著者と同じ名前の作家が登場人物で・・・いささか的外れな推理も披露し 物語の語り手でもある
探偵役はホーソーン
まだまだ謎多き人物でもあるが 今回ホロヴィッツはホーソーンに救われる
ホロヴィッツの書いたものが上演された舞台
酷評した劇評家のハリエットが刺殺されて カーラ・グランショー警部は ホロヴィッツが容疑者とする
メキシコ湾より広大な悪意の持ち主であったハリエット
彼女によって傷つけられた人間は多い
生き直そうとしていた青年の過去を知っていたハリエット
悪意によって人生を破壊されることもある
でっちあげでも 事実をゆがめ変えても・・・・・書いた人間はそれで金儲け
事実とは全く違う「大嘘」を書かれた人間は・・・・・その荒唐無稽な大嘘すら背負って生きていかなくてはいけない
人生は続いていくのに
呪いをかけられたようなものだ
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ごめんなさい