鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

瑞泉寺山門

2016-02-08 | 鎌倉



山門に辿り着くと、立春の俳句が迎えてくれました。
「何事もなくて春たつあしたかな」
江戸時代の俳人井上士朗の句です。



山門を入ってすぐ左手に大宅壮一の碑がありました。
「男の顔は履歴書である」



これは鐘楼の隣にあった貉塚(むじなつか)です。
昔、寺の堂守の所へ毎晩人に化けたムジナが酒を飲みにやって来たそうです。
ある晩酔っぱらって正体を現したので、堂守に殺されましたが、
後に後悔した堂守が塚を造って弔った、と伝わっています。