★★★★ 2017年/フランス 監督/アニエス・バルダ・JR
めちゃくちゃ良かった。田舎町を旅し、現地の人々を撮影して様々な場所に貼り付けていく。その芸術活動が市井の人々に自身の誇りを自覚させる。アートってすばらしい。それにしても、スタジオ付き移動カメラトラックすごい!これ発明!出力までできちゃうんだから。そりゃこんなの自分の街に来たらウキウキしちゃうよねえ。
年の離れたアーティストの友情物語のように帰結するんだけども、そのラストの展開を招いたのは、「あの」ゴダールの行動。このエンディングを予測してのあれかと思うと、若干腹が立つ。なんなんだよ、ゴダール。