畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

明日、いや来年に向けて

2011-09-06 05:38:43 | 

 水害、濁流の置き土産のゴミはまだ畑にそのままです。
本当は片づけて、来春用の野菜を仕付たいのですけれどもね。


 でも、そんなゴミに埋もれた畑でも何とか育つ逞しい野菜。
これは一昨年「熊取のおっちゃんさん」から頂いた種から育てた白なすです。


 居酒屋のおねーさんから頂いた種からの茄子も顔をのぞかせています。


 思い立って、この二種類の茄子からは種を自家採取することにしました。
水害からも生き延びた野菜の命を明日に、いや来年に繋げましょう。
他にも、けなげに育つ、スイートバジルそして、台湾バジルも種を採ろう。


 なんて、実は考えているスベルべの背中です。
女はお口で、男は背中で語ります(笑)。

 今回の台風はとんでもない大きな被害を出しています。
スベルべが七年前に遭った中越地震も今年の東北大震災に比べたら小さな被害。
 先日遭った洪水の被害も、死者も行方不明者も出ずに済んだ。
これらの事を考えると、自分の事よりも大きな被害を受けられた方の気持ちに、胸が痛む。

 災害列島などとも言うけれど、自然豊かなこの国に自然災害って避けられない事なのか。
運、不運だけでは済まされない、事柄がまだ数多く有るように思う。
 想定外とか、有り得ないはずなんて言葉は無しに、何が有っても耐えられる、
防災体制が望まれます。何が起きても不思議でないような気持ちのこの頃です。
コメント (2)
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