鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

2月の遊行寺散歩

2016-02-13 | 藤沢



2月の快晴の日、遊行寺の散歩に出掛けました。
葉をすっかり落し、すっきりと枝を伸ばした大イチョウの姿です。



遊行寺坂の入口から本堂を見上げました。
いつもは木立に遮られ本堂の見えない場所ですが、この日は本堂が良く見えました。



本堂前の一遍上人の像です。
明るい背景の中で、行脚に出掛ける様子が元気そうに見えました。



境内奥の長生院小栗堂に近づくと、白い枝垂れ梅が咲いていました。

市役所新築工事進行中

2016-02-12 | 藤沢



これは2014年5月22日に旧市役所本館見学会に行った時に撮った画像です。
国道467号線の市役所前交差点から急な階段を上って市役所本館へ向かう場所です。



旧市役所本館はその後解体され、現在は新市役所建設工事が進行中です。
急な階段のあった場所はすっかりなくなり、新し市役所の基礎工事が進んでいます。
国道からすぐ市役所に入り、エスカレーターやエレベーターなどで目的の部署に行かれるようになるようです。

永福寺跡の整備

2016-02-11 | 鎌倉



鎌倉の二階堂のテニスコートの脇にある永福寺跡の石碑です。
永福寺は鎌倉時代初期に源頼朝が中尊寺の二階大堂を模して建立した二階建ての寺院だったようです。
この地域が二階堂と呼ばれるのも、その名残です。



跡地は国の史跡に指定され、公園として整備が進行中です。
掲示に寄れば、大伽藍とその前に広がる大きな池に特徴があります。



現在はその大きな池らしきものを整備中のようですが、計画の詳細は不明です。

瑞泉寺庭園

2016-02-10 | 鎌倉



本堂裏手に無窓疎石が造った石庭があります。
長い間地中に埋もれていましたが、古地図を基に復原したようです。
岩と水だけで大自然を表現した名園とされています。



石庭の左側には橋があり、この先に進み山の斜面を上ると、錦屏山の遍界一覧亭に辿り着くようですが、
現在は立入禁止となっています。
まだ石庭が発掘されるはるか昔、錦屏山に上った記憶が残っています。



帰り道で、吉田松陰の留所の碑に気がつきました。
黒船密航を企てる以前、伯父の瑞泉寺住職を訪ねて何回か瑞泉寺に来たようです。

瑞泉寺本堂

2016-02-09 | 鎌倉



瑞泉寺本堂に参詣しました。
本堂の周りにもいろいろな梅がありますが、まだ見頃には時間が掛りそうでした。



本堂左脇のロウバイだけはしっかり咲いていました。



これは本堂左手にあるどこもく地蔵堂です。
昔、寺の堂守が苦しい生活から抜け出すことを考えていると、地蔵が夢に現れ「どこも苦、どこも苦」と言ったので、
考え直して堂守を続けたと伝わっているようです。

瑞泉寺山門

2016-02-08 | 鎌倉



山門に辿り着くと、立春の俳句が迎えてくれました。
「何事もなくて春たつあしたかな」
江戸時代の俳人井上士朗の句です。



山門を入ってすぐ左手に大宅壮一の碑がありました。
「男の顔は履歴書である」



これは鐘楼の隣にあった貉塚(むじなつか)です。
昔、寺の堂守の所へ毎晩人に化けたムジナが酒を飲みにやって来たそうです。
ある晩酔っぱらって正体を現したので、堂守に殺されましたが、
後に後悔した堂守が塚を造って弔った、と伝わっています。


瑞泉寺参道

2016-02-07 | 鎌倉



はるか昔の青春時代の記憶とは全く違う景色の中の参道を歩いて瑞泉寺に近づきました。
入口近くの谷間の梅林はまだ開花していませんでした。



石畳のゆるやかな参道を上って、山門を目指しました。



途中でなつかしい鎌倉石の旧道が残っていましたが、安全な新道を進みました。



道沿いの小さな水路に注目しました。
鎌倉石の溝をゆっくり削りながら水が流れていました。


官幣中社鎌倉宮

2016-02-06 | 鎌倉



瑞泉寺へ参詣する途中で、鎌倉宮に寄りました。
鳥居を抜けた参道では昨日の節分会の後片付け中でした。



本堂に近づきながら、今まで鎌倉宮を参詣したことがないことに気がつきました。
瑞泉寺や覚園寺への通過地点と考えていたようです。



鎌倉宮の案内掲示をしっかりと読みました。



本堂の日差しの当たる場所にあった獅子頭です。



中央にもう少し大きな獅子頭が飾ってありました。
護良親王が戦いに際して兜の中に獅子頭のお守りを入れていた、のが由来のようです。
今では厄除けのお守りになっているようです。



河津ザクラ開花調査

2016-02-05 | 藤沢



境川右岸の下藤が谷公園の河津ザクラの開花状況を調べに行きました。
暖冬と言っても、2月上旬では少し早すぎました。
花芽は膨らんでいましたが、花はまだでした。



それでも丁寧に調べてみると、何か所か花がほころびている枝がありました。
2月中旬には見頃になりそうです。

霊光寺・雨乞いの池

2016-02-01 | 鎌倉



江ノ電七里ヶ浜駅から行合川に沿って雨乞い橋まで歩きました。
ここに「日蓮聖人雨乞い霊跡道」の道標があり、ここから左折して霊光寺を目指しました。



参道沿いに、「日蓮上人祈雨旧跡」の石碑がありました。



霊光寺山門前に着きました。
この山門は閉じてあり、右手の塀が空いて通用門になっていました。



境内の正面は山の斜面に石段があり、本堂に通じていましたが、今回は雨乞い池に向かいました。



境内の左手の窪地が雨乞いの池でした。
文永8年(1269)6月の大干ばつの時、この池で日蓮聖人が雨乞いを祈り、期待通りの雨が降ったという伝説の場所です。