yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

4月14日、旧三河島汚水処分場喞筒場施設見学~♪♪♪♬ 後編

2022-04-16 09:00:48 | マンホールカード

続きです~

実際に下水が流れていた場所を歩きます。

水を一時的に止める扉。この扉は塗り直しているそうできれいです。


地下通路の地面はレンガブロックが敷き詰められています。
穴が開いているのは、コンクリートの下地にしっかり密着させる為。

穴は4つありますが、この中には2枚だけ穴が5つのものがあるそうで、
理由はわからないそうです。


こちらの扉はかなり傷んでいます。


地下の水は吸い揚げられますが、地面には三角錐の物体があります。
効率よく吸い上げるための工夫になっています。


⑦喞筒井接続暗渠及び喞筒井(ぽんぷせい)
下水は入り口で二つに分かれて流れてきて、ここで合流します。
先程見たレンガの場所を戻って、地上へ出ます。


⑧喞筒室(ぽんぷしつ)

下水を地下の喞筒井から吸い揚げるポンプが10台設置されています。

2階へ上がると展示室があり、全体の模型がありました。

手前から入口阻水扉室上屋、沈砂池、中央が濾格室上屋、奥のシンメトリーの大きな建物が喞筒室です。
濾格室上屋と、喞筒室の間には、量水器室があり、下水の量を計測するベンチュリメータという設備が地下にあります。

喞筒室はレンガ作りの立派な建物で、美術館のような作り。
下水処理施設とは思えません~

横に長く伸びたクレーンは前後に動いてメンテナンスに使用。


クレーンが動きやすいよう、天井の梁はアーチ型になっています。

外へ出て、

馬蹄形の下水道管の展示物

右がレンガの下水道管。卵を逆にした形になっていて、
少しの水でも流れやすくするためとか。


最後に、⑤土運車引揚装置(インクライン)用電動機室
先程見た模型の右端の離れた場所にある建物。
下水中から取り除いた土砂類やごみを積んだトロッコを坂の上まで引き上げる機械が設置されていました。

日本初の下水処理施設。平成11年(1999)に機能停止するまで利用されていました。

現在は奥のほうに、三河島水再生センターがあり、荒川区・台東区の全部と、文京・豊島区の大部分、千代田・新宿・北区の一部で、
処理面積は3936haです。


会議室へ戻って、アンケートに記入。

退室後、マンホール蓋を撮っていたら、
Kさんが一緒に写真を撮って欲しいと言われて、

案内してくれた男性が撮ってくれました。

 

水は、大切なもの。
都内には13箇所の水再生センターがあります。
ここの水再生センターの下水は、処理されて隅田川に放流。
一部はトイレの水、植栽への水やり、メンテナンス用の雑用水などに使われています。
水再生センターの屋上は、公園として開放されています。

また訪れてみたいと思いました。晴れた日に。。。

(CANON PowerShot S120)
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)


      
昨日(4月16日)のトータル歩数11706歩、脂肪燃焼量30.3g、総消費カロリー1904kcal

昨日も一日雨でした。
ソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまいましたが、ヤエザクラが満開です~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月14日、旧三河島汚水処分場喞筒場施設見学~♪♪♪♬前編

2022-04-16 06:05:27 | マンホールカード

4月14日(木曜日)雨
マンホールカード集めは、暫く休んでいました。
帰省した時、岡山の奈義町でマンホールカードをゲット(ブログにはアップしていません)
2月には立川市で第16段の3枚めをゲット

都心の遠い地域はまだ出かけていませんでした。
都の広報で荒川区の旧三河島汚水処分場喞筒場施設を見学するとマンホールカードを頂ける事を知り、
申し込みました。

14日は雨でしたが、朝から出かけました~

京王線・山手線で日暮里、京成本線で町屋下車。徒歩13分で現地到着~

早く着きすぎたので、都電荒川線を撮ります~

何台か撮って・・・正面入口から中へ

日本で最初に下水処理施設が出来た 発祥の地の記念碑がありました。
碑の形は下水処理している地域の形だそうです。
鈴木都知事の書です(玉川上水にもいくつか鈴木都知事書の記念碑があります)

係の方に案内され事務室へ

入り口にはマンホール広場があります。
検温にみえた女性の方は、おっとの部下の奥さんで、偶然の出会いに驚きました~

右手にある会議室で配布物を頂き、説明やビデオを見ます。
ここでマンホールカードをいただけました。

見学者は4人でしたが丁寧な説明を受けました。

今回見学する旧三河島汚水処分場喞筒場施設は、1922年(大正11)に運用が開始され、本年3月26日で100年という節目の年を迎えました。
近代下水道は、明治10年頃から都市部を中心にコレラが流行し、下水道の整備が始まりました。
大正3年から11年まで8年がかりで建設され、1999年(平成11年)に稼働を停止するまで77年間も活躍した施設です。
2007年(平成19年)に水道分野の遺構では初めて、国の重要文化財に指定されました。

早速現地案内が始まります。
最初はマンホールの説明。カードと同じデザインが②番のもの。
中央の番号の説明。頂いたカードは一世代前のもので、中央には「東京・下水道」と書いてありますが、
現在は管理しやすくする為に文字キャップが4個付いています。
マンホールの蓋は、東京都の花「ソメイヨシノ」、木「イチョウ」、鳥「ユリカモメ」のデザインになっています。

残念な事に雨なので・・・傘を差して歩きます。

①門衛所
表玄関として、大正14年(1925)に建設されました。

カードのデザインと同じマンホールの蓋があります。
散った桜の花びらやシベが付いています。


説明されましたが失念・・・記念のマンホール蓋で、大切にカバーが掛けられていました。


国指定重要文化財の旧三河島汚水処分場喞筒(ポンプ)場施設の全体


②入口阻水扉室上屋
東西に各1棟あり、メンテナンス等の為に下水の流れを一時的に止める扉が地下にあります。


③沈砂池(ちんさち)
その阻水扉室上屋の前にあり、下水をこの池の中をゆっくり流して、下水中の土砂類を沈殿させて取り除く場所です。
右側は何もありませんが、


左側にはパイプが残されています。


④濾格室上屋
この上屋の手前に階段があり、ヘルメットを被って、いよいよ地下に潜入です~

(CANON PowerShot S120)
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)

後編へ続く~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆ 御覧いただいてありがとうございます ☆ 

☆フクロウコレクションをアップ中~現在の数【832】 ☆25日は雑草倶楽部、9・19・29日は空倶楽部に参加中~  ☆使用カメラ NikonD750・レンズ24-120mm、70-300mm、TAMRON90mm、150-600mm。 CanonEOSkissX6i・レンズ50mm、10-18mm、18-135mm、TAMRON90mm、18-270mm。     FUJIFILM X-S10・15-45mm、50-230mm、SIGMA16mm。 ネオ一 Panasonic LUMIX 25-400mm。