君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
歌意: あなたの為にはたとえ捨てても惜しくないと思っていた命までも、逢瀬を遂げた今となっては、長くありたいと思うようになったのだった。
作者: 藤原義孝(ふじわらのよしたか)
954~974謙徳公伊尹(けんとくこうこれまさ→百人一首45番) の三男。行成の父。痘瘡の為21歳の若さで死去。
恋が成就した時点を堺に、自分の心が大きく変わったことに気づいている。
以前は恋の成就の為なら、命を捨てても惜しくない!と思っていたのに、いざ逢瀬が叶うと、今度はこの恋の為に少しでも長生きがしたいと思うようになっていた、というのである。
恋が成就した感動が、新たに「生」への執着を生んでいる。
こうした気持ちの変化が、体験した者の実感であるとして的確に表現されている。
この作者の藤原義孝は、21歳で亡くなっています・・・
愛する家族の為に、健康に気をつけて元気で長生きしたいと思います。
現在は64番の稽古中ですが、50番ちょうど半分なので、今回は2つ続けて載せました。
(在庫は14ですが・・・少しは上達しているのかな~~)
※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」
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ついに五十番、半分が終られましたね。
おめでとうございます。ポチッ!(笑)
引越しの為、お稽古を少し休みしましたが
もうすぐ師範になるので頑張りたいと思います。^^
やっと半分までアップ出来ましたステラさんは100首を2回も挑戦されたんですからすごいことです。
毎月1首ですからまだまだ先は長いですが、頑張って稽古したいと思います。
ステラさんも師範頑張ってください