鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

ぶらり深沢③大慶寺

2017-04-15 | 鎌倉



「寺分」という地名の起源、大慶寺に着きました。
山門の茅葺き屋根が歴史を感じさせていました。




室町時代、鎌倉五山に次ぐ関東十刹として制定された寺で、現存するのは瑞泉寺、明月院とここ大慶寺だけのようです。





大慶寺の創建は弘安年間(1278-1287)ですが、度重なる戦乱で江戸後期には廃絶したと推測されています。
昭和19年(1943)に塔頭の「方外庵」を改称して現在の大慶寺となったようです。
本堂には木造釈迦如来坐像が祀ってあります。