うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシの梱包、発送状況

2023年12月13日 05時38分16秒 | ギボウシなど出荷時の根株調整・梱包・発送について
師走も中旬、昨日は久方ぶりに冷たい降雨だ。千葉の当地では既に初霜があり、初氷はまだだ。これからいつ初雪が見られてもおかしくない。昼の日も短くなっている。わたし個人は、この季節の鬱陶しい気候や時候は本当に嫌なものだ。今年、12月22日の冬至が待たれる。

 さてここでは、最近の注文を受けたギボウシの梱包、発送状況をアップしてみたい。なお、可能な範囲で実際のギボウシ発送連絡のメール文を記します。これは福岡県在住の方宛てです。
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Y様
 毎度お世話になっております。ギボウシ発送の件。
ご入金は確認致しました。多忙な年末にあたり、早速、ヤマト宅急便による発送を 12/11 14:00にしたので、12/13日に到着になります。梱包は荷動きしないようにきつめに再生品によって行っております。到着後は速やかに丁寧に上部から解体する要領で開梱願います。なお、「栽培メモ」を同封してあります。
・これから厳冬に向かい、ギボウシは土壌が凍結時には植え替え作業を控えめに、また天候の不降雨が続く場合は土壌が乾燥気味になりますので適宜に灌水をおこなってください。そして、植物生理の観点からも必ず野外の寒さに当てて冬越しさせてください(そうしない場合、以後の成長が虚弱になる恐れがある)。
 なお、私は毎朝、メールチェックをしておりますので、何かございましたらご利用のほどをお願いします。
以上
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 梱包作業はスーパーなどの段ボール箱を再生、利用している。まず箱の底に段ボール板をクッション代わりに入れビニールを敷き込む。次に荷姿9cm~12cm ポットのギボウシ苗計6ポットを並べ、すき間に新聞紙をくちゃくちゃにして詰め込みポットどうしが荷動きしないように封入する。黒いビニールポット内には底部に発泡スチロール破片を置きその上に市販の培養土を充填し水締めをおこなう。通常、水揚げを確認するなどの所要期間は手元で2日から一週間とする。念のために言うと、この時期はギボウシの地上部は枯れている。既存の育成鉢から茎葉、根株整理や出荷苗への鉢上げのこの作業をわたしは調整作業としている。なお、事前に各 ポットへは品種名を記した名札を差し込む。
          
 次に《栽培メモ》として希望者に提供する目的で、ギボウシの品種ごとの特性を英文サイト資料他からの蒐集したものと、わたしの栽培経験に基づく知識をまとめた紙資料を加える。さらにこの上に底から敷いたビニールを巻き込みかぶせる、これは発送事故による水分や鉢土の漏れを防止するためである。なお、春や夏場ではギボウシの蒸れを防ぐために上に新聞紙を載せたり、側面に開口部を設ける。
 以上で段ボール箱の蓋をしガムテープで頑丈に固定して梱包は完了する。
          
 これは宅配便集配センターでの発送時の最終的な荷姿です。ここでは絶対に確認しなければならないことは、上下、転倒禁止の天地無用のシールを貼ること。重量的には植物の場合はほとんど土の重さになるが、オーバーすることはない。またこの時点でお客様への到着予定を確認することになる。

 ◎ギボウシの品種の単価一覧表や、入手方法は、R5/10/19付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 また、食用ギボウシで知られる(生け花の切り葉にも適している) “天竜” のロット販売を受け付けます。また、業務上の取り扱いもOK、その際のオーダーは5株単位でお願いします。

◎それ以外の植物(樹木・草花・地被)はこちらへ。入手方法は、R5/11/29付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)

※その他のご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)  
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