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作者は何年か前にお亡くなりになられています。
でも、これだけの作品をそろえた「野の花館」が残ったのは本望だとは思いますが。
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葉物、実物ばかりではなくて、こんな「土栗」というキノコの一種も。
山で見かけますが、真ん中付近を押すと、真ん中から煙のように胞子が飛び出します。
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ナツハゼが見事に描かれていました。
丁度、今頃がこんな風に実が黒く熟しているはず。美味しいジャムが出来ますよ。
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「野の花館」の一角には、この絵をモチーフにした焼き物もあります。
他にも、色紙風にプリントした小物や、葉書などが販売されていました。
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これではありませんが、もう少し洋風に作られた湯飲みをスベルベママが気に入りました。
結局、その二つを購入しましたが、日本茶でもコーヒーでも頂ける小品でした。
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お買い上げの礼という事でもなさそうですが、囲炉裏風の周りに招かれてお茶を頂きます。
スベルベは昆布茶を所望。小さなお皿には梅煮。そして茶托には和菓子が添えられていました。
梅煮の小皿が気に入り、欲しくなったスベルベママが尋ねましたが販売はしていませんでした。
実は、この日は苗場のドラゴンドラで紅葉見物に行ってきた帰りです。一日に二つの素晴らしいものを見た日になりました。
(野の花館の話し終わり)
昨日までの雨が上がって今日は良いお天気になりました。すっかり涼しくなったこの頃です。
芸術の秋、野の花館は展示物がみんな揃って優しくて心が和みますね。お茶まで頂けるなんて嬉しい事。絵の側に実物が置いてあるのも気が利いていますね。私は何と言ってもナツハゼです。一枚目の写真ですぐに分かりました。田舎ではコンマラと言ってキノコ採りに行く頃には熟していましたね。子供はすぐに食べて「すっぱーい!」なんて。そしてキノコがあまり採れなかったらコンマラをたくさん採って帰りましたっけ。ジャムにするのはお砂糖がたくさん要りますが美味しく出来ますね。キノコ採りの弟の話。この頃はガス、電気になってしまって薪はあまり使わなくなったので山仕事もしなくて木がボーボーで陽も入らないからキノコもあまり出ないとか。自然もだんだん変わっているのですね。
この野の花館は展示物はもちろんのこと、接待も優しくて心温まる気持ちでした。
ナツハゼなど子供の頃は山でのおやつでしたよね。ジャムになるなんて後世の話です。
キノコはこちらも同じですね。薪伐採を必要としなくなり、楢なども大木になりました。
日が差さない、死んだような雑木林になり、キノコの姿は見ることも出来なくなってしまいましたよ。
ただ、少し前のことですが、楢枯病が蔓延し、その時はヒラタケをはじめナメコなども大豊作。
山、自然が大好きなスベルベは皆さんよりもいち早くそれを見つけ、3年ほどは独り占めでした。
人の手が入る、入らないで自然環境も全く異なったものになってしまいます。
良いのか悪いのか一概には言えませんが、野生動物たちが喜んだのだけは確かです。