おでん(その2)
さて、他の材料として欠かせないのが練り物だ。
毎年堀之内の大神宮様で開催される「お神送り」に合わせて、スーパーで「おでん種」の詰め放題が行われる。
男として詰め放題なんて多少気後れするところもあるが、その後の「おでん」の美味しさを考えたら我慢できるものではない。
恥を忍び、袋一杯こぼれんばかりに詰め込んでレジに並ぶことになる。
でも、この、おでん種の練り物も添加物の種類の多さを見ると、考えさせられるのではあるが。
出来たら練り物「つみれ」なんて鰯も買ってきて、自分で作ったら本物なのでしょうが中々そこまではたどり着けない。
「おでん」はたくさん作り、煮直すほどに美味しさが増してくる。
我が家で作る場合は家中で最も大きい、蒸かし鍋で作る。
ま、洒落た居酒屋風の専用鍋で煮ながら食べたら最高なのだろうが、家庭では難しい。
(続く)