「八珍柿」は「平核無(ひらたねなし)」と言う名前もあります。
文字通り種のない、渋柿で渋抜きして甘くしたり、吊るし柿で食べます。
何時植えたのかも記憶に定かではない我が家の「八珍柿」も色づき収穫時期を迎えた。
ところが、畑仕事に追われて中々手を付けることができない。畑帰りの時間を少し早めて収穫をすることに。
果樹は「生り年」と「裏年」を繰り返すと言われるけれど、この「八珍柿」は表裏無く良く実ってくれる。
今年も、文字通り、枝もたわわに実を着けてくれたのです。
実はこの「八珍柿」は畑の隅、側溝沿いに植えたらそちら側に倒れてしまった。
起こしてあげようと思いつつ、手が付けられずに時間だけが経過していた。
ところが、生命力旺盛な柿の木で、倒れたまま再度根付き、3本の側枝が立ち上がって成長。
剪定作業もままならず、放任状態のために今年も実の重さで大きな枝が1本、欠けた状態になってしまった。
わずかな時間で、大きなコンテナに一杯の収穫量を得た。
何故、この日に収穫を急いだかと言うと、渋抜きの「焼酎柿」にしたかったから。
そして、次週の農天市場に並べたいのだったが、それにはこの日が最低条件だったから。
1週間、いやスベルべママの経験から言うと、8、9日午後が最適だと言うのです。
この日は、夕食、晩酌の後二人でせっせと布切れで拭き、そして焼酎に漬けてビニール袋に。
今日がその8日目。先ずは味見をしてから店頭に出す事にしましょう。
秋は柿ですね。八珍柿が枝も折れるほどの鈴生り。柿ってあるお宅では採らずにそのままというのも多いですね。あると採らない、無いと欲しくなる、です。ウチのは百匁柿の渋柿ですがこれは干し柿にして甘柿は畑友のところから毎年いただきます。もう少しですね。道に出ている枝にもたくさん生っていて自転車で来た人が止まってちょっともらって(黙って)行ったりしますがたくさんあるからコラ!なんて言いません。果物でも野菜でも収穫するのが大変ですから来て採って行ってもらうのが楽ですね。柿の渋抜きをして食べたことが無いのですが少し試しにやってみましょうか。10日くらいで出来るとか。
今は柿の木はあっても、収穫せずにそのままの物が数多見えてクマを呼び寄せると問題になったりしています。
我が家の八珍柿もまだ色づいては居ませんが、ことしたくさんの実を付けています。
焼酎を使って渋抜きした柿は甘がきと葉また違った味で美味しいですよね。
焼酎による渋抜きは一週間ほどでできるじゃなかったかな。ホームセンターには渋抜き専用の焼酎もありましたよ。
農天市場の畑に早生富有柿があり、それも捨てがたい味でした。
でも、農天市場の土地は売却し、人手に渡り柿の木も切られてしまいました。
もう一度、早生富有柿の苗を見つけて植えようかとも思っていますが。