祝い膳

　昨日は６人で、祝い膳の会食。孫のようによく太り、美味しそうな見事な鯛です。

３月末に生まれた孫の１００日「お食い初め」のお祝いでした。

　１０時からスタジオで記念撮影。２時間もかかったけれども孫は元気で上機嫌。

お相撲さん並みに丸々と、しかも固くしまって太った体で白眉は化粧まわしの横綱スタイルでした。

 

　お祝いと言ったら欠かせないのがお赤飯。

他にも美味しい蕎麦が出たので、これは持ち帰って今朝の朝食に。

 

　前菜にはハモの梅肉落としも。

ここの料理はいつも上品で美味しく「板前さんはずっと同じ人ですか」なんて聞いてしまった。

 

　お造りも上々の味です。

お昼からの祝い膳だけれど、日本酒での乾杯に続き、ビール、冷酒と婿殿と続けました。

 

　こんなお品書きです。

会場のホテルには他の客も無く、静かに家族で和気あいあいの素晴らしい祝い「お食い初め」でした。

連載160「ロケ隊の賄い食」（その3終わり）

　　　　　　　　　　　　ロケ隊の賄い食（その3終わり）

　二日目は、お握りをする事になった。お握りに入れる具はタラコと梅干しに決める。

ガス釜と電気釜を並行して使って大量のご飯を炊いた。

　そして、ご飯が炊きあがると二人で焼き海苔を四ツ切りにしてテーブルに広げる。

妻が茶碗にごはんを入れ、具を入れて形を作ると私が受け取って手早く海苔に載せて軽く握って仕上げる。

　こうして、「蕎麦とお握り」の賄い食は完成。

二日目の撮影は折立温泉の、撮影スタッフが泊る旅館の駐車場で行われた。

　さて、肝心の賄い食は俳優二人に食べて頂けたのであろうか。

「役者さんは、食べたいと言っています」とスタッフに伝えられたが、撮影が長引き、

私たちの賄い食を食べる事なく、俳優二人は大湯温泉に向かってしまったのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　（終わり）