うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

自由気ままな読書

2020年11月21日 05時35分55秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
またまた、読書に熱中することがつづく。中国の毛沢東時代の大躍進、文化大革命の記録や韓国の奇妙奇天烈な民族と歴史など、アメリカの第二次世界大戦中の記録、そして老人を扱った文学物である。入手はカード決済のAmazonだが、その便利さにひかれて結構な出費が重なる。3か月で14冊、〆て¥17,216.である。まあ書棚から引っ張り出しての再読、三読もあるが、今までも常に月に5、6冊は読んでいるのだろうか。 
 老人物はのぞくとして読んだ内容は以下のごとくである。

 毛沢東のものとしては、
 『文化大革命』上下 フランク・ディケーター著 今西康子訳・人文書院 各¥3,300.
 『毛沢東の大飢饉』フランク・ディケーター著 中川治子訳・草思社文庫 ¥1,760.
 『毛沢東五つの戦争』鳥居民著・草思社文庫 ¥1,045.
 中国は大躍進政策により、餓死者が4,000万人、文化大革命で暴力による死者が300万人とされている。わたしはどうしてこんなにもの人が?と思っていた。当時、日本内外の情勢は朝鮮動乱以後、中国共産党は国民党軍に勝ち、中華人民共和国を建立宣言、日本は高度成長期に入りアメリカによるベトナム戦争、60年安保、 70年安保を経ている。20代前半、わたしの生活はバイト先の新聞販売店で働き「人民中国」を購読し紅衛兵の赤い毛語録を持ち日常的に菜っ葉服を身に着けて気取っていた。大学浪人してから、再入学した大学へはたまに顔を出す。店の宿舎は古ぼけた賄い付きの穴蔵のようなところ、通称ハコ部屋で室内は立てなくて屈んで動く、しかも前面道路の交通騒音がうるさい。そこは、色々な若い勤労学生が出たり入ったりしていた。世情はミニスカート、テニスルック、ボウリングブームに涌いていた。
 今回で大分当時の中国の情勢が読めてきた。だが内容は、こんなことが起きていたなんて、なんておどろおどろしいことだろう。

 韓国本は、
 『反日への最後通告』池萬元著・ハート出版 ¥1,980.
 今まで韓国内外で大騒ぎになりベストセラーになった昨秋出版の李栄薫編著の『反日種族主義』を読み、その反対意見に答える形式の『反日種族主義との闘争』が今年発売した。
 ほかにも櫻井よしこ/呉善花の『赤い韓国』、呉善花の『攘夷の韓国 開国の日本』、崔基〇の『韓国 堕落の2000年史』、久保田るり子の『反日種族主義と日本人』、高山正之の『韓国への絶縁状』、古くはイザベラ・バードの『朝鮮紀行』を読んできた。 
 以前にも韓国情勢はこのブログにアップしたことがあるが、20191202の記事「『反日種族主義』ということ」https://blog.goo.ne.jp/uzanehakase/d/20191202をご覧になっていただきたい。

 アメリカの第二次世界大戦中の記録は、
『誰が第二次世界大戦を起こしたか-フーバー大統領「裏切られた自由」を読み解く』渡辺惣樹著・草思社 ¥1,870.であるが、これは面白い。実はこの本は『裏切られた自由』上下 ハーバートフーバー元大統領著 渡辺惣樹訳・草思社 ¥9,680.の解説や分析した著作である。『裏切られた自由』自体を読みたくていたが大部で値段も高いので二の足を踏む思いでいたもの。ほかにも『昭和天皇実録』東京書籍 全19巻×¥2,079.があるが、何とか近いうちに頼むつもりである。フーバー元大統領の記録は入手し読んだらこのブログに感じたことを載せる予定。


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