
鎌倉山さくら道を上って行くと、佐々木信綱文学碑がありました。
「日ぐらしに見れどもあかずここにして
富士は望むべし春の日秋の日」
石碑の後は竹藪で、富士の眺望は得られません。
この歌を作った時、佐々木信綱は終日富士の見える家に住んでいたのでしょう。

左にゆるやかに曲がる道は、先まで行くと「鎌倉山ローストビーフ」の店があります。
最近は草食系老人なので、つられて進むことはありません。

右手に草深い坂の小道「勝手口」がありました。
家ははるか彼方で見えません。
こういう勝手口もあるのかと思いました。

いつも感心しながら歩く「荒山荘」の石垣にはアジサイが咲いていました。
この辺りは平坦なので、ゆっくりと散歩を楽しめます。