
藤沢宿の通りから、本町四丁目と一丁目の境の坂道を上っていた時です。
左手の高い木立の間に、日の光に耀くイチョウが見えました。

最寄りの急な石段を上って、イチョウの木の下に立ちました。
北斜面に生えているので、台風の影響は少なかったのでしょう。
青空を背景にきれいに黄葉していました。

幹の上部が欠けて、そこから新しい枝が伸びたように見えました。
幹の太さから見て、相当な古木と思われました。

イチョウの根元からもう少し道を上ると、手入れをされた森に出ました。
木のベンチがあったので一休みし、はるか西に見える真昼の富士を眺めました。
ここは「本町一丁目憩いの森」で、藤沢公民館が管理しているようです。