昨年7月18日の線状雷雲、線状降水帯に襲われた災害は山の斜面から架線に及んで被害をもたらせた。
山の斜面の災害復旧と並行して、河川「大沢川」の復旧工事もたけなわ。ただし、工期はなんと来年の1月までです。
建設重機のバックホウの能力はバケットの大きさ、容量で表される。
土木工事には多少の心得も有る(2級土木施工管理技士も持っていた)スベルべも驚きの大きさです。
濁流は、大沢川の曲がり方に沿って左岸、右岸と破壊しながら流れた。
反対側の壊れていないコンクリート壁の下部をトンパックで土留めしながらの施行です。
この辺りにはコンクリート製の橋が架かっていました。
それが、跡形も無く流失。しかし、橋を復旧するための橋台の工事は見当たらない。
聞いた話によると、橋が登記されていず無いはずの橋だったとか。
不思議な話です。住民が独自に架けられる規模のコンクリート橋ではありませんでしたから。
上流方の崩れた山の土質は「第三期魚沼層」と呼ばれる砂利が主体で崩れやすい。
そのために大雨の都度土砂が流れ下るので、この大きな沈砂池が設けられ、時々たまった土砂を搬出していた。
昨年の洪水は、この沈砂池の護岸さえ破壊してしまった。
向こうにJR上越線が見えますが、その向こうも大きく壊れ、復旧工事が行われています。