畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

農天市場にビッグプレゼント

2011-09-12 08:09:21 | 食べ物



 土曜日の農天市場に寺泊での海釣りの帰りだと言う関東ナンバーの自動車が入ってきた。
水害で濁流に埋まる農天市場の写真をお見せすると絶句。

 「エーッ本当ーいやー、凄いねー、ここまで埋まったのー、もう悪いけれど、
ここまで来たら、笑っちゃうしか無いようだねー」と、最大級の驚きを表現されます。
 「でもさー、どうしてこんなに平気でいられるの?」
「もう一ケ月経ったし、くよくよと切ながっていても何も始まりませんよ」

「うーん、驚いたー、いやね、寺泊で船釣りをしてきたんだけれど、釣ってすぐ締めた鯖が有るけれど食べる?」
「いいんですかー、いやー、締めサバなんて大好物ですよ」


 お礼に色々な野菜を進呈します。
「そうだ、鯛をね三匹釣ったのよ、全然釣れない人もいたけれどもね。うん、一匹上げよう」
「いやー、済みません、申し訳ないですねー」と、釣りたての鯛まで頂いてしまいました。


 スベルべが大慌てで店じまいをしているうちにスベルべママが捌きます。
「もう、時間は無いし、あせっちゃったー」ま、良いでしょ、良いでしょう。
今度、手に入ったらスベルべが五枚下ろしに挑戦してみますよ。



 まだ脂が載っていないと謙遜された「締めサバ」も上々の味です。
いやー、本当にごちそうさまでした。一日の疲れが吹っ飛ぶ味でした。
また、お越しの節には農天市場にお立ち寄りください。これからが野菜も美味しくなる季節です。
 

 残った鯛のアラ、大骨は塩を振って焼いて頂きました。
つつきながら、飲む酒の味も最高でした。


 さて、これは昨日、昨夜の食卓に並んだものです。
「芋の手の五目キンピラ」ですが、油揚げを切らせていたから四目かな。

「芋の手」ってご存知ですか、さつま芋の蔓と葉を結ぶ茎を、そう呼ぶのです。
ヘルシーで、安くって美味しくって、最高です。
食物繊維の塊のような食べ物ですから身体に悪いはずもないですよね。



 そして、売れ残りの野菜の「野菜の揚げ浸し」です。
正直なところ、農天市場の客足もここのところ鈍っていますねー。
水害による、閉そく感、逼塞感が地域全体に漂っているような気がします。
私たち夫婦にも、自分では感じなくても、どこか疲れが見えるのかも知れませんね。

 雨が降らないので、昨日は早めに農天市場を締めて、山の畑に散水に行ってきました。
昨日は水の量が物足らなかったので、今朝も五時半からマックスの散歩を兼ねて山の畑へ。
400リットル入りのタンクにエンジンポンプで川の水を注ぎ込んで持って行ったので、
たっぷりと撒くことが出来ました。

 数え切れないほど播いた秋野菜の種は順調に芽吹き始めています。
もう少ししたら、また山の畑に向かいます。
コメント (11)
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