畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

北信を行き当たりばったりの旅で(その3一茶の世界)

2024-11-14 04:24:12 | お出かけ
 記念館の中の資料は俳句のみならず、系譜まで詳しく紹介されていました。
52歳で初婚。24歳下の女性を迎えてからも苦難の暮らしは続いたようです。

 受付で礼を述べて退出しようとすると、裏にはお墓や俳諧寺もあるという。
受付近くのドアを開けて表に出ると、なるほどで石碑や俳諧寺が見えました。

 俳諧寺って初めて知りましたが、一茶が本尊とは驚きです。
銅像の一茶さんも苦笑いと言ったところでは。近くには小林家のお墓もあります。

 こんな石碑がいくつもあり、初めて知る句もありました。
俳句に親しんだ亡父はともかくとして、俳句には疎いスベルベで恥じ入るばかり。


 これも石碑の一つです。
「初夢に故郷を見て涙かな」江戸にも何回も出て、あちらでも名を成した一茶さんです。

 ここが俳諧寺の内部です。天井にも俳句などがびっしりと書かれている。
そのほかにも賛額と言うのだったかな、句会で読まれた俳句の額が飾られていました。
 一茶さんは裏のお話でも有名ですが、さすがにそんなお話は館内でも説明は無し。
興味のある方は、ご自分でお調べください。ただし、驚いて腰を抜かさぬように。
             (続く)
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北信を行き当たりばったりの旅で(その2一茶を訪ねる)

2024-11-13 05:26:33 | お出かけ
 館内は一部を除いて撮影は許可されていました。
先ずは、小林一茶ご本人に登場してもらいましょうか。木彫の一茶さんです。

 小林一茶が生まれた柏原宿のジオラマです。
街道沿いの道や、それに沿った家並み。そして広がる水田などが分かります。

 これは拓本でしょうか。大きな一幅です。

 何かで紹介されて、見たことのあるような古い掛け軸です。

 俳句の背景を見るような、写真とその俳句です。

 優しい人柄というか、蛙や雀を詠んだ句が多いことでも知られています。
しかし、彼の一生は苦難に満ちたものでもあったようです。両親の死後の弟との財産分与争い。
 そして、50歳を過ぎて初めての結婚し、子供にも恵まれたがその子は夭折。
その上、妻にも先立たれるという悲劇的な人生の週末だったそうです。そんな中から生まれた俳句だったらしい。
           (続く)
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北信を行き当たりばったりの旅で(その1)

2024-11-12 20:43:54 | お出かけ
 思ってもいなかった旅が、旅が実現。「北信の旅」です。
長野県北部の北信濃とも呼ばれ地域は略称「北信」。先ずは飯山市の人形館からです。

 こんな感じの内部ですが、当然ながら館内は撮影禁止。
撮影スポットが設置されていて、二人で並び受付の女性から敦てもらったけれど、写真省略。

 実物大というか、実際の人形よりも大きな模型。
こんな表情や、所作が特徴ですが作者、高橋まゆみさんの義父母がモデルだとか。

 なんと、生き生きとした表情と所作でしょうか。
人形の制作過程なども、ビデオで見られて納得しました。時には涙がこぼれちゃう。

 さて、タイトルに入れたように「行き当たりばったりの旅」です。
宿だけは予約していましたが、二人での自由気ままな旅。人形館はスベルベママの思い付き。
 そして、次は思いついたスベルベが提案して、小林一茶の記念館を訪れることに。
ネットとカーナビを駆使したら、思い付きの旅も良いもので、旅先を探しては走り続けます。
           (続く)
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田代ロープウェイ山頂駅にて

2024-11-09 04:16:12 | お出かけ
 パノラマリフトは片道5分の行程でも、往復になると1600円の料金。
でも、こちらのらくらくリフトは片道10分でも無料ってどういう事なんでしょう。
頂上付近に見える、白い建物が田代ロープウェイ山頂駅になります。リフトはその前で下りる。

 田代ロープウェイ山頂駅の周りには展望台があり、谷川連峰が見渡せます。
懐かしい巻機山や八海山も見える。真ん中で眺め感慨に浸るのはスベルベです。

 定員91人という、大型ゴンドラが登ってきました。大型バス並みです。
田代ロープウェイは、片道10分の行程。これで下りてもシャトルバスでドラゴンドラの駐車場にも行けます。

 展望台で風景を眺めていると、下りのゴンドラが出発し降下を始める。
遥か下に家並みが見えますが、あのあたりが17号線沿いの乗り場でしょうか。

 片道10分という事で降下のスピードは速くたちまち姿は小さくなる。
ドラゴンドラの往復運賃で、こちら側に降りることも出来ますが、帰りも25分コースのドラゴンドラを選びます。
                (続く)
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らくらくリフトで田代ロープウェイ山頂駅へ

2024-11-08 04:47:03 | お出かけ
 パノラマリフトのりばまだ歩き、続いてらくらくリフト乗り場へと歩く。
奥に見えるのは、田代湖。カッサ川(勝沢川)をせき止めて作られたダムです。

 田代湖近くのリフト乗り場から、田代ロープウェイ山頂駅へと続くリフト。
こちらはパノラマリフトよりも長い時間の10分ですが無料になっています。

 リフト乗り場へ歩いている途中に、撮影ポイントという立て看板。
なるほど、スキー場のゲレンデ越しに苗場山神楽峰と山頂付近がよく見えます。

 田代湖は高さ90メートルのロックフィルダムという事だが、堤は見えない。
上流方にあたるのでしょうが、ダム堤が見えないと湖そのものにしか見えませんね。

 しゃれた建物ですが、営業はしているのだろうか。
冬のスキー場の賑わいが想像できます。でも、スキー客は年々減少しているというし。
            (続く)
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