うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

年末の庭いじり--コンテナガーデン

2007年12月28日 09時25分16秒 | わたしの日常です。
12月24日。きょうは休みの日。まあまあの天気。
 10時半過ぎ、電話で確認後、床屋へ行く。わたしの頭は蓬髪にちかく、無精を言い訳にしてうつむき口ごもりながらチェアに坐る。
 良かった、待たないでやってもらう。何がいやだと言って、わたしにとって時間待ちほどいやなものはない。サラリーマン時代には、昼食時にみんなで外食する際にあれこれ食事を決めるのもかったるい。順番で待つのがいやでたまらなく、自宅から弁当を持ってきたものだ。しょうがない、さすがにわたしが辛抱するのは病院の診察ぐらいだ。
 そのあと、DIY店へ行き、お気に入りのプラ鉢4号と6号を2つづつ購入、ほかのコーナーをよそ見して神宮館の暦と、498円の映画、ジョン・フォード監督のアカデミー賞受賞作「真珠湾攻撃」の格安DVDを買う。
 それからは、冬の玄関に添えて飾る草花を見て回り、地元の農産物市場、ホームセンターをはしごするが、なかなかこれはというのがない。今年もパンジー、ビオラではなあ、可憐な桜草も一鉢200円もする、これは組み合わせるのには5鉢以上は必要だ。プリムラ・ポリアンサもいいが。
 またの機会に探すか。

 春夏秋冬、わが家では寄植えばかりではないが、コンテナ(容器)ガーデンで門、玄関まわりをしつらえてきた。ここの建売住宅では公道からのアプローチが短くてすぐ玄関の階段になるので立体花壇にする方がスマートである。わたしは季節ごとに裏庭から育成、栽培中の草花を出し入れする。一年のうちで一番この場を占めるのはギボウシである。その頃には他人が見たら怪訝なほどに、一面、わたしの趣味でホスタガーデンと化する。
 今はコニファー2、やっと今年4個の蕾を持った椿(昔、新潟の北方文化博物館で実を拾い自宅で播き発芽させた曰くのある雪椿である)1、赤い実のついた姫りんご1、黒っぽい緑の葉脈がある白い葉のリボングラス2、秋が深まるごとに緑が濃くなり、桜の開花時期にブルーの爽やかな花が咲く花にら1、鉄のフレームに乗っかったデュランタの丸鉢1、ボウル鉢にはこの間までは鮮黄色の花が咲いていた石蕗花(つわぶき・3株を寄植え)、斑入りと普通種の熨斗欄を寄せた化粧鉢、ライトグリーンの葉が平たくびっしりのセダム(黄金丸葉万年草)に釉薬ののっている8号鉢、小さく細長いボックス状のプランターにはムスカリが縦に針状に緑葉をびっしり伸ばしている。
 今の時期の花壇のデザインコンセプト(!)は冬の寒さに耐えて春を待ち望む早春の草花である。花の色は、黄系統のかたまりの中で少し桃色の花が混じっていたり、さざなみのような白い花々があるといい。次の季節に花壇はパステルカラーの配色をアレンジしていくといいだろう。ちなみに、仕事では36色のクレパスで用紙に色塗りをしてプランをつくっていた。わたしにとって、花壇計画はひそかな楽しみである。

 いつの頃からか、植物好きが嵩じて花好きのおばさんのように色々な葉色の草花、地被と咲き変わる花の色を合わせて眺めるのが好きになった。以前に、「花とおじさん」という女性歌手の歌が流行っていたのだが、当時といまでもその軽快で華やかさも哀しみも感じさせるメロディが好きである。
 その作業を見かけると、家の前の通りすがりの人はどうも怪しんでいるに違いない。その作業に熱中していればいいのだが、たまさか視線を感じて、われに返ると少し硬直した気分になる。しかし、わたしはおじさん、無表情と図々しさが分相応と思ったりする。何しろ変なおじさんだから。
 願わくば、ささやかにでも、そこで花談議でもできるようになればいいのだけれど。
        
コメント
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