うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ホームセンターでのギボウシ

2024年05月12日 18時51分24秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
連休明けのある日、ホームセンターでのギボウシを見に行ってきた。ここは巨大なニュータウンにあり近場ではかなり大きい店舗である。今回、わたし自身は目ぼしい品種はなく購入せず仕舞いだ。例年、この春先の時期は一年の内で一番園芸植物が出回る時期だ。だが、少し時期がずれるとギボウシもさすがに売れ残りがあったり展示台はまばらである。よく見ると、ギボウシ苗として中小型品種の10品種程度か、品種は難しくない。品揃えは、原種や希少品種はなくて、ごく一般的な販売価格帯は¥400.から¥600.の2クラスのみである。この場合、当然の話になるが成株となるギボウシの草姿の将来形、葉色の変化や開花・花色を見て選べないことになる。さらに言えば、露地植えの配植プランでは、他の植物の花壇に植え込むには品種ごとの特性や繫殖形態を知らないことになる。
 そして、あのギボウシの代表、代名詞とされる『寒河江』さえおいていない。『タマノカンザシ』などもない。敬遠されているのか大型品種はない。地域ごとの国内の花卉や草花栽培業者やホームセンターの園芸仕入れ担当者にもよることだろう。また、加えて残念なことに、世は山野草店も廃業傾向にあるのだ。
 どうやら、一般的にはマンションやアパート住まいの多い都心ではなく、ニュータウンなどの庭付き戸建て住宅が集まっているロケーションの方が品揃え、集客状況が良さそうだ。
 総じて、わたしのようなギボウシ好きにとって、ここ数年は品種群に見劣りがする、寂しい限りである。
          
          
 わたしたちは250数種にわたるギボウシの品種をストックしています。その品種ごとの単価一覧表や、入手方法は、R6/5/6付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 また、これからはギボウシの育成状況を鑑賞するの良い季節ですので、実地でご覧になりたい方は事前にメールでご連絡願います。
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)
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