玉川上水に親しむ会、6月の下見に行ってきました~
今回は地元・日野市の向島用水と新井用水を辿ってから高幡不動尊でアジサイを楽しみます。
京王線高幡不動駅改札に集合予定
北口方向へ歩くと、若宮愛宕神社があります。
鳥居があり、若宮愛宕神社と書かれています。
昔は白かった社、今は朱塗りになっています。
何度も通った事がある道にある神社、今回は皆さんを案内するので調べてみました。
★言い伝えによると。。。
昔 高幡不動尊を訪れた旅の僧が、不動明王の左右に童子がいないのはおかしいと、
三日三晩かけて せいたか童子とこんがら童子を彫り上げた。
素晴らしい仕上がりに喜んだ村人たちは、送別の会を開いて もてなした。
出発する際、村の境まで見送ったが、黄金色に輝く豊作の稲田に目を奪われていて、気がつくと旅僧の姿は消えていた。
不思議な出来事に、「僧は神の化身に違いない」と、その地に村の鎮守を建てて祀った。後に現在の若宮神社になる。
大正初期に愛宕山(高幡山)の愛宕の神を若宮神社に合祀したので、若宮愛宕神社となったそうである。
左奥には稲荷神社もあります。
突き当りは潤徳小学校です。
市内には17の市立小学校がありますが、漢数字の学校名や地名などが多い中、潤徳という名前は格調高く私立かと思ってしまいますが、市立です~!
学校名の由来は中国の古典文学の中にある「富は屋を潤し、徳は身を潤す」からとったであろうと言われています。
開校は古く、1873年(明治6)年。来年で150年になります。
右へ歩いて、モノレールの高架下から上流へ向かって水路を辿ります。
季節の樹木が植えられた憩いの空間です。
水車があります。
傷んで動いていない時期もありましたが、修復されたようで回っていました~嬉しい~!!
振り返って、モノレールをいれて1枚~
橋が見えてきました。下側は煉瓦を使ったアーチ状の可愛らしい橋です。
ほほえみ橋
欄干の高さを110センチから60センチと低くし、厚みを40センチとし、腰掛けられるように設計。
子どもたちがここに座って釣りをしている姿を見て、工事関係者は嬉しかったそうです。
向島用水親水路が続きます。
用水を引き込んだ池があり、ここは潤徳小のワンドです。
水辺の生き物の観察をしているよう、恵まれた環境です。
水路は小魚や水の生き物が住みやすいよう、空石積みや木杭などで工夫されています。
「水辺のある風景 日野50選」に選ばれています。
水路の北側は向島緑地で、彼岸花の群生地です。
案内板
堤防へ出ると、向島用水の取水樋管があります。
以前は古い手動式の樋管で、導水は砂利を積んだだけの堤でした。
台風や増水の度に壊れ、修復費用は2日で50万円もかかっていたらしい。
2020年に樋管は青く塗られた立派な電動式のものに変わっています。
2022年、取水堰は川幅いっぱいに新しく造り直されています。
向島用水は、ここから取水、潤徳小学校北側(向島用水親水路)を流れ、浅川右岸側の田畑に分水されながら程久保川に流れ落ちています。
ふれあい橋。
右岸から。この日は小学生が大勢いて学習中でした。
左には由来記があります。
ふれあい橋は愛称で、正式名称は「万願寺歩道橋」という歩行者専用の橋です。
1991年(平成3)に完成した 斜めハンガーを有する2径間自碇式吊橋。
支間長さ73m+73m、幅員6m。
テレビドラマなどのロケが度々行われています。
美しい橋です~
橋の中程から上流方向。
左に高幡不動尊の五重塔、九輪と上部の屋根がチラッと見えます。
天気が良ければ富士山も見えて、冬はダイヤモンド富士を撮ることができる場所です。
続く~
昨日は一日中、本降りの雨でした・・・どこへも行かず・・・資料作りに集中できました。
昼、ちょこっと焼肉屋さんへ。車で出かけただけだったので、1000歩も歩きませんでした。
今日は、火曜日~動かないと!!