鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

村の小さなお社

2006-03-03 | 藤沢
このところ天候不順なので、郷土資料展示室の資料を参考に、近くの神社を訪ねました。江戸後期に海岸近くまで新田開発が行われた頃の2つの集落を結ぶ「新田道」沿いの「新田宮」という小さな神社です。新田の守り神といった、素直な気持ちが伝わってくる神社です。

    
新田開発は、古い集落との水争いが多く、水車による揚水に取り組むなど、水の確保が大変だったようです。「新田宮」の境内には新旧の「水神さま」の石塔が立っていました。当時は川の氾濫も多かったので、神様もいろいろと忙しかったと思われます。