久々に外出しなくていい日で 撮りためた録画など消費
「オリエント急行殺人事件」もしくは オリエント急行の殺人(1974年作品)
久しぶりに観て
うん こんなにエルキュール・ポワロさん 攻撃的な言動だったっけ
セリフ回しとか演技ー
忘れていることも多くて
アガサ・クリスティーの原作を読破中の年頃に観た映画
リチャード・ウィドマーク氏の「嫌な人物役演技」(主役をはることも多い俳優さんでしたので)もね
眼に迫力ある演技巧者な方なので
この時代のジャクリーン・ビセットさんお美しい
ローレン・バコールさんと母娘設定もいいな
さすがはショーン・コネリー氏 この迫力と存在感よ
美貌の気配を消し去ったイングリッド・バーグマンさん
おお「サイコ」のお兄さん(笑)アンソニー・クィン氏
結末のポワロ探偵の「粋な裁き」
こうよ ポワロさんは こうでなくてはーと
頭脳明晰 小柄で卵を思わせるけれど 真実を追及しつつも 「情」も見せて
1957年「南部の反逆者」
「風と共に去りぬ」と南北戦争の時代で同じ
主演クラーク・ゲーブル
若い頃は無茶もやり奴隷売買の仕事も
現在は奴隷に理解示す大物
彼は奴隷売買の場で 商品価値を示す為に衣服も脱がされそうになっているヒロイン(イボンヌ・デ・カーロ)に高値をつけて競り落とす
ヒロインは富裕な父親の娘であったが 本人は知らず母親が奴隷であった為に 父の死後 奴隷として売られてしまったのだ
ヒロインを買った男は 彼女に手をつけようとせず その館の奴隷たちは自由にしている
男は己の過去を謝罪する気持ちで奴隷たちに接していた
男は黒人の一人に自分の農園を譲渡もしている
ヒロインは男の過去を知りショックを受けるが 自由な考えを持つはずのかつての恋人の心の狭さを知る
あれこれあってのハッピーエンドは 濡れ場の少ないハーレクイン小説のような展開でもありますが
後味良い終わり方でもあります