畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載215「おでん」(その1)

2019-11-08 04:07:27 | 食べ物

 

      おでん(その1)

 

  「おでん」って嫌いな人はいるのかな、なんて思う。

心の故郷と言ったら大げさかも知れないが、何となくホッとする食べ物でもある。

でも、残念ながら例外を除き、年間を通して食べられる食べ物では無いのではないか。 


 我が家の場合、そのシーズンは初冬、大根が十分な大きさになってからですね。

好みも有ろうが、やはり「おでん」に絶対欠かせない食材が大根だと強く思うのです。

秋風も冷たくなってくると、「おでん」が恋しくなってくる。でも、太さが5センチくらいにならないと美味しさも本物にならないから、じっと我慢して待つ。


 さて、おでんはいくら大根が大事とは言っても、色々な具材の味が混じりあって出すハーモニーこそ神髄。

野菜は我が家の場合、里芋、ニンジン、ゴボウなどの自家産野菜の根菜を主として入れる。

最近はここに、自慢の自家製コンニャクも入る。やはり、コンニャク芋も我が家で作り、手作りするコンニャクは市販の物とは一味も二味も違う。

            (続く)

コメント (2)
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