毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

新しい時代 新しい見方

2015年02月09日 10時55分20秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


そういえば、先日のブログ記事の中で、「ハリーポッター」 のほかに 「One Piece」 にもちょこっと言及していて、ハリポタについては あとから詳しく書いたのに、「One Piece」 のほうは、戦闘場面などがそぐわない氣がするとだけで そのまんまになってたなぁ (^^ゞ




たしかに、個別の戦闘シーンは やはりバリバリ二元対立構図になってるし、激しい戦いの描写など 正直言って 苦手です

ただ、そんな赤勝て白勝ての単純な話では終わらない、と思わせてくれるのが、この作品の何よりの魅力。




詳しく語りだしたらきりがない(笑)ので、ざっと挙げれば、


・ 対立する勢力が、お話全体で言えば 海賊・海軍・革命軍、偉大なる航路のパワーバランスで言えば 海軍・四皇・七武海、と 「二」 ではなく 「三」 な点

・ 加えて、横暴な世界貴族・天竜人や 空島編に出てきた神という存在、身内の対立から袂を分かった 海軍大将青キジやCP9、世界政府に加盟していない国、など、さまざまなファクターが絡んで、より複雑な図式になっているところ (海賊同士の対立もあるし、海軍も一枚岩とは限らない)

・ 物語のカギを握ると思しき “Dの一族” が、海賊・海軍・革命軍のどのグループ内にも散見されること

・ 魚人島の種族差別や オハラの悲劇、「珀鉛」 の被害隠しのため迫害されたフレバンスの人々のエピソードなど、現実世界とリンクするテーマが挿入されていること


などなど、とてもじゃないが すっきり紅白二色などに分けようがないほどの入り乱れ具合。

ここまで多彩な要素で織り成された物語が、よもや “悪を倒してハッピーエンド” 的単純な終わり方をするとは思えない。


まだまだお話の途中、回収されていない伏線や謎もいっぱいあるようで、現実世界でも出口を見出せずにいるテーマまで織り込んだこの物語が この先どんな展開を見せてくれるのか、そして どんな結末に導かれるのか、楽しみでならない貴秋なのです




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いちおうお断りしておけば、別に シンプルな二元対立のストーリーを目の敵にしているわけではありません。

そういう物語として楽しむのは おおいにありです♪

ただ、様式美には、それが映える話の長さとか筋の運び・テンポなどがあると思うので、ハリポタの場合、7年がかりでの物語の膨らませ具合と その帰結に どこかアンバランスなものを感じてしまい、がっかりしたというだけです。




ここしばらくの世の中の動きを見れば、以前は通用した価値観や身の処し方が どんどん通用しなくなってきています。

それにつれて、みなに受け入れられる物語や情報も 変わってきているんですね。

大変なことが多い今の時代だけれど、じゃあ昔がよかったのかといえば そうとも言い切れない。

いつでも不安はあったけれど、以前はそれをごまかせるだけの余裕があったのが、今はその余裕もなくなってきているというだけじゃないのかな。

ごまかしが効かなくなって 真実が表に出てくるのは むしろいいことだと 貴秋は思っています

これまでの物差しが使えなくなってきているのも、もっと新しくていいものに取り替えるチャンスなんじゃないかな☆




新しい時代を生きるための手がかりは、そこここに散りばめられています。

今を恐れ過ぎないで 少しでもいい氣分になれるほうに ちょっと意識を傾けるだけで、いろいろと新しいものに出会えます(^^)

ここしばらく アニメの話が続いたけれど、そういうものの中にも 見て取れることはたくさんあるわけで♪

今いる世界を変えたいなら、以前と違うものの見方をするのが 一番の早道。

といって、新しい視点を あちこち探し回る必要はないんです。

答えはいつでも 自分の中にあるのだから

その答えといつでもアクセスできるよう、さえぎっているものをそっと脇に置くだけで 十分

ほんとうの自分という なによりの視点を 取り戻せます(*^ー^*)