畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春は夕暮れ?

2015-04-05 14:19:51 | 食べ物

 『枕草子』では「春はあけぼの」だけれども、春の夕暮れも捨てたものじゃない。
お日様はほぼ沈んだけれど、残雪の雪原はまだ明るい。



 夕食のメーンは塩鮭を焼き、そしてポテトサラダと。
昨年のジャガイモは、益々味が濃くなって美味しさを増している。



 お、安芸市に住む妹から送られてきたスルメ烏賊の赤ちゃんとタタミイワシ。
これがまたお酒に合うんですよー。



 三月の初めに、お年寄りの会合に招かれてお笑い、じゃ無かった畑のお話を一席。
そこで頂いて来たワインを開ける事にしました。



 するりするりと、二人で一本のワインが空いてしまいます。
向こうにご飯の茶碗が見えるけれども、夕食は6~7分目。

 こんな質素な食事でも、根が貧乏暮しに耐えうる有難い身体。
昨日の午後、雨降りを良い事に近くの温泉に行って久しぶりに秤に乗って見る。

 ありゃりゃ、どうも身体を屈めるのが苦しいと思ったら太っていましたよ。
ベスト体重から3キロの増。こりゃなんとかしないとゼンマイ採りが苦しいぞ。

 丈夫で質素な食事にも耐えうる、燃費の良い体質が裏目に出ちゃったなー。
いや、マックスが老化して散歩が真似事みたいになってしまったからかなー。
いやー、困った困ったー。いやマックスのせいでは無くてこりゃ酒の効果かな(笑)。

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芋床(温床)作りを急ごう(2終り)

2015-04-05 04:53:46 | 

 芋床の外構が完成したら、次は材料の投入。
先ずは「押切もえ」じゃ無かった「押切」で藁をザクザクと切る。



 ベースに籾殻を一袋入れて、次は主役の藁を敷き詰める。
均等に、均等にと心がけて投入。



 しっかりと踏み固めて次に「米糠」を投入。
またの名を「踏み込み温床」と言うくらいで、しっかりと踏み固めるのも肝要。

 

 昨年は早い根雪で拾い集められなかった落ち葉。
これは一昨年の残りだけれども、貴重な品で少しずつ投入。



 そして、たっぷりと散水するのも忘れてはならない。
農天市場の水道から水を引けるので便利です。楽です。



 藁、籾殻、米糠、枯れ葉と次々に入れてその間に発酵促進剤を少々。
こんな作業を繰り返すこと10回以上。「見たことの無い人は信じないでしょうね」とはスベルべママ。



 10層以上も重ねて踏み固め、最後は土を薄く被せて一応完成。
でも、この後もう少し土を入れ、仕上げに「籾殻」を敷き詰めました。

 これからは発酵熱の推移を見守ります。
順調に行くと一旦70℃程まで上昇し、その後30℃まで下がって安定するはず。

 そうなったらしめたもの。
さつま芋の種芋を準備して、芋床に伏せ込みます。

             (終り)
コメント (2)
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