おでん(その1)
「おでん」って嫌いな人はいるのかな、なんて思う。
心の故郷と言ったら大げさかも知れないが、何となくホッとする食べ物でもある。
でも、残念ながら例外を除き、年間を通して食べられる食べ物では無いのではないか。
我が家の場合、そのシーズンは初冬、大根が十分な大きさになってからですね。
好みも有ろうが、やはり「おでん」に絶対欠かせない食材が大根だと強く思うのです。
秋風も冷たくなってくると、「おでん」が恋しくなってくる。でも、太さが5センチくらいにならないと美味しさも本物にならないから、じっと我慢して待つ。
さて、おでんはいくら大根が大事とは言っても、色々な具材の味が混じりあって出すハーモニーこそ神髄。
野菜は我が家の場合、里芋、ニンジン、ゴボウなどの自家産野菜の根菜を主として入れる。
最近はここに、自慢の自家製コンニャクも入る。やはり、コンニャク芋も我が家で作り、手作りするコンニャクは市販の物とは一味も二味も違う。
(続く)