資料が置いてあり、着席。
職員のOさんが、スライドを見ながら丁寧に説明。
その後、実際に現場を回ります。
ここでは、プラスチック、不燃ごみ、粗大ごみの回収を行っています。
プラットホーム。右の奥にプラごみの袋が集められます。左が不燃物。
年末年始は柱の辺りまでごみが溢れてくるそう。
奥のピットから分別の場所へ。
最初に不燃ごみの仕分け作業を部屋へ。
コンベアに流れてくるごみを手選別し、不適物や危険物を分けます。
見ていたら、長いホースがありました。
ホースなどは30センチの長さに切ってから出すというルールです。
長いままだと機械に巻き付いて作業が中断してしまうのです。
次に、3階へ移動し、プラごみの選別室へ
粉塵があるので、厳重な防御マスク、ヘルメット、専用の長靴や手袋などを着けて作業しています。
直接触らず、ヘラや道具でチェックしています。
男性ばかりかと思いきや女性もお二人いました。
大変な作業ですね。
出す側の注意点としては、二重袋にしないこと。
袋から出す為に破袋機を通しますが、破けるように作られているごみ専用袋の中に又袋があると破けないので駄目だそう。
分別意識が低い人、自分だけなら良いだろうと適当に出す人、
高齢で分別の理解が出来ない人など、
そういう人たちにどうしたら適切な分別をしてもらえるか、それが一番の課題だと思います。
見学できるのはコンベア室だけで、あとは見学者ホールの展示を見ます。
プラスチックには容器包装プラスチックと、製品プラスチックがあります。
容器は、食品などを入れるもので、中を使ったら捨ててしまうもの。
食品トレーなどはスーパーで回収しているので、我が家は持っていきます。
製品プラスチックは使用するものがプラで出来ているもの。
製品プラスチックを収集している自治体は少ないそうです。
このラインで一番重要なのは、破砕機。
袋を破く破袋機、選別されたものを細かく粉砕する破砕機などがあり、
制御室でモニターを見ながら処理しています。
アルミ缶などの選別機も電流によって破砕物の中からアルミを取り出します。
ごみは回収し、処理することで生まれ変わります。
プラは圧縮してこの大きさにし、業者へ引き渡します。
けっこう重い・・・
ごみの分別に対する意識がまた高まりました。
もっと多くの人に見学してもらいたいなと感じました。
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)
昨日(4月5日)のトータル歩数12488歩、脂肪燃焼量28g、総消費カロリー1827kcal