紫根菜(紫紺菜?)とか、諸葛菜とかの別名も有るようです。
戦後、中国からの引き揚げ者が持ち込んだという話を聞いたことがあります。
摘み草などが好きで良く近くの休耕田などへ芹とかを獲りに行く私ですが、この紫菜の花は食べたことがありません。もっぱら観賞用です。
この花も繁殖力が旺盛で、わが家に留まらずにご近所にも侵出しています。
美空ひばりの歌で、とみに有名になった塩谷岬です。私のお気に入りの写生スポットで、乱れ髪の流行る前から、訪れています。
尤も、私が描くのは岬の南側からですが、観光客のお目当ては岬の北側から登って灯台の辺りに有るらしい、乱れ髪の歌碑のある場所のようです。私は未だ灯台の近くまで登ったことがないから、どうなっているのか知りませんが。
この辺りの漁師が獲ってきた鰯を丸干しにしています。のこのこ庭先に入り込んで500円くらい買い求め、浜でたき火で炙って食べたら、もう、堪えられない美味しさです。
サンマは目黒、鰯の丸干しは塩谷に限るようで・・・・
ポリアンサスというのは、サクラソウの仲間ですが、ぼってりと厚い花弁を持つものが多い中で、この絵のポリアンサスは、普通のサクラソウに近い形態をしています。
私は園芸学とか植物学には無縁の単なる植物愛好者に過ぎないから、私のこの説が正しいかどうかは分かりません。
私が色んなサクラソウとかポリアンサスという名前を付けられた花たちを見ていての私なりの推論ですからね。
お正月の寄せ植えでお馴染みの福寿草は鉢に敷いた緑の苔からニョッキリ黄色い花だけを覗かせていますが、やがて茎を伸ばし葉を茂らせて、ご覧のような姿になります。
可憐に花だけをのぞかせているのとは大分印象が違います。
福寿草は繁殖が難しいようで、以前園芸店などに並んでいたのは、自生地から掘り起こして売り物にしていたようです。
自生の(野生の)福寿草を取り尽くしてしまい、今は高価な希少種になっているから、以前のようには販売出来ないという事情があるようです。
福寿草まで絶滅危惧種にしないためにも、安易に買い求めたりしないようにしたいものです。
パンジーの色は千差万別、私の技術では表せないような微妙な色合いのものが有りますが、この柿色のパンジーなら私の絵の具でも、何色か混ぜ合わせれば、表現できました。
いつもは、何色かの苗を混植するのですが、単色の鉢植えも見栄えがするものです。
冬の寒さが厳しい間は、パンジーの茎も短めで、葉の中に埋もれるように咲いていましたが、春本番という頃になると花茎をグンと伸ばして来ます。もうそれほど厳しい寒風が吹かないことを知っているのでしょう。
ゼラニュームは管理がよければ次々に花芽を立ち上げてきて、一年中咲いて呉れる元気者です。
かなりの耐寒性もありますから加温しないフレームでも生育出来ます。
多年草でかなりの大株になっているのも見かけますが、私は瑞々しい若いゼラニュームが好きです。
小さな鉢の方が、絵に描きやすいというメリットもあります。
知り合いの庭にでも、お気に入りのゼラニュームを見かけたら、一芽いただいて挿し木してやれば、簡単に増やすことも出来ます。
花の形や色のバリエーションも豊富ですから、この後も違う鉢のゼラニュームが登場する予定です。