Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

種をまかなきゃ、実はならん

2006-03-15 | 野菜作りと田舎の食
昨日とはうってかわって快晴。そろそろ畑を…と気持ちばかりがあせる。はっきり言って元都会人の畑いじりなんぞ軟弱なもので、天気とやる気に大いに左右される。地元の人から言わせれば「今頃そんなことしてるんかい!?」ということだらけなんである。でもまあ、またまた、やるだけえらい!と自分を褒めておくことにする。(笑)

で、今年の種まき第一号はこちら。「スナックえんどう様」である。ゆがいて塩まぶして食べるとうまいのだ。ものすごっ、うまいのだ。ビールなんぞ、ぐびぐびいってしまうのである。(食べ物の話になると、どうも椎名誠風になってしまうな、いかんいかん)実はこの「スナックえんどう」なるもの、田舎暮らしをして初めて知った。大阪のスーパーに売っていたのだろうか。とにかく、このあたりでこれを育てている人は多い。たぶんあまり難しくないからだろう。

私も去年やってみて結構収穫できた。これの何がスゴイかというと、皮ごと食べられるからずぼらなアナタにぴったり、しかもその皮が肉厚で甘くてウマい。好きな人はマヨネーズつけて食べるみたいだが、私はマヨネーズが嫌いなので塩一辺倒。でも、毎日食べても飽きない。子供も大好きだ。皿いっぱいのスナックえんどうをぺろりと食べる。おやつみたいなもんだ。

実は今日頼まれた仕事を明日に仕上げる、といった仕事を長年してきた私にとって、種を蒔いて野菜を育てるなんぞ、正直最初は乗り気がしなかった。そのあまりのスローさにだ。今やったことは、今目の前で結果が欲しい。そうでないと、今やっていることに対してやる気があがらない。大阪人で「いらち」だからよけいにそうなのだ。だから、田舎暮らしを始めてもずっと畑はやってこなかった。

田舎に越して7年目にとうとういい土地を見つけ、自宅を建てた。スペースもあるし、まあやってみるかとなんとなく始めた野菜作り。あれから4年たった今でもものすごハマっているわけでもない。(笑)準備は遅いし、草はぼうぼうにするし、肥料をまめにやることもない。じゃあ、なんでやってるのかというと、「生活に変化を与えるため」なのかな。あと、子供に農薬のかかってないものを食べさせられるから。とりあえず種はまかなきゃ、実はならない。ぐ~たら野菜作りの季節が始まりました。