山の畑の隣は「イチカラ畑」グループの蕎麦畑。
2年目と思っていたけれど、スベルべの勘違いで実は3年目でしたね。
前作の「タラノ木」栽培のための肥料が多く残り、3年目でもこの高さまで成長。
それだけ、今年は天候に恵まれたと言う事。雨風に遭うと倒伏してしまいますからね。
小さな小さな蕎麦の花だけれど、よく見ると生の営みが見られます。
ほら、見えますか。蕎麦の花には似つかわしくないほどの大きな蝶が来て蜜を吸っていますよ。
他にも、蜜蜂、ハナアブなどの小さな生き物が蜜を吸いに集まっています。
この日は9月9日でしたが、もう南国に帰り居なくなったと思ったツバメが何羽も飛び交っていました。
蕎麦の花は紅い種類も有るけれど、これは純白。
「イチカラ畑」の親方(とは言ってもスベルべの娘たちと同年代)が見つけ出した「魚沼在来」かな。
忙しなく飛び交う蝶の姿をアップ。
間も無く来る寒い季節に向けて、種の保存本能に駆られているのでしょうか。
蕎麦の花越しに越後三山が見えます。
もう少ししたら、花が終わって蕎麦は実を結ぶことでしょう。
豊作が間違いなく予想されるような育ち具合になってきています。
その豊かな蕎麦の実を誰よりも待ち望んでいるのは実はカモシカかも知れない。彼らの大好物ですから。
冬季用の蕎麦屋さんがこの風景を気に入り、品書きの印刷物の背景に使うとか。
ただ、蕎麦にしては養分が多すぎるようで、倒れなかっただけ天候に恵まれたと言う事でしょうか。
この「イチカラ畑」グループにお願いしたら、蕎麦粉でも剥き蕎麦でも手に入ります。嬉しい事です。