
腹は立つけれど仕方ない。と、諦め1個ずつ点検しながら段ボール箱からコンテナへと移す。
1箱10キロを2個詰めかえ、コンテナ1つに20キロ。Мサイズは点検後段ボール箱に戻します。

「とうや」は20キロで、こちらは2箱ともLサイズ。
もっとも、当地ではあまり作り手の無い品種だから、注文はスベルベだけだったかも知れません。

詰め替えをしているうちに、あきらめの境地にも。МサイズLサイズ一緒にコンテナに。
「北海黄金(ゴールドメイクイーン)」なんて、スベルベの他に注文する人なんていないと思う。
と、すると出荷する側にも問題がありそう。そちらもJAからの出荷ですけれどもねー。

「インカのめざめ」の箱を見ると、規格欄は空欄。
と言う事は、サイズはまちまち、バラバラに詰められているって事でしょう。

Lサイズ、Мサイズ、Sサイズ混在。そんなのありー!って感じですよ。
プロ中のプロ、日本の農業を担うJAにしては管理がずさんですね。

大手種苗会社のカタログだと1キロ1,580円(別の会社は2,200円!)。10キロだとなんと15,800円でした。
1キロ2,200円だと20キロだと、わー、44,000円!農天市場は破産します(笑)。
今回の送り状の単価はJA単価で1箱10キロで、4,536円。この価格差はさすがにJAですね。
2箱で9,072円だから多少のことは目をつむりましょう。はい、ありがとねJAさん(笑)。
腹を立てながら育てたのでは、せっかくの美味しいジャガイモが不味くなっちゃいますから。
歳を重ねるごとに体力も根気も低下していると言うのに、ジャガイモの種イモ注文は例年並み。
美味しくて評判の山の畑で作るスベルベのジャガイモ。7種類を来年もご期待ください。
あれっ、1種類増えちゃったぞ。実は試しにと「キタカムイ」を取ってみたのでした。
(終わり)