うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

空梅雨の時節も終わる、わがガーデンの状況です。

2017年07月13日 07時02分20秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 もうすぐ空梅雨の時節も終わる頃合い、現在のわがガーデンの状況です。一切のコメントやキャプションなしで掲載する。ありきたりですが、どうぞご覧あれ
              
              
              
              
              
              
              
              
              
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ポポーを食べる。

2016年10月23日 06時10分29秒 | 個人の庭・エクステリア
ポポー、秋の果物の紹介です。
表面が汚れているようなわが家の百目柿(熟した味は美味、わたし同様に中身がいい?)、岩手の故郷から持ってきた林檎(千秋)、大実ナツメと、それに緑色の果実のポポーです。
ポポーは見かけは熱帯果樹を想像させるが、意外なことに高緯度地方である北米の五大湖周辺の原産地とされ、原住民にとってバナナのように栄養価の高い総合食品として常食されたそう。和名はアケビガキ!、とは思わず笑ってしまう。庭の播種苗は3年生か。落葉樹で葉は広楕円形で大きく、そしてどうも樹木の特性は高木性で小さな茶系の花を付ける、果実は熟すると自然落下するのでその時に収穫する。傷みやすいので冷蔵庫保存がいい(これが実は、市場に出回らない理由です)。
味は、生食で、パパイヤと柿をミックスした味で食感は柔らかいチーズのようである。輪切りにしてギザギザスプーンですくって食べる。2個でもお腹がいっぱいになる。香りはやや強烈か、フルーツ臭がある。そのままでも充分においしいが、スムージーにも最適か。





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榧(かや)の木

2015年09月08日 05時33分46秒 | 個人の庭・エクステリア
この樹木は かやのき である。先日、わたしは休出業務の合い間に昼飯を食べる場所を探していた。せっかくだからと海辺へ行った。近くに小さな海岸がある、大理石海岸という。明治のころに石灰岩の鉱床が見つかり採掘されたもので、通称からその地名が残ったものらしい。
 行ってみたら、榧(かや)の木 が波打ち際に自生していたもの。植生的に海岸沿いにもあるのか・・・。イチイ科カヤ属か、フム、フム。どうということもないのだけれでも、まじかに見られて、少しよじ登ると採取できた。わたしの樹木好きの性分ゆえである。榧の実はこれから乾燥させて炒って食べることできる。ちょっと、硬いが香ばしい味がする。などと知った風なことを書いているが、昔の子供の時の記憶である。ゆっくりと大木になる。木の実として、あまり店先には出ないような気がする。むしろ、世間的には囲碁とかの碁盤の材料として有名だろうか。
 しばらくは室内でコップ差しで様子をながめる、変な趣向だが。
        
 その場所はご多聞に洩れず売店や民家が津波で流され景観も壊れたままであった。曇り空の下、閑散としていたが、神戸ナンバーのワンボックス車が来ている。車の横腹に石巻の震災救援のステッカーが貼られていた。会釈を交わしたが、どうやら、中年男女の二人連れで散策のようである。    
            

            
              
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さつきつつじの花と菜園

2015年06月23日 05時32分40秒 | 個人の庭・エクステリア
これは造園業の世界でよく使われる低木だ。内地というと変だが、沖縄と北海道を除き緑地や公園に多用されるおなじみのつつじだ。日本の海岸沿い?に原種の自生地があるそうだが、わたしは実見したことがない。だが、これは 「大盃」 という園芸品種、さつきは愛好家のさつき盆栽で数々の品種が知られているがその中の一品種である。これだけが造園業界に大量に流布している。
 この画像では、こちら東北の地のさつきつつじを写す。咲きはじめは花は小さく赤紫色が濃いように見えたが、やっとわたしの記憶のさつきつつじと合致した?!。関東、東京よりも開花は一か月以上遅く感じる。群がる丸花蜂とも写す。
言い遅れたが、場所はわがアパートのベランダガーデンである。菜園や花壇も設けた。ここでは草むしりもするし、水やりも食器洗い後の水で間に合わせて降雨状況をみておこなう。       
          
 わがアパートでの小さな菜園や花壇には、現在、野菜はトマト、茄子、青紫蘇が育つ。この間までスナップエンドウを収穫していた。栽培は急ごしらえで、拾ってきたトロ箱に街路樹のケヤキの落ち葉を集め堆肥にし、ホームセンターで格安で売っていた培養土を利用する。簡単な植え込みには当地で見つけた、ブッドレア(ブラックナイト・ブルーダイヤモンド)、翁草、水仙、食用菊、侘助椿(赤西王母)、赤花雪柳、鯛釣り草、福寿草 があり、鉢ごと土中に埋め込む。       
          
 
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ある庭、あるガーデン

2014年12月04日 04時46分05秒 | 個人の庭・エクステリア
ここでは、ある和風な庭ともつかず洋風ともいえないガーデンを紹介する。無国籍風ともいえるがある意味で、これは現代的な風潮の作品で、割合に完成度が高い。この業界、職種に就きたい向きには参考になるかもしれない。デザインやディテールの処理など。ここでは、説明も控えめにし画像主体で掲載する。

                 

                 
                 
                 
                 
                 
                 

              
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玄関の周りのコンテナガーデン

2014年06月09日 04時48分12秒 | 個人の庭・エクステリア
数日前に梅雨入りし、いきなり、豪雨がつづいた。わが千葉でも連続降雨量が200mmは行ったのかな。そんな中で、不快害虫とされる生き物の花虻、蜂や紋白蝶、それにトカゲにカメムシとなめくじと毛虫や蜘蛛などの虫たちもおおわらわで避難する。うぐいすは鳴き声のみ、家の前の架空線(電線)のツバメたちも身を隠しているようだ。わが室内飼いの猫イヴも、虫や野鳥のウオッチングは最大の関心事で、この雨で、一生懸命にアピールすれど戸外見物に連れ出せない。すでに、イヴにとって朝夕ごとにわたしが抱いての数分の散歩は日課になってしまっていたのだ。

 ふと思いたって、ここでは、玄関周りのコンテナガーデンを写真でご披露する。ここは塀から玄関ポーチまでのアプローチや導線、タイル仕上げの階段へ丸いフラワースタンドに鉢のみの容器で樹木や草花をセッティングしただけである。そして、鉢土は見せず鉢全体や植物の根元は見え隠れであしらう。ナチュラルガーデン風にと言うことで、一見、雑多に見えるがそういうことではない。
 ここの中でフラワーショップから買ったのは、ビオラやパンジーのみでほかはみずから種子や株分けや挿し木で増やしてきたもの。おっと、自然の実生を鉢上げしたのもある。
 メンテナンスは花柄摘みや古葉取り、仕立て、徒長枝切り、それに除草もその都度おこなう。施肥や消毒は最小限にほどこす。むろん、一番に水やりには注意する。その水はわたしの場合は、風呂の残り水の汲み置きや雨水を空き瓶1.5ℓのペットボトルにためて使う。

こういう場合の庭とかガーデニングは、鑑賞季節を一歩先んずるのが娯楽等の商業施設でのセオリーだが、私的な場合はそんなにこだわることもなく、出来るだけ植物の入れ替え可能で、絵画的には、まず全景のトーンを決めてからテーマをしぼって行けばよい。これからの時候は、初夏が来るし、またそれが待ち遠しい情景を人工的につくりだすことだ。ライトグリーンでまとめて軽くてさわやかで、明るい雰囲気を醸し出す。ちなみに、真夏の場合は逆の意趣で涼しく感じるようにデザインするといい。
 今頃の季節はわたしにとって何て言ったってギボウシだ、黄色の斑入りは中小型の「錦ギボウシ」、「カリプソ」、「ジューン」、イエローリーフの「カピタン・黄金」、「エメラルドティアラ」、センター部分の白斑入りは「アルボマルギナータ」、大型の黄覆輪の「アバダバドゥ」である。
 種で育てたもみじの木は赤紫色の「藤波錦」、草本類は羊歯の くさそてつ、草花は多年生の 紫苑、赤花系の蛍袋、チェリー、アメジストセージ。ほかにラフなものでは 泡盛升麻、ガウラ 、斑入り熨斗蘭、こぼれ種で増えた 紫花菜 が背景になっている。


           
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晩秋の日常、花も咲きて・・・・・

2013年11月03日 07時11分18秒 | 個人の庭・エクステリア
今わたしが熱中しているのは、高峰秀子の「わたしの渡世日記」を読むのとプロ野球日本シリーズだ。
 本はわたしにしては珍しくて二度読みになる。小津安二郎の映画‘戸田家の兄妹’を見て読みはじめた。なんだか、女優・高峰秀子は重宝な出演スタッフとして、また分裂した家庭、家族の経済的な大黒柱として十代から二十代をしゃにむに過ごしたようである。この世はなんでもあり、と若くして気付いていたのか。文章の特徴は男性的でポキポキ折れるような短文であり、時には妙な語述や言い回しがかい間見えるが、まるでしょわされた人生の重荷を軽快に疾走しているよう。孤独であっても、何があっても前に進まなくてはという人生。意図しないパトロンやスポンサーの出会いと不思議な交友の数々。ついには、松山善三という生涯の伴侶を見つけられたが、そのことには変な話だが読み進むとほっとする。わたしは、大拍手を送りたい。
 今年のプロ野球は 巨人 よりも、どうしても 楽天 に身びいきになる。わたしが東北出身であるのと、弁慶と義経の故事にもとづいた判官びいきが少しある。そして、不世出の田中将大投手の力投を見定めたい思いだ。

 ここで突然ではあるが、毎年の恒例で、わが家の庭の秋の花をあげる。名前は 上⇒下 左⇒右の順に 野性シクラメン、油点草(ホトトギス)、擬宝珠(ギボウシ)、錦木(ニシキギ)、友禅菊(ユウゼンギク)である。無事に一年ここまで育ってきたもの、どうぞご覧ください。

 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
撮影日時:平成25年10月27日(土曜日)15:00頃
      

      
            
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枇杷の実を収穫する

2013年06月18日 05時38分19秒 | 個人の庭・エクステリア
ここでは、初めて枇杷の実をとりあげて画像をアップする。今年は、このざるで二杯の収穫だ。わが家の枇杷の木はこれで二代目、実生だが、この木は丈夫でおそろしい程生長が早い。種子での発芽も良くて、育ってきてからの実付きも良い。この特性はあらゆる果樹の中でも抜きんでている。

  ≪撮影:平成13年 6月17日午前6時半頃≫
        

        

 先日の柿の摘果作業に続き、この枇杷の実もと考えていたのだがその作業を忘れていた。今年の実は酸味は少ないが糖度が上がっていない気がする。
 わが千葉県は温暖な気候、房州枇杷の産地で、古来から有名だが、この品種は‘茂木’である。こちらでは無造作に放任されてあちこちに生えていて、実がなっても、だれもが収穫しない。こんな光景には土地柄もあるのだろう。
 東北生まれのわたしにとってこのみずみずしく甘い果実は、南国風で風味も良くて好ましい果物だ。
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水仙の花

2013年03月27日 14時39分29秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは大杯スイセンです、やっと咲きました。水仙にもいろいろありますが、結構きれいな花でしょう。園芸品種名については、手ごろなスイセン図鑑がなくて、塚本洋太郎先生監修の園芸百科事典を見てわたし自身が同定しました(Narcissus‘Peacock’)。誤りがありましたら遠慮せずご指摘をお待ちしている。
 昨秋、ある公園予定地に放置されていたこれ一種のみの水仙畑(?)があり、もったいなくて、仕事先や家内の知人ほかの人に配り分けたものです。多分、その数は200球以上でしょうか。ある方は学校花壇へボランティアとして植えつけたり、花好きおばさんだったり、あちこちへそれこそ数10球単位で提供したもの。遅れて、やっと、わが家の道路ぱたでも咲いてくれた。
撮影日時:平成25年3月27日(水曜日)07:00頃
            

         
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白花のブッドレア

2012年10月24日 15時40分28秒 | 個人の庭・エクステリア
暦の上では霜降、そのうちに立冬だ。
 この花は蝶々を呼び寄せることで知られるブッドレア(房藤空木・フサフジウツギ)、円錐花序、珍しい白花の品種です。花びらに鼻腔を接するとかすかに高級なパヒュームの香りがする。通常出回っている濃紫色(品種名:ブラックナイト)とは違う園芸品種 ホワイトプロヒュージョン、どこからか黄花と一緒に頂いた枝を挿し木して、鉢上げ後5,6年にはなるか、やっと花開いた。その辺の野山に見かける日本原産の フジウツギ になんとなく近いイメージだ。

 わたしは、庭には日に何度も出たり入ったりしているくせになかなか気付かない。ある日株分けしたギボウシの様子を眺めていて、雑多な庭の隅にひょいと目をあげたら西陽を受けひかえめに咲く花穂があった。ブッドレアは、今年の秋もたけなわ、そろそろ木枯らし一号が吹いて、小春日和の時節、楚々として清らかに咲いている。
       
         
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柿の紅葉と果実の話をしたい

2012年10月17日 00時54分34秒 | 個人の庭・エクステリア

 ここでは、柿の話をしたい。わたしは、今までなんどもブログで掲載してきたわが家の 甘百目柿 は今年は不作のようだ。今年は40個いくかどうか分からない。昨年は173個だったか、晩秋には思い切って上部の枝を芯止めし全体的に枝抜きをした。要するに樹形をコンパクトにしたせいなのか。根元周りにグリーンパイルもここ数年は打ち込んでいない。
 ただ、今年は遅くまで暖かったせいで紅葉はずれこみ葉はいまだ青々としていて、例年より果実も熟すのが遅れている。ということは、光合成生産量が増えて樹木自体は平年よりも養分をたくわえていることになりそうだ。このことは、栽培経験上感じて言うのだが。 
 ところで、食べる柿の話ではなくて、過去にガーデンデザイン的にきれいな葉の紅葉や果実の形状にこだわって調べたことがある。柿紅葉(カキモミジ)という観賞の面からも含めてだが。それからすると、品種的には 太秋 蜂屋 いさはや がいいなあと思い描いていたものである。

 次に、先日行った東金緑花木センターの柿の話。
 わたしには、柿はただ単に、赤い紅葉と果実の赤みを一緒につけているのが樹木が情景的に面白くて写真を撮ってみた。ということで、これは 西村早生(甘) という品種である。
     

     
 筆柿 は基本的には渋もあるが甘柿が多かった気がする。わが田舎では 妙丹 という渋い品種が多かった。干し柿として皮をむき、もっぱら軒先へ吊るしたものである。後方は次郎柿である。
 右側の 豆柿 は小粒な実で鈴なりになる。中国品種ではなくて日本古来のようでわたし個人は故郷を思い出す懐かしい柿だ。元々渋くて、柿の葉が落ち霜が降りる時期にしわがより果実は暗い赤から焦茶色になった頃合いが熟してきた証しで落下する。地面も凍り寒さに震え、凍てつく時節に食べる素朴な甘さは格別だった。
 ちなみに、以前は望郷にかられて(!)、入手したくて探したものだが、この接ぎ木苗で値札は3,000円とつけられていた。
      
             
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我が家の初秋の花々

2012年09月24日 06時06分30秒 | 個人の庭・エクステリア
秋のお彼岸も荒天のうちに過ぎた。やがて、紅葉になり稔りの秋がつづく。 
 ここで、我が家の初秋の花々を取り上げてみたい。ギボウシをのぞき、我が家の庭にはかれこれ80種ぐらいの草花や樹木があるだろうか。植栽密度は高い。おかげで、今も求愛し交尾を迎えた虫たちの音声もかまびすしい。この内容はわたしの性格を反映し(?)、変った株のも入っていて露地植えではなくてポリ鉢が多いのだ。そのなかに茗荷やにら、タラの芽、レモン、金柑が混じっている。庭は物干し台の用途以外は小道にしか地べたはないほどで雑多、乱脈としている。
 これからは、秋も深まり、遅れているらしい金木犀、紫苑、友禅菊、鞍馬菊、菊、ツワブキの花や柿、モミジ、ドウダンツツジ、ニシキギ、ロウバイ、イチョウ、ナツヅタの紅葉、風知草の草紅葉などの時候を迎えていく。そして、3種の椿が咲く。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

撮影日時:平成24年9月21日(金曜日)14:00頃

品種名は左→右の配列です。どうぞ、気ままな能書きとともにご覧ください。

 京風車草; 地元の緑化センターから購入の新来の草花、小花の色が変わっている。ネーミングほかの詳細は不明。
 花虎の尾; 角虎の尾。きれいな淡い桃色の総状の花を着ける。昔、ある家屋解体現場から色変わりの蛍袋とともに採取してきた。とても繁殖力が強くてわが家では持て余し気味。
 青(白)花藤袴; あの藤袴とは似ても似つかない。この恐るべき繁殖力、分けつしてどんどん増えていく。
           

 バーベナ・ボナリエンシス; 日本名は不詳。ライン(線)状のユニークな草姿、緑色の太い針金状の角ばった茎にボソボソとピンクの花(頭状花序)を着ける。挿し木もOKか。丈夫なようだが、時々植栽地が行方不明になる!  
 藤袴; おとなしく淡い紅紫の花をつけ、いつの間にか気付くという草姿は趣きのある存在感、古来から花鳥風月の世界、詩歌に謳われるのも諒とせざるをえない。
 百日紅; 実はこれはわが家ではいつの間にか実生で育った株、高さ1.2m 幅10m はある。鉢上げして既に7年ちかくになるか。新居を購入したときに植わっていたが樹齢は30年近くの親株は、鮮やかな赤紫色の花をたわわに着ける。観賞価値あり。品種名の特定に調査、思案中である? 
           

 斑入りやぶらん; 今ではやぶらんと言えばこれ、あちこちの緑地や花壇で植栽されている。青葉の原種より強健な園芸種。
 斑入りのしらん; Ophiopogon jaburan ‘Vittatus’ 常緑性多年草。秋にシルバーの花穂を着ける。これはめったに市場に出回らず、冬でも枯れず一年中この草姿を維持していて、都市緑地に最適の草花。わたしの推奨するグラウンドカバープランツだ。
 のしらん; 青葉の原種。
           
       
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アマリリスと初夏のガーデニング

2012年06月03日 05時19分16秒 | 個人の庭・エクステリア
今、わが家ではアマリリスが咲いていて、わたし自身もアマリリスを初めて育てたものだから不思議にふわふわした楽しい気分がする。厚ぼったい花弁と派手な色合い、個性的でありながら個性的でないような・・・。ヒガンバナ科の南アフリカ原産かと、妙に素早く得心がいく。
 この春に仕事先の団地入口改修工事にあたり、その現場の地面に剥きだしで放置されていたのを見てかわいそうに思った。それではと、玉ねぎよりも大きくてソフトボール大の球根を拾ってきて鉢植えしてみたもので、案外、うまく咲いてくれた。この花には家内も喜んでいる。
 そこで、どっかで聴いたアマリリスの歌を思い出した。シンプルな旋律で、木琴などの鍵盤楽器でよく演奏されるアレである。 
 
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「アマリリス」
岩佐東一郎作詞・ギース作曲

みんなで聞こう
楽しい オルゴールを
ラリラリラリラ
しらべは アマリリス

月の光
花園を あおく照らして
ああ 夢を見てる
花々の眠りよ

フランスみやげ
やさしい その音色(ねいろ)よ
ラリラリラリラ
しらべは アマリリス
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 アマリリスのほかにも、初夏のガーデニングとして、玄関やアプローチ周りのその光景を画像でアップしてみる。
  ≪撮影:平成12年 6月 2日午後2時頃≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
               

               
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キンランの花が咲く

2012年05月08日 04時30分18秒 | 個人の庭・エクステリア

 今、わが家では キンラン の花が咲いている。これは、一年前にたまたま入手したものですが、環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種Ⅱ類とされ、人為的な栽培は難しいとされる。植生的には木漏れ陽のとどく林床の自然環境下におかれていて、外性菌根と共生する多年生植物のようで、いずれ衰弱して消滅するかもしれない。今年はたしかに芽数は増えていない。鉢植えにして自生地の生育環境に似せたつもりではあるが、なんだか、わたし自身の栽培テクニックをためされるようで、面映ゆい心境である。ここでは、とりあえず、画像だけを披露することにしよう。
  ≪撮影:平成12年 5月 6日午前11時頃≫
          

          

 コメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。その際は、社会マナー上、最低限、必要な氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は守ることを確約します。
             
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椿4種の花

2012年04月11日 05時14分36秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 今年のお正月につづいて、手持ちの椿4種の花をアップする。いずれの椿も、ちいさくとも花が咲き、鉢植えで鑑賞できるので具合がいい。しかし、同じ椿でも特性が多種多様で品種数が多くて、同じ時期に咲きそろうことはない。椿の品種は千種と言われていたかな?
 この中で、一番上の左側の蕾の椿はわたしの実生である。旧蝋、新潟県内の北方博物館で採取したユキツバキ(雪椿)系とおもわれる1本である。推定品種では“衣雲(キヌグモ)”が近い。

 図鑑の解説では日本海沿いはヤブツバキ(藪椿)系と、ユキツバキ(雪椿)系は積雪地帯の山岳部に自生するとされていて、その選抜によるユキツバキ系の品種数は160種以上あるそうである。なかなか、奥深い。これから先は、わたしにとって、品種名の同定までは力不足である。
 左右上下の順序で掲載する。ほか3種は、茶花で言うところの侘助椿、侘介椿(ワビスケツバキ)である。

 紺侘助:花---春(2月~4月)。極小。やや赤みのある黒紅。五弁、一重、猪口(チョク)咲き。筒蕊。弁脈明白、花糸は紅。
     葉---長楕円、小、鋭尖頭鋭脚、先端反曲、葉脈明白、濃緑。 
     樹形樹勢---立性、並、伸長悪し。
     産地---愛知県、尾張地方に古木が多いと言われる。 
     備考---子房は無毛。葯の退化も見られない。着蕾多い。ヤブツバキ系品種。

 卜伴:花---春(3月~4月)。濃紅色の一重、唐子(カラコ)咲き、小輪。個体差あり。
     葉---長楕円、中型、葉脈顕著。 
     樹形樹勢---立性、弱。
     産地---関東。 
     備考---‘早く江戸期から知られた古典品種。関西地方では、本種を月光(ガッコウ)という。

覆輪侘助:花---冬~春(11月~3月)。中大。微香。淡桃地に白覆輪ぼかしが入る。一重、ラッパ咲き。筒蕊。
     葉---長楕円、中、平坦、鋭尖頭鋭脚、葉肉厚い。 
     樹形樹勢---立性、強、枝打ち後は樹形が粗くなる。
     産地---愛知県。 
     備考---‘初雁’の枝変わり。1960年に佐藤稔が命名、発表。‘初雁’からは桃花(桃色昭和侘助)も出る。

【参考図鑑】
    ・[日本の椿花]平成元年2月10日初版発行
   --著者;横山三郎/桐野秋豊 --発行者;㈱淡光社
         

               
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