ただいま反抗期真っ盛りです☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私が。
いや、ほんとうに。
(^◇^;)
昨秋の白浜での仕事の頃から予兆があったのですが、どうやらめでたく半世紀遅れの第一次反抗期を迎えることができたようです・・・・・って めでたいのか? Σ(゜Д゜;)
相当抑圧的に育てられた私、第一次・第二次どちらの反抗期も まともに通り抜けていないようなんですね。
それが、以前の 「アナと雪の女王」 の 「Let it go」 絡みの記事に書いたように、どんな自分も受け入れて、これまで順当に通過できずに来た 心の成長プロセスを きちんと歩み直させようと思えるまでになって。
だから、たとえ遅ればせであっても やり直しのチャンスをつかんで 大切な課程に改めて足を踏み入れることができたのは、喜ばしいのですが。。。。
ただ、やはり物事には それなりの時期やタイミングというものがあると痛感したのも また事実。
半世紀遅れの第一次反抗期って どうよ (- -;)
グループで仕事をしたり、何かを話し合って決めたり、そういうときに 理不尽な (と自分には見える) ことを押し付けられたり 意見を十分聞いてもらえそうにない氣配を感じたりすると、「やだー」 と反抗期のお子ちゃまが 猛然と顔を出す。
以前ならぐっと抑えつけて済ませられたものが、今は常識の諫言など聞きやしない。
まあ、氣持ちはわかるんだけどね。
でも、3歳児が駄々こねる姿は 「かわいいね」 で済んでも、いい歳した大人が同じことすれば 正氣の沙汰と思われないのは確実。
この外見と中身のとてつもないギャップ。。。。。 il||li_| ̄|○il||li
中身に従った場合、まっとうな社会人の規範から 大きく外れることになるのは目に見えています。
まさか 中身だけ半世紀若返ったなどと 誰にわかるはずもなく、非常識のそしりはまぬがれない (T_T)
といって、外見に合わせて 無理やり中身を抑えつけるのでは、これまでとなにも変わらない。
不安や怯えから半世紀縮こまっていた子が、やっとのびのび自己主張できるようになったのに、それではあんまりかわいそう (-"-;)
進退窮まりながらも よくよく考えてみれば、子どもの心のありさまを 大人の意識で観察するチャンスなんて めったにあるものではありません。
よし、ここはひとつ前向きに、からだの感覚と併せて じっくり観察してみよう
まず感じるのは、スコーンと突き抜けるように一直線なエネルギー。
自分の中に浮かんだ 「こうする」 というイメージと それを行動に移そうという意志の間に 一分の隙もなし、ためらいや迷いなど かけらも見当たりません。
自分を他人の目線から見直す視点がないので、こうしたらどう思われるだろうとかいう逡巡が まるで起きないんですね。
やりたい → やる で完結。
分離していない人間のパワーのすごさを感じます。
そしてまた、すごく純粋で力強いエネルギーだけに、それを阻まれたときの抵抗感もハンパない。
理不尽な扱いを受けたという恨みみたいなものって、こういうところから生まれるんだろうなぁ
今回、幼い子どもの視点と分別ある大人の視点を併せ持つというけったいな立場に 期せずして立ったわけですが、大人側から子どもを観察して しみじみ思いましたよ。
この幼子のまっすぐな思いを受け止めようとせず 大人の都合だけで抑えつけてしまうのは、今まさに開かんとするつぼみを 無残に踏みにじるようなものだって。
この一点の曇りもない輝きを 一瞥もせず封じてしまうのは、あまりにももったいなさ過ぎる。
それなりに形付けることを教えながら エネルギー自体は極力削がないように掬い上げてあげられれば、愛と喜びのすばらしい大人に成長すること間違いなしの純粋さだもの。
たとえば、子どもがふすまに落書きしたがったとして、それをただ 「だめ!」 と叱っておしまい、ではなく、別のものに書くことを提案するとか、どうしてもふすまがいいなら、上から模造紙でも貼ってあげるとか。
やり方には いろいろな選択肢やルールがあるんだよということをそれとなくわからせつつ、子どもの 「やりたい」 というエネルギーは最大限活かしてあげるという関わり方。
そんなこと当たり前にやってるよ、という親御さんも多いのだろうけれど、恨みつらみを抱えたまま ひねた大人に育ってしまった私には、親側として また人として 教えられることの多い 貴重な体験でもあります。
それはそれとして 私自身はどうするのかといえば、ここは大人の私が賢いおかあさんになって 子どもの私を受け止めつつ 外見にそぐわないふるまいで破綻をきたさないようにするしかありません (^_^;)
かつては揉め事を恐れて やたら抑え込むか、にわかに対極に傾いて攻撃的な主張をするか、というアンバランスな状態でしたが、今こそ育てなおし&修正のチャンス♪
自分のほんとうの思いをかみしめつつ、時に右に左に行き過ぎては冷や汗をかきながら、適度な自己表現というベストバランスを探り続ける毎日です。
からだの感覚を通して思いを語りかけてくるちっちゃな私を 丸ごと受け止めて、ね (*^^*)