鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

遊行寺山門の土塀

2010-09-15 | 藤沢


遊行寺の山門でカメラを準備しながら、土塀に目が行きました。
大寺院らしい立派な土塀です。


いつも先を目標に通り抜けるだけで、山門に敬意を払ったことはありませんでした。
記憶に残るように土塀を撮りました。

ハスのレリーフ

2010-09-14 | 藤沢


遊行寺の緑陰を辿っていて、鐘楼の側で見つけた石塔です。
表には「南無阿弥陀仏」と刻んでありますが、
右の側面に意外なほどモダンなハスのレリーフが彫ってありました。
左の側面には意外なことに何もありませんでした。

大イチョウの木陰

2010-09-13 | 藤沢


遊行寺の緑陰一番は、何と言っても大イチョウの木陰です。
幹の周りに篤志家が寄進した丸いベンチがあるので、
ここで一息入れて境内を眺めるのが最高です。
ハトはベンチには座りませんが、木陰に集まっていました。


ハトは餌をくれる人が分かるようで、
何も持たない人は無視してそばには寄ってきません。

遊行茶屋

2010-09-12 | 藤沢


遊行寺の表参道を上った境内の右手前に、新しく「遊行茶屋」が開店していました。
この辺りは少し暗い感じの場所だったのですが、明るい空間になりました。


よく見ると、建物の主体は観光客用に新設されたトイレで、
その右手が「遊行茶屋」になっているのでした。
明るいトイレは参詣者に喜ばれるでしょう。

舞台の準備だった

2010-09-11 | 藤沢


残暑の中、緑陰を求めて遊行寺まで足を伸ばしました。
と言っても、真昼です。境内の人影はまばらでした。


本堂の右手から近づくと、大掃除のような荷物が並んでいました。


本堂の正面から見ると、入口の高さを計っている人がいました。
どうも大掃除とは違うようでした。


左手の戸が開いたところから中をのぞくと、舞台の基礎のようなものが並び、
その上で何人かで話し合っていました。
後で分かったのですが、これは10日から3日間公演される
遊行かぶき15周年記念の「さんせう太夫」の舞台準備でした。


境川堰跡橋

2010-09-10 | 藤沢


境川御所ヶ谷橋の上流にある小さな橋「堰跡橋」です。
橋桁が青く塗ってあるので、水道橋かと思って近づきました。


水道橋ではなく、車は通れない歩道橋でした。


左岸の橋の袂に、「奥田堰碑」という石碑が建っていました。
石碑によると大正13年にここに木造の堰が作られ、水田開発を支援したようです。
戦後の昭和29年、食糧増産のため堰はコンクリート・鉄製に改築されました。
その後の宅地化の進展による水田の減少で、昭和35年に堰はなくなりました。
現在の橋はその堰跡に架けられたものでした。


御幣山(おんべやま)の合同慰霊碑

2010-09-09 | 藤沢


境川左岸、大鋸2丁目の道沿いの山裾に石造物が沢山並んでいる場所があります。
その中央部分に階段状の石碑があり、大きな文字に朱が入っています。
何とか「御幣山」の文字は読めたのですが、家に戻って家人に話すと、
それは「おんべやま」だと教えられました。


最近の護岸工事と同じ頃でしょうか、「合同慰霊碑」の石碑が中央に建立され、
石造物の数は大分増えたような気がします。
右側の石造物です。


これは左側の石造物です。

境川水位監視盤

2010-09-08 | 藤沢


境川の左岸、御所ヶ谷橋の近くで奇妙な物を見つけました。
川の上に突き出した構築物です。
眺めていても、目的が分かりませんでした。


根元の箱型のケースに小さな名札がついていました。
「境川水位監視盤」とありました。
境川の異常水位を早めに検知して、防災対策につなげるシステムのようです。

緑のカーテン

2010-09-07 | 藤沢


猛烈な残暑の中、藤沢市役所の緑のカーテンを見に行きました。
昨年から藤沢市が率先垂範して始めたので、
今年の様子を確認するためです。
今年も立派な緑のカーテンが出来ていました。


緑のカーテンの下に、取り組みの趣旨が掲示されていました。


その横に、効果を確認するためでしょうか、寒暖計が設置されていました。
目盛りは32度を示していました。
真昼の猛烈な暑さの中ですから、これでどのくらい効果があるのか心配ですが、
それなりの効果はあるのでしょう。


ゴーヤの実を探してみましたが、下に落ちていた小さな実が1つだけで、
あとは見つかりませんでした。
この暑さのおかげで、今年は実はあまり育たないようです。

その後のテッポウユリ

2010-09-05 | 小さな庭


庭に咲いたテッポウユリのその後の情報です。
花びらとオシベが落ちた後、茎の先端にまだメシベが残っている状態です。
花が咲いていた時の形がそのま残って先端は横に伸びています。


もう少し日数が過ぎて、メシベの部分が落ちたテッポウユリです。
いつの間にか茎が真っ直ぐに戻っています。
これからこの先端部分で種が育つことになります。

名残りのお店

2010-09-04 | 藤沢


鵠沼花沢町は東海道線藤沢駅に近い便利な町ですが、
古い町並みが所々に残っていて、懐かしい気分になれる町です。
このお店は以前は油屋だったようですが、今はタバコを扱うだけです。
家の向こうにマンションが聳えているので、余計に対比が際立ちます。

真昼の新田みち

2010-09-02 | 藤沢


まだまだ暑い真昼の新田みちを歩きました。
石上から鵠沼橘を北西に向かい東海道線の一本松の踏切を越える古道です。


新田みち沿いには旧家が残り、道沿いに大きな木立があります。
道幅も微妙に狭く、車はゆっくり走るしかありません。


登録有形文化財の隣の家

2010-09-01 | 藤沢


現在鵠沼橘市民の家として利用されている旧後藤医院です。
7月16日に国の文化審議会から登録有形文化財にという答申が出た建造物です。


現状確認のためもう一度訪れてびっくりしました。
右隣にあった古い民家がすっかり無くなり、広々とした砂原が広がっていました。
残った家と残らなかった家の対比はきびしいものです。