
雨でぬかるむ山道は、80歳近いすばる姉にも70近いスベルべにもきついものが有る。
すばる姉は、途中で拾って手にした杖が随分手助けに、いや足助けになった模様。

ありゃ、なんだこの建て札は?
ふむふむ「治水遺産大河津分水」とな。

望遠を効かせるとなるほど眼下に「大河津分水」が良く見える。
ま、こんな説明は場所にも合っているが、やたらと有った「白御影石の良寛さまの句碑」は要らぬお世話。

両隅に木の枝を配置して風景写真と洒落て見る。
但し、雨上がりゆえ視界は不良です。

青々とした雑草に埋もれるような「猩々袴」です。
魚沼で畑これからで、雪の下から顔をのぞかせる日も近いでしょう。

「カンアオイ」ですね。
まだ芽吹いて何年もしない若葉のようです。

頂上も近い標高だと言うのに、もう「オウレン」も「カタクリ」も花は終わりかけている。
いや、「オウレン」は既に花は治まり実になっていた。

さー、荒い息も治まらぬうちに頂上へ到着。
ここまでで、一時間強の行程だったかな。

頂上直下の日当たり良好な草付きに「スミレ」の群生が有りました。
うーん、「やはり野に置けスミレ草」かな。確かに可憐でさわやかなたたずまい。
(続く)