湯島聖堂の帰り、台東区池之端の旧岩崎邸庭園まで足を延ばしました。
NHKの竜馬伝に登場する岩崎弥太郎が最初あまりに汚かったので、
三菱創設者のイメージを再確認するためです。

65歳以上200円の入園料を払って入りました。
振り返って入口を眺めたところです。
快晴の日差しの下、木立が大きいので木蔭は黒々としています。

明治29年完成の洋館です。
完全な逆光のため、画像を修正しましたが夜のように見えます。

弥太郎のイメージ・アップのため、ウイキペディアから画像を入手しました。
これなら立派な洋館です。
洋館の中には靴を脱いで入ります。
写真撮影は禁止です。
自前の脳メモリーに記憶しますが、呼び出しが心配です。

洋館から和館を抜けて、広い庭から洋館を眺めました。
この列柱の並ぶベランダは当時の世界と比較しても、
きわめて先端的な様式だったようです。
洋館の右手奥に見えるのは、木造のビリヤード場で洋館から地下でつながっています。

広い芝生の庭の周りには、ヒマラヤ杉などが大きく聳え、
これは明治よりも現在のほうが立派なのだと思いました。
岩崎弥太郎は明治18年に死去しました。
明治29年完成の洋館は見ることはできなかったことになります。