夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

今邑彩著「いつもの朝に」上・下 集英社文庫

2011-04-20 17:19:43 | 本と雑誌

今邑彩著「いつもの朝に」上・下   集英社文庫
今邑彩著「いつもの朝に」上・下   集英社文庫
今邑彩著「いつもの朝に」上・下   集英社文庫
小学生を助けて自分は電車にひかれて死んだ英雄のような父親
その父親に似ていると言われる長男の桐人

欠点だらけで長所が見当たらない次男の優太

優太が子供の頃から持っていた縫いぐるみから 出て来たのは「本当の父」からの手紙

そこにはある人物に会うように書かれていた

「父の遺品」には恐ろしい秘密が記されており 父は自分の子供が生まれる前に首吊り自殺を遂げた

だがそれは 本当に父なのか?!

弟から話を聞き出した桐人は優太が 英雄のような死を遂げた父の少年時代の写真を捜し当て 弟の疑いは取り除く

だがそれは桐人の苦しいに繋がった

人を許すということ

桐人は母と弟に救われる

クライマックスから物語は過去のものへ流れる

祈るように 微笑み持ちて苦しみを胸に人は生きていけるものなのだろうか

人はのばされた手を心を拒んではいけない

哀しみはいつか消えるものだから


有川浩著「阪急電車」幻冬舎文庫

2011-04-20 01:00:22 | 本と雑誌

有川浩著「阪急電車」幻冬舎文庫
有川浩著「阪急電車」幻冬舎文庫
有川浩著「阪急電車」幻冬舎文庫
有川浩著「阪急電車」幻冬舎文庫
有川浩著「阪急電車」幻冬舎文庫
えんじ色の電車で子供の頃 レオポンを見に行った

随分昔の話になる

子供達を連れて遊びに行った宝塚ファミリーランドも今は無くなってしまったそうだ

でも阪急電車は走っている

そしてとうとう小説の題にもなりました

各駅ごとの短い物語は主人公を変え繋がっている

結婚準備中に婚約者は 遥かに自分より格落ちの女性を妊娠させ そっちと結婚すると別れ話を切り出した

別れてあげるけど結婚式に呼びなさい

見た目はいいが暴力男と別れようと決心する女性

本が縁で恋が叶う男女

ちょっとしたことで恋を育てる学生

怪物オバタリアン集団と離れる決心する主婦

元教師だったらしい老婦人

解説は児玉清さん

著者の言葉もあり ちょっと得した気分になれる一冊です

なにしろ薄いので鞄に入れても邪魔になりません

著者の阪急電車とその沿線の街への愛情も感じられる作品です

近々公開予定の映画は中々適役 いい配役だと思うのですが