不調なパソコンに時間を取られているうちに日が経ってしまった。
11月3日、文化の日に市内の民家に熊が侵入するという最悪の事態が発生しています。
その家のお婆さんが仕事をしている後ろをすり抜けて台所に侵入したそうです。
お婆さんは飼っている猫が通ったと思ったそうですが、後姿を見て熊と知り仰天。
二階にいたお母さんに大声で知らせ、聞きつけたお母さんが台所を見ると熊は驚いて窓から飛び出して逃げたとか。
台所の窓の外には池があったけれど、その池を飛び越して逃げたという驚きの運動能力です。
我が家の山の畑への道から見た風景です。
熊が民家に侵入したのは、高く見える山「権現堂山」のふもとの集落です。
我が家から3キロほど離れた場所でも熊の目撃情報があります。
同級生の一人が目撃し「私一人ではなくて何人かで見たから間違いない」と断言したといいます。
熊のエサとなる木の実を付ける、ブナやナラの大木はないけれど雑木の雑木林は沢山あります。
いつ、こちらに移動してきても不思議のない環境です。こちらに出ないことが不思議なほどですね。
山間の狭い地域で仕事に励む人たちの姿が見えます。
その畑の周りには果樹がたくさん植えられているから実り始めたら熊には宝の山。
市当局は熊のエサとなるカキの実の採取を促しているけれど採りきれるものではない。
市街地でも神経をとがらせる人たちが、カキを採るように持ち主に注文を付ける事態もあるとか。
熊が増えたのではなくて、山林の無分別な広葉樹の伐採と杉などの針葉樹の植林のためもあると考えます。
今の事態は襲われる人間も不幸ですが、冬眠に入る準備のための餌のない熊もまた不幸な事態です。