旧川口町と小千谷市の間、川口寄りに中越地震以降架けられた橋がある。
その新しい橋、牛ケ島大橋に初めて行ってみました。橋の下流にカモが遊んでいる。
そして、同じく下流方の川岸には白鳥の群れが見える。
こんな、我が家からそうは遠くも無い、信濃川に白鳥の群れがいるなんて知らなかった。
朝の日の出前の早い時刻だから、目覚めてエサを探しに飛び立つ前なのでしょうか。
優雅な姿に似合わない、大声でガーガーと鳴き交わしていました。数10羽は居そうです。
残念なことにレンズは135mmまでのズームレンズ。
300mmの望遠を持参しなかったことを悔いました。でも鳴き声だけは大きく聞こえる。
後日もう一度、白鳥をカメラに収めたくて、昼過ぎに行ってみました。
その時は、信濃川の水量も多く、この半島のような岸辺は消滅し、群れもずうっと下流にいたのでした。
この、最初の撮影時には少し興奮を覚え「北帰行」の歌の歌詞が頭に浮かびました。
「窓は夜露に濡れて 都すでに遠のく 北へ帰る旅人一人 涙流れてやまず」でしょうか。
白鳥の北帰行が始まっているとかです。館林の沼を通って見ると白鳥を見に来た人達も多勢さんいらっしゃいます。白鳥が固まって飛んでいるのも見ますが長旅の準備をしているのでしょうか。帰らない白鳥も居て犬なんかが通るとシャーっと言って猫みたいな声で脅すんですよね。側で見ると白鳥はかなり大きくて犬もタジタジです。
偶然見つけた白鳥の群れは、その後も三回も行きましたが、今回のようには行きませんでした。
全く見えないか、いても水かさが増えたこともあって、かなりの下流方でした。
先日、寺泊を訪れた際は、空を飛ぶ群れを何群もみたのでした。あちらの方が多いようです。