長かった冬もようやく終わり、春の日差しが優しくなってきた。
地面が全く見えない、純白の雪の世界を生き抜いたスズメ達にも待望の春です。
スベルべが昨年の春、スズメ用に作った空き箱製のアパートにも入居者が現れました。
一カ月ほど前の春のお彼岸の頃には既にツバメの姿が見られています。
我が家に来るツバメたちと、家の無いスズメ達の間には巣の争奪戦が繰り広げられていた。
ツバメたちの巣をスズメが乗っ取ろうとするのです。
昔は、瓦葺きの屋根が多く、スズメ達も巣作りに苦労することは無かった。
でも、今は住宅様式が変わり、トタン張りの屋根が増え、スズメ達は巣を構える場所を失ってしまった。
スズメ達は外から眺めて見たり、中に入って点検したりと忙しい。
いや、入居希望者が多くて抽選なのかな(笑)。
左は一戸建ての建売住宅。
右は一棟三戸建てのアパートで、中はボール紙で仕切られています。
ほら、早速3号室の入居者が決まったようですよ。
羽ばたいて器用に一直線に家に入ります。
まだ我が家にはツバメたちが巣作りをする姿は見えない。
でも、心やさしき隣家には何組ものツバメたちが巣作りを始めている。
長くて辛かった冬を乗り越え、これからが忙しいのは人間も鳥たちも同じ。
さー、スズメ達よ、元気に頑張って子供を沢山作るのだよ。