無心に海辺で遊ぶ少年が何かを見つける
それはカメラ付きのヘルメット
画像を再生した少年 大急ぎで駆けていく
暗転し 場面は変わる
走る車の中 助手席にいる女性は携帯の画像をずっと眺めている
長い金髪 親しみやすい笑顔が印象的
この女性に良く似た長い金髪の女性が写っている
1991年 メキシコ ママーとある
女性「これはママの写真 妊娠して ここへ来たの おなかにいるのが私」
運転している男性は言う
携帯の画像ばかり見てないで じかに外の美しい景色をこそ見てほしいと
予定では若い女性の女友達も来るはずだったのに
テキーラを飲み過ぎたので来なかったと
いつも急に消えるのだ^などと話している
幽霊 スペイン語でいうならば ファンタズマのようだと
でも そんな友人と違って私は信頼を裏切らない だから予定も変えない
それが私なのーと女性は話す
そして女性は 妊娠中の母親も行った目的地の場所の名前を尋ねる
「秘密のビーチの名前は?」
車を運転している男 その質問には答えない
美しい海
「楽園だよ」と運転してきた男は言う
遠くに波乗りを愉しむ人影
男に運転してきてもらった車代を渡そうとする女性
運転してきた男「方角が同じだった 家はすぐそこ」
と お金は受け取らない
女性「ありがとう ナンシーよ」
男「カルロスだ」
ナンシー「助かったわ ごめんね スペイン語は学校で習っただけ」
カルロス「学生?」
ナンシー「医学校に通ってるの スペイン語より解剖が得意」
カルロスは日暮れも近いと言い ナンシーは夜は波乗りはしないーと答える
更にカルロスは ここからどうやって帰るーとも案じる
だが最後までビーチの名前は教えずに去る
早速 ナンシーは波乗りの準備を始める
海に出たナンシー 波乗り中の現地の男性二人と会話
テキサスから来たアメリカ人などと自分のことを話すナンシー
男達 岩礁とヤケドサンゴに気をつけろと注意もしてくれる
その男達の一人が 映画の冒頭場面で少年が海で見つけたカメラ付きヘルメットをかぶっている
身長178cm 長身でスタイル抜群のナンシーのサーファーぶりを暫く眺めていた男達も再び波乗りを始める
暫く波乗りを楽しむ三人の場面が続く
(波乗りの趣味がない私には ちょっと退屈だ)
波乗りを楽しんで浜辺に戻ったナンシーは携帯に入れた母の画像を眺め
妹に電話をかける
妹 「うそでしょ ママのビーチ」
電話を替わる父親
ナンシー「救えない病人もいるわ」
父親「ママか ママの為にも医者になれ」
母親の死に苦しむ娘に父親
「帰ってこい」
「愛してるわ」とナンシー
旅に同行した友人からは ゆうべのカレとデート
などと連絡が入っている
波乗りをやめた男二人「日が暮れる 帰ろう」とナンシーに声をかけてくる
ナンシー「もう一本乗る」
男達は去り 海鳥もいなくなる
海の上のナンシーを飛び越えて去っていくイルカたち
そうして大きな黒いー鯨だろうかの死骸がある
海中に何か大きな影が
気付かないナンシー
しかし まだ波乗りを続けている
サメに襲われるナンシー
どうにか大きなクジラの死骸の上にあがるも 足から出血
引き潮となり海中の岩礁が姿を見せる
その一つにようよう這い上がったナンシー
彼女は出血を止める為に 首のネックレスを外し それで傷口を縫う
めっちゃくちゃ痛い
自分に暗示をかけるようにしつつ根性で縫う
着ていたものを包帯がわりに巻き付ける
周囲を見渡すナンシーは浜辺に横たわる男に気付く
必死で叫ぶも
これはタチのよくない男
浜辺に置いたナンシーの荷物を盗み 海に浮かんでいるナンシーのサーフィンボードも奪おうと懐中へ
ダメよ!と叫ぶナンシー
しかし酔いどれ泥棒男は鮫さんご飯になるのだった
夜が明けて
昨日の男達二人が波乗りしに車でやってきた
海に入る男達
「駄目!海から出て 戻るのよ」必死に叫ぶナンシーだけれど
事情が分からない男達は「大丈夫 ここに鮫はいない」
波乗りを続け 鮫に襲われる
男達は死んだ
ナンシーは生き残る方法を必死に考える
サメはナンシーがいる岩の周囲を泳ぎ続けている
鮫の泳ぐ速度を測り
計算する
ナンシーは鮫に襲われ死んだ男のカメラ付きヘルメットのカメラで自分を撮影
「私はナンシー・アダムズ 2016年4月26日
サメに襲われた 三人殺されたわ
サメは旋回している
クジラをしとめたところに出くわしたみたい」
この映像を観たら助けを呼んで
そしてまるで遺言のように言葉を続ける
見えるブイまで30~40メートル
泳ぐわ
ビデオを見た人は ここに送ってほしいの
テキサス州 ガルベストン オリバー クレセント通り 10231番
私の家よ 父と妹が住んでる
パパ クロエ
一人に憧れていたのに
つまんない
本当は一人じゃないわ
カモメが友達になってくれた
(肩を脱臼し飛べなかったカモメをナンシーが治療)
翼を見せて
私が治してあげたの
パパたちに心配かけたくなかった
悪いのは私なの 心から愛してるわ
胸がはりさけるほど
パパたちに会いたい
もう岩礁を出なきゃ
闘ってみせる
ママが(病気と)全力で闘ったように・・・・・
パパは正しい
大好きよ
心から愛してる
行くわ
ここまで録画したヘルメットを海に投げる
砕けたサーフィンボードの破片にまだ飛べないカモメをのせて海へ
「生きのびてね 大丈夫よ」
岩が水没する前にブイまで泳がなければ
サメが以前刺されるのを嫌がったことを思い出し
クラゲの群れの中を進むナンシー
追ってくるサメ
ギリギリにブイへ
そして映画冒頭の場面へ
海辺で遊ぶ少年
カメラ付きヘルメットに気付き
拾い上げ 映像を観て
走る!
ナンシーはブイに設置してある照明弾
撃っても気付いてもらえず
襲ってくるサメに向かって撃つけれど
「くらえ!」
効果なし
鮫はしぶとい
ブイすら壊され 海中での闘いにー
「パパ パパ こっちだよ」
先程の少年とナンシーをこの場所に乗せてきたカルロスが現れる
海辺に倒れているナンシーに気付くカルロス
サメとの闘いに勝利し 生きのびたナンシー
あのカモメも近くにいる
救われたナンシーに亡き母の笑顔が見える「もう大丈夫」
一年後
テキサス州 ガルベストンの海辺
ナンシー 父と妹と
妹「準備は ドクター」
ナンシー 迷いを捨てて医者になったらしい
父親「ママの誇りだ 二人共」と娘達へ
ナンシー「ありがとう」父親に
妹に「行くわ」
姉妹は海へ向かう
妹「お姉ちゃんをめざす」
笑顔でナンシー「むり」
海で波乗りを楽しむ
それはカメラ付きのヘルメット
画像を再生した少年 大急ぎで駆けていく
暗転し 場面は変わる
走る車の中 助手席にいる女性は携帯の画像をずっと眺めている
長い金髪 親しみやすい笑顔が印象的
この女性に良く似た長い金髪の女性が写っている
1991年 メキシコ ママーとある
女性「これはママの写真 妊娠して ここへ来たの おなかにいるのが私」
運転している男性は言う
携帯の画像ばかり見てないで じかに外の美しい景色をこそ見てほしいと
予定では若い女性の女友達も来るはずだったのに
テキーラを飲み過ぎたので来なかったと
いつも急に消えるのだ^などと話している
幽霊 スペイン語でいうならば ファンタズマのようだと
でも そんな友人と違って私は信頼を裏切らない だから予定も変えない
それが私なのーと女性は話す
そして女性は 妊娠中の母親も行った目的地の場所の名前を尋ねる
「秘密のビーチの名前は?」
車を運転している男 その質問には答えない
美しい海
「楽園だよ」と運転してきた男は言う
遠くに波乗りを愉しむ人影
男に運転してきてもらった車代を渡そうとする女性
運転してきた男「方角が同じだった 家はすぐそこ」
と お金は受け取らない
女性「ありがとう ナンシーよ」
男「カルロスだ」
ナンシー「助かったわ ごめんね スペイン語は学校で習っただけ」
カルロス「学生?」
ナンシー「医学校に通ってるの スペイン語より解剖が得意」
カルロスは日暮れも近いと言い ナンシーは夜は波乗りはしないーと答える
更にカルロスは ここからどうやって帰るーとも案じる
だが最後までビーチの名前は教えずに去る
早速 ナンシーは波乗りの準備を始める
海に出たナンシー 波乗り中の現地の男性二人と会話
テキサスから来たアメリカ人などと自分のことを話すナンシー
男達 岩礁とヤケドサンゴに気をつけろと注意もしてくれる
その男達の一人が 映画の冒頭場面で少年が海で見つけたカメラ付きヘルメットをかぶっている
身長178cm 長身でスタイル抜群のナンシーのサーファーぶりを暫く眺めていた男達も再び波乗りを始める
暫く波乗りを楽しむ三人の場面が続く
(波乗りの趣味がない私には ちょっと退屈だ)
波乗りを楽しんで浜辺に戻ったナンシーは携帯に入れた母の画像を眺め
妹に電話をかける
妹 「うそでしょ ママのビーチ」
電話を替わる父親
ナンシー「救えない病人もいるわ」
父親「ママか ママの為にも医者になれ」
母親の死に苦しむ娘に父親
「帰ってこい」
「愛してるわ」とナンシー
旅に同行した友人からは ゆうべのカレとデート
などと連絡が入っている
波乗りをやめた男二人「日が暮れる 帰ろう」とナンシーに声をかけてくる
ナンシー「もう一本乗る」
男達は去り 海鳥もいなくなる
海の上のナンシーを飛び越えて去っていくイルカたち
そうして大きな黒いー鯨だろうかの死骸がある
海中に何か大きな影が
気付かないナンシー
しかし まだ波乗りを続けている
サメに襲われるナンシー
どうにか大きなクジラの死骸の上にあがるも 足から出血
引き潮となり海中の岩礁が姿を見せる
その一つにようよう這い上がったナンシー
彼女は出血を止める為に 首のネックレスを外し それで傷口を縫う
めっちゃくちゃ痛い
自分に暗示をかけるようにしつつ根性で縫う
着ていたものを包帯がわりに巻き付ける
周囲を見渡すナンシーは浜辺に横たわる男に気付く
必死で叫ぶも
これはタチのよくない男
浜辺に置いたナンシーの荷物を盗み 海に浮かんでいるナンシーのサーフィンボードも奪おうと懐中へ
ダメよ!と叫ぶナンシー
しかし酔いどれ泥棒男は鮫さんご飯になるのだった
夜が明けて
昨日の男達二人が波乗りしに車でやってきた
海に入る男達
「駄目!海から出て 戻るのよ」必死に叫ぶナンシーだけれど
事情が分からない男達は「大丈夫 ここに鮫はいない」
波乗りを続け 鮫に襲われる
男達は死んだ
ナンシーは生き残る方法を必死に考える
サメはナンシーがいる岩の周囲を泳ぎ続けている
鮫の泳ぐ速度を測り
計算する
ナンシーは鮫に襲われ死んだ男のカメラ付きヘルメットのカメラで自分を撮影
「私はナンシー・アダムズ 2016年4月26日
サメに襲われた 三人殺されたわ
サメは旋回している
クジラをしとめたところに出くわしたみたい」
この映像を観たら助けを呼んで
そしてまるで遺言のように言葉を続ける
見えるブイまで30~40メートル
泳ぐわ
ビデオを見た人は ここに送ってほしいの
テキサス州 ガルベストン オリバー クレセント通り 10231番
私の家よ 父と妹が住んでる
パパ クロエ
一人に憧れていたのに
つまんない
本当は一人じゃないわ
カモメが友達になってくれた
(肩を脱臼し飛べなかったカモメをナンシーが治療)
翼を見せて
私が治してあげたの
パパたちに心配かけたくなかった
悪いのは私なの 心から愛してるわ
胸がはりさけるほど
パパたちに会いたい
もう岩礁を出なきゃ
闘ってみせる
ママが(病気と)全力で闘ったように・・・・・
パパは正しい
大好きよ
心から愛してる
行くわ
ここまで録画したヘルメットを海に投げる
砕けたサーフィンボードの破片にまだ飛べないカモメをのせて海へ
「生きのびてね 大丈夫よ」
岩が水没する前にブイまで泳がなければ
サメが以前刺されるのを嫌がったことを思い出し
クラゲの群れの中を進むナンシー
追ってくるサメ
ギリギリにブイへ
そして映画冒頭の場面へ
海辺で遊ぶ少年
カメラ付きヘルメットに気付き
拾い上げ 映像を観て
走る!
ナンシーはブイに設置してある照明弾
撃っても気付いてもらえず
襲ってくるサメに向かって撃つけれど
「くらえ!」
効果なし
鮫はしぶとい
ブイすら壊され 海中での闘いにー
「パパ パパ こっちだよ」
先程の少年とナンシーをこの場所に乗せてきたカルロスが現れる
海辺に倒れているナンシーに気付くカルロス
サメとの闘いに勝利し 生きのびたナンシー
あのカモメも近くにいる
救われたナンシーに亡き母の笑顔が見える「もう大丈夫」
一年後
テキサス州 ガルベストンの海辺
ナンシー 父と妹と
妹「準備は ドクター」
ナンシー 迷いを捨てて医者になったらしい
父親「ママの誇りだ 二人共」と娘達へ
ナンシー「ありがとう」父親に
妹に「行くわ」
姉妹は海へ向かう
妹「お姉ちゃんをめざす」
笑顔でナンシー「むり」
海で波乗りを楽しむ